9条カルト断末魔の秋…選挙後に開幕する小池更迭劇

密室謀議・独裁批判に小池代表はどこまで耐えられるのか…総選挙後に待つ希望の党トロイ派の叛乱。一方、改憲議論さえ封殺してきた反日メディアは異端のカルトに闇堕ちする。
画像

「ギリシア人は逃げ去りました。予言によると、女神の怒りを鎮めるこの大きな木馬が城内に入ることで勝利がもたらされるのです」

最初、トロイア人は男の言葉を疑ったが、確かにギリシアの軍勢は推移から消えていた。そして城門を壊して木馬を市中に曳き入れ、宴が始まる。誰もが寝静まった頃、英雄オデッセウスが中から躍り出た。

「トロイの木馬」

有田芳生がSNSでそう呟いたのは、9月28日夜だった。即ち、希望の党との合流が民進党衆参両院議員の満場一致で“可決成立”した直後である。
▽機動隊に包囲される有田芳生(file)
画像

いきなり「トロイの木馬」を自供する白痴的な戦術。小池百合子が政治生命を賭けた大勝負で、みすみす“木馬候補”を招き入れるはずがない…だが所詮、狸と狐の化かし合い。そんな考えは甘かった。

細野・玄葉ら新旧離党組が10月3日に公表した希望の党第1次公認リスト。その中に有田が宣言したトロイの木馬系候補の名前があった。千葉3区からの出馬が内定した櫛渕万里だ。
▽櫛渕万里とベック議員ら’16年(都税政連)
画像

西の辻元、東の櫛渕。この希望の党“新人”候補は、ピースボートの専従職員を長く勤め、事務局長まで登り詰めた人物だ。反日極左と形容するよりも朝鮮労働党の直系と呼ぶに相応しい。

一部に出回っていた排除リストに名前があったものの、10月3日に公表された第1次公認名簿に含まれた。細野豪志のゴリ推しとも指摘されるが、保守を自称する新党としては最悪の人選だ。
□櫛渕の夫は闇ビジネス疑惑の支那人


櫛渕は8年前のルーピー狂選挙で当選し、我が国の議員バッジを獲得したが、その後は続けて落選。多くの政党では、2回連続で落選した場合、立候補資格を失う。公認の決め手は多額の持参金だろう。

小池都知事らが提示した公認条件とは何だったのか…憲法改正などに賛意を示したとしても、それは有田の木馬作戦に添ったものだ。一方、櫛渕らが政策協定に合意していない可能性も出てきた。

【入党者拘束具のユルい鎖】

希望の党は10月4日までに第1次・2次の公認候補者を発表。合計で199人に達し、公示日には過半数に届く233人に膨れ上がるとも見られる。
▽会見に臨む希望の党幹部ら10月3日(毎日)
画像

この内、110人以上が民進党の前職・元職で、更に前原ら希望の党系無所属が加わる。公認候補や系列無所属は全て「政策協定書」に署名していた筈だが、実際は穴だらけだった。

「今回発表した方は全員、政策協定にサインした方だと理解していただいて結構だ」

10月3日の会見で玄葉光一郎は、そう説明した。しかし翌日、公認リストに入っていた民進党前職が公認を辞退し、無所属での出馬を宣言。この候補は協定書に署名していなかったという。
▽政策協定書の最終案(東洋経済)
画像

「政策協定書なんて来ていないし、公認申請書も出していない。それでも1次公認を出すと言われた」

匿名で公認選定の杜撰さを明かす候補者もいる。選挙向けの看板に掛け替える民進党前職は1日まで離党届を提出し、希望の党に入党申請する流れになっていた。

その中でも政策協定書は、候補の政治スタンスを明確にする為の重要書類だ。昨年の参院選でも民共合作にあたって代々木は民進候補に協定書を提出させ、WEB上で公開。当選後の裏切りを阻んだ。
▽TBS杉尾の宣誓書類(JCP長野)
画像

参照:JCP長野HP’16年3月6日『民主・共産・杉尾氏の政策協定書』

共産党のガチ支援を受けた杉尾秀哉らは、総選挙後に希望の党入りすることは不可能。強面で他党の当選議員を束縛する代々木とは対照的な緩さだが、それが民進残党による希望の党背乗りに繋がる。

衆院選出馬の是非でも、首班指名の行方どころでもない。小池代表更迭の危機だ。

【党の独裁支配か議決優先か?】

「小池氏に出て貰いたいが、出られないのであれば早急に話し合いをして決めなければならない」

10月5日、小池都知事との会合を終えた前原は記者団に対し、そう語った。小池側は都知事辞職・衆院選出馬を改めて否定。首班指名で誰を推すか、今後、検討するという。

「希望の結成メンバーとどのような形が一番良いのか整理していきたい」
▽会合を終えた小池・前原10月5日(読売)
画像

小池都知事は、そう述べ、希望の党立ち上げメンバーと協議する方針を示した。後追いの民進離党組は外様扱いなのだ。公示前に早くも分裂の火種が燻り始めた格好である。

「いつ、どこで、誰が何を決めているか分からない。我々が非難してきたブラックボックスそのものだ」

同じ日、都民ファーストの会所属の都議2人が離党表明会見を開催。密室協議による代表交替など小池都知事の政治手法を批判した。これが後の混乱の伏線となる。
▽都ファ離党会見の都議10月5日(共同)
画像

衆院選の結果を問わず、杉尾ら極左を除く参院民進党の議員が希望の党に入った場合、所属議員数では元民進組が圧倒多数になる。そこでは立ち上げメンバー17人も直系の新人衆院議員も無力だ。

両院議員総会がセットされ、新代表選出の動議が出されたら、苦もなく小池代表は更迭される。それ以前に、首班指名で前原を推す声が強まる可能性もある。
▽都議会閉会日の小池都知事10月5日(産経)
画像

小池都知事は代表を継続するつもりだろうが、民進組に押し切られないという保障は何処にもない。巨大国政政党として両院議員総会の議決は避けられないのだ。

旋風を巻き起こした新党が合流組に呑み込まれ、オリジナルメンバーが追放されるケースは3年前にも起きている。江田憲司による維新の党乗っ取り劇である。
▽維新の党を追われた橋下代表H27年10月(産経)
画像

旧たちあがれ日本グループは事実上追放され、やがて橋下代表も辞任。そして、乗っ取られた維新の党は民進党に身売りされ、消滅した。果たして年末まで小池体制が続くかどうか、早くも瀬戸際の攻防だ。

【親北9条カルトの断末魔】

希望の党立ち上げメンバーには、中山恭子元拉致担当相がいる。夫の中山成彬元文化相は比例区で出馬する一方、国士系の新人をリクルートし、擁立にも成功。決してマイナス面だけではない。

選挙戦で吹き荒れる風の危うさを知る安倍政権支持層は、苛立ちを隠せない。動揺していると言っても良いだろう。しかし、希望の党出現に対する反日陣営の絶望感はレベルが違う。
▽地元演説で罵声浴びた前原10月4日(産経)
画像

9月28日の民進党看板掛け換え騒動は、今後の“国政地図”を一変させる大事件だった。政局を越えた政局だ。ところが、朝日新聞を筆頭にした反日メディアの上層部は、沈黙した。

「前原氏の責任は極めて重い」

捏造紙が社説で民進党の野合を批判したのは、10月3日付けだった。前原の合流会見から既に5日が経っていた。論説委員の意見がまとまらず、大混乱に見舞われたことは確実だ。
▽捏造紙が支援決めた枝野グループ10月2日(毎日)
画像

混乱の原因は、政策協定書などに記されて踏み絵となった「憲法改正支持」である。新党がどこまで議席を積み上げるが不透明だが、改憲断固反対を絶叫する古いタイプの“護憲派”激減は避けられない。

特ア3国と連携し、護憲を唱える反日メディアにとって、頼みの綱は改憲に反対する最大野党勢力だった。それを盾に憲法改正を議論することさえタブー扱いにしていた。
▽憲法審査会で妨害するベック議員H28年(産経)
画像

各種世論調査で憲法改正は賛否拮抗状態にあるが、主要な言論機関が議論そのものを封じてきたのである。その過程で、占領憲法をバイブルにした9条カルトが派生した。念仏を唱えるだけの邪教だ。

枝野幸男が旗揚げした立憲民主党は、改憲議論封殺を掲げ、代々木や社民党との共闘を決めた。分かり易い構図の完成。これでは国民が“護憲派”の異様な正体に気付いてしまう…
▽緊急会見で喚く9条カルト信徒10月5日(東京)
画像

9条カルト信徒の断末魔の叫びが聴こえる。ただし、本番はこれからだ。追い詰められた邪教宗徒が凶暴化するのは中世からの必定。一部は明確な過激路線に転じる。

端から公職選挙法など眼中にない。選挙期間中、反日メディアは確信犯で暴走する。それは同時に「日本の中の北朝鮮」をくっきり浮かび上がらせることになるだろう。



最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発となります

banner1

参考記事:
□東洋経済オンライン10月3日『希望の党「政策協定」に滲み出た低すぎる品位』
□ZAKZAK10月5日『希望1次公認の舞台裏 民進猛烈巻き返し 地方は違う」原案差し替え』
□産経新聞10月5日『検証・希望1次公認の舞台裏 「民進は後だろ」「選挙にならない」説得で次々と原案差し替え、民進が猛烈巻き返し』
□産経新聞10月4日『希望の党公認、早くも脱落者 長野1区・篠原孝氏が無所属出馬へ』
□産経新聞10月2日『希望の党“踏み絵”協定書は「反民進」政策がずらり 公認候補に署名求める』
□時事通信10月3日『「希望の党」の政策協定書全文』
□デイリースポーツ10月4日『民進の希望合流「トロイの木馬」説が消えず…発端の民進・有田氏は失敗指摘も』
□京都新聞10月5日『地元入り前原氏に声援とやじ交錯 「頑張って」「裏切り者」』
□朝日社説10月3日『衆院選 民進党分裂 政策を軽んじた末に』

この記事へのコメント

通りすがり
2017年10月13日 20:38
「国政」の「福利」を「享受する」のは「国民」です。
日本国憲法前文にも書かれている「人類普遍の」憲法の「原理」です。
憲法や憲法の下位にある法律の条々が、全て憲法の原理の通り、国民が福利を得られるように解釈されて運用されるよう徹底されなければ、我々は幸せになれません。
九条はカルトに負けて条文変更に逃げるべきではないと思います。

戦後世界は、何処の国も戦争や戦争のための戦力や交戦権は国連憲章等で禁じられています。

全閣僚が、文民の内閣が、日本国との平和条約等、第二次世界戦争の結果である国際法や国連憲章第百七条等の国際法を誠実に遵守して、外交関係を処理するために、防止行動や強制行動や制裁行動を行うための軍を統帥して、防止行動や強制行動や制裁行動を行うための交戦権を行使するのは当たり前の事です。

竹島は第二次世界戦争の結果として制限無しに日本領。日本国との平和条約における朝鮮の範囲は、第二三条の主たる締結国の日米が是認する範囲でなければならないから。

第二次世界戦争の結果として、日本国との平和条約第五条(c)により、日本は制限無しに自衛権を認められています。

世界戦争の結果ではない国連憲章は、世界戦争の結果より下位の法で、国連憲章に基づく国連の決定や行為は世界戦争の結果を一切左右、制限出来ないと認めているのが国連憲章第107条

この憲章のいかなる規定も、第二次世界大戦中にこの憲章の署名国の敵であった国に関する行動でその行動について責任を有する政府がこの戦争の結果としてとり又は許可したものを無効にし、又は排除するものではない。

第二次世界戦争の結果への違背に対して、日本の合法政府が第二次世界戦争の国連憲章署名国の敵国であった日本に関して行う、第二次世界戦争の結果としての制裁を国連は一切制限出来ません。
第五三条も無効です。

この記事へのトラックバック