APEC“歓迎”デモに4000人…絶叫響く「尖閣の英雄守れ」

チベットの屠殺鬼が再び入国。APEC開催地の横浜では計4,000人が中共非難のデモに参加した。それを国内メディアは反APECと捏造。実際に高く響いたのは「尖閣の英雄を守れ」の掛け声だった。
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「今、チベットで一歩でも退いたとしたら、我々は民族の罪人となってしまい、第二の秦檜(しんかい:南宋の宰相)や汪兆銘になってしまう」

1989年3月7日夜、緊急会議で胡錦濤は、そう語った。中共初となる戒厳令布告直前の発言だ。翌日、ヘルメットに軍服姿の胡錦濤が指揮を執り、ラサ大虐殺が始まった…

この胡錦濤の発言は、中共指導者が植民地問題で一切妥協できないことを示している。中共が自国領と強弁する尖閣諸島も同じで、連中は一歩たりとも譲らない。妥協姿勢は政治生命の終わりに直結するのだ。
▼満面笑顔の支持率急落男と屠殺鬼(ロイター)
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チベット人、そして各国のチベット支援者は、89年のラサ大虐殺を実行し、2年前のチベット大虐殺を推し進めた胡錦濤の大罪を決して忘れない。宿敵である。

一昨年5月以来、2年半ぶりにチベットの屠殺鬼が、我が国に薄汚い足を踏み入れた。APECに便乗した入国だが、それに合わせ、11月13日、横浜市内でフリー・チベットを叫ぶデモが開催された。
▼集会で挨拶する若麻績敬史師
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デモ行進に先立つ集会では、野口健さんらの応援コメントが読み上げられた他、善光寺の若麻績敬史師が挨拶。若麻績師はシナ棒回し辞退の英断以来、チベット問題で獅子奮迅の大活躍を続けている。

行進コースは桜木町の山の手にある小さな公園から横浜スタジアムまでの約2.5キロ。コース内には伊勢佐木モールも含まれていた。かつて東南アジア系が目立ったこのエリアは今、シナ人に圧倒されている。
▼京急・日ノ出町駅付近を進む隊列
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デモ隊列がモールを進んだ際、乱立した雪山獅子旗に目を細めるシナ人女性の姿も目撃した。不逞シナ人による襲撃リスクもあったが、効果的なコースだ。このデモには約150人が参加、滞りなく終了した。

【短期間の告知で3,500人を突破した】

フリー・チベットデモが終わったのは午後1時過ぎだった。すでに反町公園では、実質的に第4弾となる尖閣死守デモを前にした集会が始まっている。同じようにハシゴする人達と共に、急いで駆け付けた。

出発地点の反町公園に着いて、驚いた。圧倒的な人数である。10月以来、桁違いのデモ&集会になってきている。大群衆を前にした三輪和雄さんの演説も迫力満点。ド胆を抜かれた感じだ。
▼大勢の参加者で演台が見えない状態
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集会の開始時点で2,000人を超え、デモ行進の際には3,500人以上に膨れ上がったという。今回は告知期間が短く、都心の開催ではなかったが、勢いは止まらない。尖閣問題は国民の大テーマなのだ。
▼演説する殿岡昭郎さん(撮影:花うさぎ様)
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最早、参加者が一般人の老若男女である事実を繰り返して解説する必要はないだろう。各メディア注目のベビーカー隊には、今回もカメラマンが殺到。不動の人気を獲得している。
▼出発を待つベビーカー隊の皆さん
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今回のデモ・集会は、「中国民族問題研究会」の殿岡昭郎代表と「頑張れ日本」のタッグで開催。屠殺鬼の入国を機に、中共の侵略・人権弾圧を問い掛けたものだった。

お馴染みとなった青天牙月旗や南モンゴル国旗も目立ったが、今回は大勢のベトナム人も加わっていた。東シナ海と同時に中共の南シナ海侵攻に直面しているのがベトナムだ。画期的な展開である。
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「隣国への侵略行為をやめろ」

「黄砂群島及び長砂群島はベトナムの領土だ」

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報道で使用される「西沙諸島」「南沙群島」とは中共側の呼称で、ベトナムは別の呼称を用いている。その為に過去のエントリでは「パラセル、スプラトリー」といった中立的な呼称を使った。

共産党独裁のベトナムではデモが禁止され、市民は自由な主張が出来ない。その中、ベトナム難民が我が国で巨大な横断幕を掲げて行進したことは大きな意義を持つ。
▼日越英3カ国語の横断幕(花うさぎ様)
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19世紀から我が国はアジアの盟主であり、昔も今も「防共の盾」なのだ。中共が覇権主義を強める今こそ、最前線に立たなければならない。改めて責任の重さを痛感した。

【「APEC反対」という真逆の捏造報道】

3,500規模のデモ隊列が進むコースは全長3キロに及んだ。当初の告知と違って、横浜駅西口前を抜けたのは意外だった。大勢の買い物客で賑わうエリアで効果抜群だ。
▼横浜駅前を目指すデモ隊列
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前回の銀座デモに続き、その模様を日本メディアも伝えたが、時事通信が当日配信した記事は酷かった。明らかな事実の捏造である。問題の記事タイトルは、こうだった。

「竹馬や仮装で『APEC反対』=4,000人がデモ、集会-横浜」

APEC開催に反対し、粉砕を絶叫していたのは、労働者・極左集団の赤色デモ隊だった。当日は9つのデモ行進があったが、フリー・チベットデモも事前の集会でAPEC反対ではない趣旨を明言していた。
▼第3悌団の長い隊列
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翌日、横浜駅前で開かれた「頑張れ日本」の街頭演説でも小林正元議員が時事通信の報道を批判。APEC反対など唱えていなかったことを訴えた。また13日に在特会が掲げた横断幕は、ズバリの表現だ。

「APEC歓迎。シナ中共は参加資格なし」



APECに便乗する胡錦濤が主な糾弾対象だったのだ。警察発表4,000人の中で極左は少数に過ぎなかったが、時事通信は中共非難の圧倒的な声を隠した。悪質な印象操作である。

神奈川新聞も「反対など4,000人」と報道。ウェブ版に掲載した写真・動画は、労働者のデモのみだった。左翼新聞社の歪曲手法がよく分かる典型的な偏向報道。実際は“APEC歓迎”に4,000人だ。
▼在日参政権には断固反対です
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一方でAP通信が13日に配信した英文記事は素晴しかった。尖閣死守第4弾デモを取り上げて「約4,000人が参加」と報道。主催者側のコメントも紹介している。

「私たちは、自らの領土をチャイナから守ろうと集まったのです。これらの島々は、私たち領土なのです」

次いで、家族と一緒に参加した19歳の大学生クロダ・サヨさんは、こう訴える。

「日本にとってチャイナは脅威だと感じます。でも、日本とチャイナは話し合う必要があるとも思います」
▼海外メディア注目の晴れ着ガール(AP通信)
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AP通信は、圧倒的な数の日の丸以外にも様々な国旗があったことを見逃さない。

「また抗議者たちは、チベット・東トルクメニスタン・南モンゴルの旗を振って『チャイナの帝国主義打倒』を叫んだ」
▼アジア各国の国旗が集まる第1悌団
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我が国の既存メディアならば、現場の記者が送稿しても、没にされるか、“NG表現”として訂正されるセンテンスだ。そして、このAP通信の記事は、周囲の反応も取り上げていた。

「横浜最大の鉄道駅を行くデモ隊に対し、何人もの買い物客が拍手を送っていた」
▼横浜・高島屋横を進むデモ隊列
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時事通信や神奈川新聞の捏造・歪曲とは対照的で、臨場感に溢れている。14日の街頭演説でもAP通信の記者が取材をしていたが、絶賛してやまない。ただ、デモ隊を励ます温かい声援だけではなかった…

【ホーンをかき鳴らす悪質な妨害】

出発地点を出て間もなく、東横線の鉄橋を越えた附近だった。1台の自家用車が激しくホーンを鳴らしていた。交通規制とデモが重なって起きた渋滞にイライラしているのかと思ったが、違った。

この時、俯瞰写真を撮影する為に、歩道橋の上で暫くカメラを構えていたことから、状況が判明した。その車は延々とホーンを鳴らし続けていたのだ。悪意が感じられる激しさだった。
▼車線からハミ出そうなのが妨害車両
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確認する限り、時間にして数分間はあった。しかし、隊列はゆっくりと前進していた為、気付いたデモ参加者は少なかっただろう。警備の警察官も同じだ。定点で観測していなければ悪質さが判らない。

参加者が撮影し、YouTubeに投稿した映像にも、喧しいホーンの音が入っていた。以下の映像の3分20秒くらいからだ。この映像で、問題の車は徐行中にもホーンを鳴らしていたことが確認できた。



東横線鉄橋の手前から鳴らし続けている。イライラなどではなく、明らかな妨害行為。歩道橋の上から怒鳴り付けたが、妨害車両の窓は閉ざされ、ホーン攻撃は止まらなかった。反応する警察官も皆無だ。

タイヤを蹴り上げても良かったが、そこは冷静に近付いてナンバーと運転者の顔を撮影。ヤンキー風の若者ではなく、白髪アンド銀縁眼鏡の初老の男だった。ありがちな老害サヨクなのではないか?
▼妨害車両のドライバー
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この直後、通過する広報車両の前に飛び出して走り去ったが、急発進の瞬間を目撃していた警察官はいなかった。抜け目だらけである。同じ日の在特会のデモでは、反日左翼らしき人物が妨害を行った。



桜井会長が毅然と対応し、警備担当の警官隊に説教する一幕もあった。テロ警備の為に全国から集まりながら、こうした妨害行為には対処できていない。

一方、フリー・チベットのデモ行進でも、ヒヤリとする瞬間があった。不逞シナ人が闊歩する伊勢佐木モールで、急に若い男が隊列に飛び込んできたのだ。
▼イセザキ・モールを行くフリチベの隊列
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隊列を抜けて向こう側に行っただけだったのだが、この時、近くにいた若い警察官は、間髪を入れずに男を追って動いた。優秀な警察官がいたことも記憶に留めておきたい。

【5管本部前で英雄支援デモの急展開】

10月以降、都内で行われた尖閣死守デモは、中共大使館に近い六本木を除き、半ば“野放し状態”だった。しかし、今回はAPEC開催中とあって、会場から離れているにも関わらず、警備陣は多かった。
▼ゴール地点に近付く日の丸デモ隊
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2メートル間隔で警察官が並び、撮影の為に隊列を離れて歩道に入ると度々注意された。警備陣の多さにストレスも感じたが、甘かった。極左デモへの対処とは比べ物にならない。
▼極左団体のデモ行進11月13日(AP通信)
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博物館から持ってきたような横断幕を掲げた連中。隊列の脇に控えるのはプロテクター完全装備の機動隊員だ。しかも左右に2列、計4列が取り囲んでいる。

この極左集団は「APEC粉砕」を叫んでいた。どうやって粉砕するのか方法は闇の中だが、こんな連中と十把一絡に「4,000人」と報道されたのだ。捏造するにも限度と節度がある。
▼国労秋田の赤い旗も見える極左デモ隊
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そして、尖閣死守デモ第4弾で繰り返し叫ばれたのは、中共非難・胡錦濤攻撃だけではなかった。突如浮上した緊急のテーマ。参加者の誰もが祈るような気持ちで絶叫したに違いない。

「尖閣の英雄を守れ!」
▼新たに作られた横断幕11月13日(産経新聞)
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翌14日に開かれた横浜駅前の街頭演説でも演壇に立った田母神閣下は、ビデオ投稿を名乗り出た主任航海士の行動を強く支持。集まった約1500人の聴衆からは、大きな拍手・同調の掛け声が送られた。
▼横浜駅前で演説する田母神閣下11月14日
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そして同じ14日の夜には、主任航海士が事実上拘禁されている神戸の第5管区海上保安本部前でデモ行進が行われた。駆け付けた国民有志は、数百人に上ったという。



直前に開催が決定したデモ活動で、告知も限定的だった。それでも数百人が結集し、本部がある庁舎前で声援を送ったのだ。意地悪な捜査員が窓を密閉していなければ、その声は届いたことだろう。



もし逮捕されるような事態になったら、その声は何万倍にもなり、国民の大合唱となる。警視庁捜査一課長と東京地検公安部長の選択は二つに一つしかない。

仙谷由人に味方するか、国民の味方となるかだ。


  〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発となります

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参考記事:
■AP通信11月13日『Thousands stage anti-China protest in Japan』
■産経新聞11月13日『「尖閣を守れ!」4000人が横浜市内でデモ』
■共同通信11月13日『APEC初日、横浜で集会やデモ 中国に抗議、開催反対』
■産経新聞11月14日【海保職員「流出」】14日も聴取はなし 5管周辺にはデモ隊も

■時事通信11月13日『竹馬や仮装で「APEC反対」=4,000人がデモ、集会-横浜』
■神奈川新聞11月13日『APEC会場周辺4000人デモ、横浜・鎌倉の週末厳戒体制に嘆き節も』

関連エントリ:
平成20年3月21日『胡錦濤チベット血の履歴書…89年ラサ大虐殺指令』

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