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zoom RSS 武健一が潜む“砂上の楼閣”…闇に消えた北朝鮮利権

<<   作成日時 : 2018/09/04 02:42   >>

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在日2世が握っていた北朝鮮の砂利利権は消滅…そして急成長した“労組コス”の圧力団体は北との関係を隠す気もない。生コン業界のドン=武健一の再逮捕で、パンドラの箱は開くのか。
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「核開発の現場では日本の重機や機器があらゆる所で使われている」

核関連施設の元職員だったと明かす脱北者は、そう証言した。核開発現場に限らず、北朝鮮には日本製のクレーン車など重機が大量に稼働している。多くは90年代初めに我が国から持ち込まれたものだ。

「川砂利の話は金正日書記から直接打診され、砂利の輸出に伴い、日本側からは積み出しに必要なパワーショベルやトラックを輸出…」(宝島社刊『北朝鮮利権の真相』88頁)
▽IRBM設置で使われた日本製クレーン車’17年(KCNA)
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ゼネコン各社に出回ったメモには、砂利輸入に関する詳細な条件の記載があった。その中でも目を惹くのは、聞き慣れない商社が日本国内での独占販売権を握っていることだ。

商社の名は「新日本産業」で、社長は吉田猛という在日2世。金丸信は、この男と組んで北朝鮮の砂利利権を獲得した。金丸訪朝における最大の実利が、砂利輸入に絡むマージンとも言われる。
▽金日成と対面する金丸信ら’90年(産経)
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吉田猛の名が一瞬だけ、メディアで取り沙汰されたことがあった。加藤紘一の金庫番・佐藤三郎の巨額脱税事件だ。吉田猛は、佐藤三郎と深い関係を持ち、金正日とのパイプ役を担った。

「代表団の中で吉田猛さんという方が加藤紘一事務所の名刺を持って、しかも団員名簿にも入っていないにも拘らず参加していた」(平成7年5月19日参院予算委)

’95年の渡辺訪朝団に吉田が極秘裏に加わっていた事実が発覚。国会で証人喚問が求められる一幕もあった。後に脱税事件で脚光を浴びるが、公判で関係が問われることはなかった。
▽逮捕された加藤紘一秘書の佐藤三郎(file)
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闇から立ち現れた男は再び闇に舞い戻ったのだ。まず金丸信が妖力を失い、次いで加藤紘一ルートも壊滅。では誰が、北朝鮮の砂利利権を継承したのか…

奇しくも90年代末、関西国際空港の二期工事が始まり、海砂利・川砂利の需要が高まった。その中、北の黒い砂利利権を獲得し、近畿地方で勢力を急速に伸ばした組織・個人が居たことは確実だ。

【政商気取りで永田町を闊歩】

ついに頂上作戦が決行された。滋賀県警・組織犯罪対策課は8月28日朝、連帯ユニオン関西生コンのアジトに突入。最高幹部である武健一の逮捕に踏み切った。

直接の容疑は、滋賀・東近江市内の倉庫建設をめぐり、準大手ゼネコン系の商社を繰り返し脅したとする恐喝未遂。この事件では湖東生コン協同組合の幹部ら6人が既に逮捕されている。
▽連行される武健一容疑者8月28日(KTV)
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商社脅迫事件には関西生コンが深く関与した見て、滋賀県警は武健一周辺を慎重に捜査。そして湖東生コンの強制捜査から約1ヵ月半、本丸に攻め入ったのだ。

武健一は平成17年1月にも、大阪の生コン業者に対する強要未遂・威力業務妨害の疑いで逮捕されている。また平成21年にも機動隊が包囲する中、関西生コン本部事務所のガサ入れが行われた。
▽湖東生コンの家宅捜索7月18日(産経)
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犯罪歴を重ね、大阪府警にマークされながらも、武健一は「関西生コン業界のドン」として君臨し続け、今に至る。その背後にあったのは絶大な政治力だ。

野党の衆議議員秘書によると、年に1度のペースで永田町を訪問。20人程の組合幹部を引き連れて議員開会を行脚し、夜は議員や秘書を交えた盛大なパーティーを開くという。
▽武健一容疑者(右端)と辻元清美(時期不詳)
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「支援を受けている議員は、武委員長がやって来る日はどんな用事があっても、キャンセルしてやってきます。それくらい、手厚い支援が得られるからです」(週刊朝日Web版)

手厚い支援とは何を意味するのか。選挙時の票取りまとめだけではないだろう。連帯ユニオンは凶暴であっても、構成員を多数抱える巨大労組ではない。

立憲民主党や社民党の議員を平伏させる力の根源はカネだ。武健一がパトロンと報じらた辻元清美は、過去に連帯ユニオンから政治献金を受けていたことが判明したが、表向けの小額献金は一部に過ぎない。
▽辻元清美へのウラ献金疑惑(『月刊宝島』’10年2月号)
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そして、反日議員を一堂に集結させる異様な政治力の裏には、朝鮮労働党の“威光”が大きく関係しているのではないか。

【北朝鮮賛美は隠す気もなし】

近畿エリアで悪名が高かった「関西生コン」を全国区に押し上げたのは、辻元清美との関係を示唆した籠池夫人のメールだった。間もなく、関西生コンの異様な実態が浮き彫りとなる。

朝鮮総連の直参組織・金日成主義研究会の副会長を務める人物が関西生コン幹部であることが判明。更に、複数の構成員が訪朝を繰り返している事実も明るみに出た。

「各階層人民が団結して主体的に朝鮮統一を実現していく姿勢を表す銅板モニュメントが飾られてあり荘厳な感じでした」
▽連帯ユニオン幹部が訪問した記念塔’09年(同HP)
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平壌中心部にある朝鮮労働党の記念塔を表敬訪問した連帯ユニオン幹部は、心酔した様子で、そう記す。これは2009年度の滞在記で、同組織のHPに写真入りで掲載されている。

「入国手続きを済ませ、朝鮮対外文化連絡協会(以下、対文協)が準備したマイクロバスに乗車、平壌市内に向かった」

対文協は非政府機関を自称するが、対南・対日工作を担う朝鮮労働党の下部組織だ。対メディア工作をベースに、有識者の一本釣りを得意とし、北朝鮮に招き入れてエージェントに変身させる。
▽訪朝後に豹変した武貞秀士(日経)
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連帯ユニオン幹部は「なにわの翼」という訪朝団に組み込まれ、北各地を巡り、接待を受ける。この訪朝団は大阪圏の親北派と総連メンバーで構成され、2006年から毎年、北に渡航している模様だ。

日教組や自治労など訪朝して歓待される労組は珍しくない。しかし、それらは第1次核実験に伴う渡航自粛要請が出る以前のケースで、近年では大分県教組の集団訪朝が発覚し、問題となった。
▽主体思想塔を詣でる連帯ユニオン幹部ら’09年(同HP)
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対して連帯ユニオンは、労組の訪朝が下火になる中、突出する形で繰り返し、日朝間を往復。訪朝団の足跡は自らのHPの他、朝鮮総連の機関紙でも大きく取り上げられている。

ちなみに総連機関紙は連帯ユニオン・関西生コンの略称を使わず、「全日本建設運輸連帯労働組合」という正式名称を用いる。この名称で機関紙の検索欄をチェックすると、予想以上にヒットする。
▽帰国報告する総連&連帯メンバーら’17年(朝鮮新報)
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例えば’16年3月の対北制裁即時撤回を求める「日本の団体、人士が声明、談話を発表」という記事。大層なタイトルだが、メンツは驚くほど貧相で、合計8団体しか集まっていない。

このうち、労組は連帯ユニオンと親北系の全港湾関西の2組織のみだ。援軍に凶暴なゴミ労組しかいない時点で声明も逆効果に思えるが、現状で連帯ユニオンが特異な地位を占めている事実は判る。
▽ついでに南鮮の親北労組とも交流(同HP)
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朝鮮労働党が全幅の信頼を寄せる希少な労組…それが連帯ユニオンなのだ。

【コスプレ労組の横暴自罪】

すっかり有名になった関西生コンの変態カラー街宣車。車体には謎の朝鮮文字や腐れ慰安婦像のステッカーが汚らしく貼り付けられる。連帯ユニオンは、南鮮の親北労組とも共謀しているのだ。
▽朝鮮文字が目立つ関西生コン街宣車(file)
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この本物系の痛車は、野党による国会前騒乱に合わせて遠征。昨年5月には、謝蓮舫が罵声を上げる背後を通過するシーンがキャッチされ、奇跡のコラボと呼ばれた。

辻元ではなく謝の発狂タイミングだったことが味わい深いが、いささか腑に落ちない。関西生コンの変態カラー街宣車は、なぜ議事堂正面を走り抜けることが出来たのか?
▽議事堂前で発狂する謝と変態街宣車H29年5月(YT)
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参照:YouTube『総がかり行動実行委等5・19国会正門前抗議行動でのスピーチ』

静穏保持法で国会・官邸エリアに接近することすら難しい。遥か手前で強制停止だ。しかし、関西生コンの痛車は、政治集会の最中にフリー走行している。

行動スタイルや存在理由が同じでも、労組の看板を掲げれば許される…更に政治結社は政治資金規正法で会計はガラス張りだが、労組は収益事業を除き、法人税が課されない。



「ガサにいった時、すごい現金がでてきて、びっくりでした。億はあったはず」(週刊朝日Web)

平成17年の武健一逮捕でアジトをガサ入れした捜査関係者の証言だが、氷山の一角に過ぎない。関西生コンの標的にされた大阪の生コン業者は、こう語る。

「全部でおおかた1億2,000万円くらい取られましたね」

1業者だけで、1億円以上を脅し取っているのだ。関係者によれば、武健一は100億円近くを荒稼ぎしていたと見る。ガサ入れした捜査当局は、ビックリしている場合ではない。



国税が問答無用で突撃する案件だ。朝鮮労働党との親密な関係から、外為法だけではなく、対北制裁決議違反も視野に入る。カネを動きを追えば、当然、複数の反日議員も捜査線上に浮上するだろう。

【パンドラの箱はコンクリ固め】

「ご指定の人物、団体から献金を受け取った事実はありません。会食が何を指すか、わからない」

武健一に最も近い辻元清美は、完全にシラを切った。本来は緊急会見レベルの大スキャンダルだが、報道各社はノータッチで仕事を放棄。囲み取材すら行われた形跡がない。

NHKは8月31日に辻元の密着取材を放映したが、テーマは手作りカレーだった。カレーとは生コンの高度な比喩か何かなのか? そして、新春パーティーで顔を揃えた福島瑞穂も追及されない。
▽連帯ユニオン新年会で挨拶する福島&辻元(同HP)
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福島瑞穂は昨秋、奈良のMK運輸脅迫事件で加害者側と共謀し、被害者側を恫喝。近畿運輸局に政治圧力を掛けるなどの反社会的行動が文春にスクープされたが、後追い報道は皆無だった。
▽被害者側を恫喝する福島瑞穂(週刊文春)
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その中、瀬戸弘幸氏らが連帯ユニオンの徹底追及を開始。沈黙する既存メディアを尻目に、下部組織へのガサ入れなどスクープ映像を連発した。緊迫した展開が続いた末の武健一逮捕という大金星である。

一連の過程ではNHKもガサ入れ現場にクルーを派遣していたが、断片的な情報すら日本国民にもたらされなかった。一体、誰に忖度し、武健一の何を怖れていたのか…



「関西生コンクリート業界の労働組合のトップを務める武容疑者。ついた異名が『生コン業界のドン』」(KTV)

在阪キー局の関テレは、比較的大きく報じた。表現こそ刺激的ではあるものの、労組トップが「業界のドン」と呼ばれる理由は解き明かされない。武健一は肩書き上、労組の大幹部でしかないのだ。
▽関西テレビ夕刊ニュースでの報道
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例えば「石油業界のドン」は大手石油会社の経営トップで、組合が業界を牛耳ることはない。だが、武健一は生コンの供給契約を巡って商社を脅していた。流通まで武健一の支配下にあった…

「国交省におきましては、輸入されている砂・砂利および砕石の用途については把握しておりません」

昨年5月に衆院外務委で行われた日本維新の会・足立康史議員の「生コン業界」に関する質疑は、衝撃的だった。国交省も経産省も財務省も骨材に始まる生コン流通の実態を把握していないのだ。
▽生コン業界の闇を追及する足立議員H29年5月17日
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輸入される砂利は、金丸全盛期に比べ、4分の1に激減。北朝鮮産の砂利は、支那産に偽装されて輸入が続いてた模様だが、近年の対北監視網強化で、産地偽装も消滅傾向と考えらえる。

かつて北産砂利の利権は親北政治家と在日2世が一手に握り、流通面まで支配していた。間違いなく、吉田猛が生コン業界に及ぼした影響力は絶大だった。そして業界の不透明度は当時と変わらない。
▽連行される武健一容疑者8月28日(産経)
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武健一が魔王化した背景に北朝鮮が絡んでいることは確実だ。マル暴担当の警察官や地方検察官が取り扱える人物ではない。国税のトップエリートでも手に余る。

捜査当局は前回の逮捕で、パンドラの箱に気付きながら固く封印したが、2度目は許されないだろう。組織を壊滅させなければ、頂上作戦の意味はない。




最後まで読んで頂き有り難うございます
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参考文献:
野村旗守編『北朝鮮利権の真相』’03年宝島社刊

参照:
□連帯ユニオンHP’09年5月29日『日朝友好なにわの翼訪朝団に参加して』
□連帯ユニオンHP’11年7月7日『日朝友好なにわの翼訪朝団に参加して』

参考映像:
□YouTube『武建一執行委員長逮捕直後から証拠品押収までの+Plus映像』
□YouTube『生コン・辻元清美議員と北◯◯ 足立康史・維新「大変奥深いものがございまして難度の高い仕事であります」』

参考記事:
□産経新聞8月31日『関西生コン幹部ら3人起訴 恐喝未遂で 大津地検』
□産経新聞8月28日『関西生コンのトップを逮捕 滋賀の生コン業者の恐喝未遂事件 契約断った商社に「大変なことになりますよ」』
□関テレ8月28日『「生コン業界のドン」逮捕 元旦早朝に自宅前で100人奇声の嫌がらせも 100億円近く集めたか』 (魚拓)
□産経新聞7月18日『準大手ゼネコンに恐喝未遂、生コン組合幹部ら事情聴取 工事現場で繰り返しクレームつけ圧力 滋賀県警』
□産経新聞7月19日『生コン組合幹部ら4人を逮捕 ゼネコンを恐喝未遂で滋賀県警』
□産経新聞8月9日『関西生コン支部幹部ら新たに3人逮捕 商社支店長恐喝未遂事件で』
□アゴラ8月31日『関西生コン&辻元清美を朝日が報道した天変地異』
□週刊朝日Web版8月31日『辻元清美議員に“ブーメラン”? 生コン業界の“ドン”逮捕で永田町に衝撃』
□BuzzNews’17年5月17日『維新・足立康史議員が国会で生コンの輸入実態と辻元清美議員の関与について調べるよう政府に要求』
□朝鮮新報’16年3月16日『対朝鮮独自「制裁」措置の即時撤回を要求/日本の団体、人士が声明、談話を発表』
□朝鮮新報2017年6月8日『信念と真実を翼に乗せて/大阪「日朝友好なにわの翼」訪朝報告会』

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