半島に響く吉田清治の怨声…因果巡る“捏造謝罪碑”

亡き父が残した醜い傷跡を消し去りたい…“捏造謝罪碑”の修正劇は吉田長男の決意から始まった。元自衛官の義挙を傍観する極悪朝日新聞。そして、南鮮当局は罠に嵌められたことに気付く。
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「妻には数か月は帰ってこないから、アルバイトでもして稼いでくれと話しておいた」

南鮮に向かう便に搭乗する直前の那覇空港で、改めて覚悟を示した。そう語ったのは、今年3月、吉田清治の捏造謝罪碑を慰霊碑に変えた沖縄在住の奥茂治氏だ。

「韓国警察が法に触れたことをしたと言うのなら、私はその罪の償いをすべきだ。全ては裁判で明らかにする」
▽出国直前の奥茂治氏6月24日(週ポス)
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そう言い残して奥氏は、飛行機に乗り込んだ。逮捕覚悟でのフライト。機体が南鮮・仁川国際空港にランディングすると、CAから最初に降りるよう指示された。

待っていたのは、南鮮官憲だった。6月24日、捜査員は奥氏は拘束、直ちにソウル郊外・天安市の警察署に連行した。容疑は、公用物件損傷及び不法侵入だという。
▽奥氏が設置した「慰霊碑」(産経)
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南鮮官憲による拘束は一時的だったが、出国は禁止された。3年前の加藤達也産経新聞ソウル支局長(当時)と同じ軟禁状態。ただし、南鮮検察が正式起訴し、司法の場で戦いが始まるとは限らない。

クネ政権が罪をデッチ上げた冤罪事件とは違い、奥氏は裁判を望んでいる。法廷で自らの主張を開陳するだけではなく、内外のメディアが公判を大きく取り上げ、一種の騒動になることを視野に入れている。

「出頭要請に応じない場合、積極的に対処するのには限界がある」
▽碑の訂正劇に慌てる南鮮人4月(聯合)
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南鮮警察の関係者は4月の時点で、そう漏らしていた。帰国した奥氏に対し、再三電話で連絡を寄せたが、形式的な事務作業だ。恐らく、本人が堂々と南鮮に乗り込む事態は予想外だったに違いない。

罠に嵌ったのではなく、罠に嵌めたのだ。果敢な行動力と漢気で、奥氏はパンドラの函をこじ開けようとしている。

【南鮮国立墓地を包む深い闇】

ソウル南方約80㎞の天安市にある南鮮国立「望郷の丘」。吉田清治こと吉田雄兎が’83年に建立した捏造謝罪碑は、無縁墓地の片隅にひっそり残存していた。

「望郷の丘に着いた時は既に日が暮れていて、周囲は真っ暗でした」(大高未貴著『父の謝罪碑を撤去します』44頁)
▽歴史の嘘と闇に覆われた「望郷の丘」(file)
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碑の取り消し&訂正作業は今年3月下旬に決行された。タクシーで現地入りした奥茂治氏は、重さ35㎏ほどの石版を3回に分けて運び、苦労の末に接着した。

「韓国入りする前日、左官工事の見習いに入り、基礎工程を会得しました。技術的にはそんなに難しいものではありません」(前掲書46頁)

奥氏は決行前、8回に渡って現地を入念に調査し、新しい石碑を南鮮の業者に発注していた。碑の取り消し&訂正作業は1日で完了したが、それまではアクシデントの連続だった。
▽ソウルで取材に応じる奥茂治氏6月26日(産経)
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「慰安婦像をクレーンで撤去したい」

吉田雄兎の長男が、捏造の残滓一掃を初めて語ったのは昨春のことだ。だが、腐れ売春婦像は一体も撤去されることなく、南鮮や米国で増殖を続けている。
▽米ブルックヘブンの新腐れ像6月(産経)
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「慰安婦像は彫像の権利問題もあり、一民間人の私が撤去することは事実上、不可能です。しかし、父が私費を投じて建てた謝罪碑であれば、遺族の権限で撤去することが可能なはずです」(前掲書11頁)

高齢の長男が捏造謝罪碑の撤去を単独で行うことは難しかった。そこで代理人として白羽の矢がたったのが、知り合いで元海上自衛官の奥氏だった。

奥氏は戦後初めて尖閣諸島に本籍を移した人物としても知られる。海自を退役した後、自衛隊の与那国島誘致など様々は護国活動を続け、今は民間シンクタンク・南西諸島安保研究所の所長を務めている。
▽尖閣問題で熱弁振るう奥氏H24年(ch桜)
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「私の事を国士と表現するのは間違いです。国のためにまだ一命を捨てていません」

そう奥氏は謙遜するが、34年間も放置されてきた捏造碑をたった一人で訂正し、逮捕覚悟で再び南鮮入り
した傑物。国士と呼ばず、なんと呼ぶのか。

【私費を投じて“寄贈”したのか?】

「管理者に先に申請すれば、問題なかった。手続きが逆だ」

取り調べの際、捜査員は奥茂治氏に対し、そう明言した。所定の手続きを踏めば、どこにも違法性はないと言うのだ。遺族権限で碑文を訂正する旨の申請書が管理事務所に届いたのは、決行後だった。

事前調査で、1万数千円ほど支払えば管理事務所が碑文の書き換えや撤去をすべて代行してくれることが判った。だが奥氏は、建て替えを申し出た瞬間、必ず妨害に遭うと予見していた。
▽新設された「慰霊碑」4月13日(NEWSIS)
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「強制連行に関わる碑ともなれば、私が申請した翌日には、それを知った活動家たちが謝罪碑の周囲にバリケードを立てかねませんよ」(前掲書47頁)

その判断は正しかった。申請を受けた管理事務所は警察・メディアに情報を漏洩し、阻止に向けた実行部隊が組織されただろう。ソウルや釜山の腐れ像防衛に似た状況が生まれる。

実際、委任状の送付を受けた管理事務所は、直ちに所轄に通報。記されていた奥氏の電話番号に連絡してきた。そこで吉田長男側との認識の違いが浮かび上がる。
▽吉田清治と朝日新聞関係者’92年
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管理事務所側は、捏造碑を吉田清治が「寄贈」し、所有権は「国立望郷の丘」にあると訴える。碑は法定相続人である長男のものではなく、南鮮国有物で、故に「公共物件損傷罪」が適用されるという理屈だ。

長男も父親から碑を「寄贈」したとは聞いていない。あくまでも父親が「私費を投じて建立した」との認識だ。’83年の第1回吉田謝罪ショーを繰り返し宣伝した捏造紙は、どう報じているのか?
▽捏造紙のプロパガンダ記事
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「太平洋戦争中、6000人の朝鮮人を日本に強制連行し、『徴用の鬼』と呼ばれた元山口県労務報国会動員部長、吉田清治さん (70)が建立する」(’83年10月19日付)

「吉田清治さん(71)がその印税を投じて建てた『謝罪の碑』が韓国・天安市にでき、23日除幕式が行われた」(’83年12月24日付)

いずれも3年前の“社葬”で封印した記事だが、吉田清治が「建立」したと明記している。しかも、本人が私費を投じたという美談に仕立て上げている点が特徴だ。
▽第1回謝罪ショーの吉田清治(撮影:清田治史)
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手元にある捏造慰安婦関連本を調べた限り、どこにも吉田清治が碑を寄贈したという記述はない。長男が相続したと考えるのは妥当だ。令状発行を受け、奥氏は改めて管理事務所側に質問を寄せた。

「吉田清治が碑を国立墓地に寄贈したとされる文書の提示を求めます。ならびに望郷の丘に謝罪碑が立てられるまでの経緯をお示しください」(前掲書57頁)

ここでも奥氏は、南鮮側を罠に嵌めたようだ。長男側は朝日新聞上層部が、吉田記事取り消し劇でも抹殺した魔境に踏み込みつつある。

【表の工作員は民潭幹部・裴順姫】

捏造謝罪碑が建立された当時、吉田雄兎は都内の一等地に住居を構えていた。JR目黒駅前にある高級賃貸マンション。捏造紙記事にあった部屋番号は存在しなかったが、暮らしていたことは確かだ。
▽吉田清治が転居したマンションH26年(撮影:筆者)
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参照:平成27年3月24日エントリ『吉田清治と踊ったKCIA…民潭の“強制連行”覚書』

小説第2作を上梓したものの、セールス的には爆死状態。一等地で暮らし、碑を製作する資金も旅費もなかたった。筆者は大きな組織がバックに居たと推理したが、正解だった模様である。

「500万、1000万はすぐに入るから心配しなくていい」(前掲書100頁)

吉田は長男にそう言い、自ら不動産屋に駆け込んで家賃12万円のマンションを借りたという。大高未貴さんの渾身取材で、吉田がKCIAに取り込まれていた事実が暴かれる。

「石碑を建てたり、韓国に行ったりするお金は、うちにはありませんでした。あれはいろいろな人からの支援だと思います」
▽急に羽振りが良くなった吉田’83年(FNN)
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長男が述懐する「色々な人」とは誰か…南鮮入りした時、吉田は「強制連行犠牲者遺骨祭祀送還協会」会長の肩書きを貰い、在日大韓民国婦人会中央本部と覚書を交わしていた。

この婦人会は民潭直系の女性組織である。KCIAの指導を受け、我が国で吉田を囲っていたのが民潭だ。そして女性組織は、背後に隠れることなく、捏造紙のプロパガンダ記事にも登場している。
▽創設直後の民潭女性部隊(file)
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「韓国側との橋渡しは、知り合いの裴順姫・在日本大韓民国婦人会中央本部会長らの協力で順調に進んだ」(’83年10月19日付)

南鮮国立墓地内の用地斡旋や捏造碑の製作など表舞台で動いたのは、この民潭女性組織だった。会長とされる裴順姫(ペ・スヒ)は実在し、11年前の時点で民潭の要職にあることも新たに判明した。
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参照:民潭HP2006年4月26日『<民団中央>改革民団の顧問団69人決まる』

吉田雄兎が、捏造謝罪碑を寄贈したのか…元会長で知り合いだったという裴順姫に聞けば当時の事実関係は忽ち判明する。今も健在かどうか不明だが、確実に存命する「歴史の証人」がもう一人いる。

慰安婦捏造事件・吉田清治ルートの核心を知る人物。第1回謝罪ショーで宣伝工作を担った朝日新聞ソウル特派員の清田治史だ。

【捏造紙に突き付けた挑戦状】

南鮮当局による出国禁止令発動から10日が過ぎた7月3日、奥茂治氏は思い切って朝日新聞のソウル支局を訪ねた。だが、門前払いで一蹴された。理由は「日本人スタッフが不在」であるからだという。

捏造紙のソウル支局には偽装日本名の在日記者しか居ないのか、たまたま日本人スタッフが不在だったのか不明だ。しかし、その後、捏造紙支局員が奥氏をフォローした形跡はない。放置である。
▽捏造紙ソウル支局員・崔在雄4月
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吉田雄兎の長男が、捏造謝罪碑を相続したと考えたのは、捏造紙の報道に基づく。記事を取り消しても、嘘だらけの碑は南鮮の国立墓地から消滅することはなかった。捏造の醜い傷は残ったままなのだ。

そして謝罪ショーから34年が経った今、捏造報道に起因して1人の日本人が不当な軟禁状態に置かれている。深刻な報道被害者を生みながらも徹底無視するのが、朝日新聞社の基本スタンスである。
▽吉田記事を連発した清田治史(file)
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もっとも、捏造碑建立の裏事情を知る清田治史を証人として差し出すことは出来ないだろう。清田は反日プロパガンダ記事が評価され、取締役に上り詰めた捏造紙の元大幹部だ。

同時に、真相を墓場まで持ち込む為、吉田清治の社葬直後、口利きで就任した大学を電撃退職。沈黙を守り、現在に至る。その徹底した雲隠れの原因も、吉田長男の証言で輪郭がハッキリと見えた。

「韓国への入国、出国スタンプが押されていない。なぜかと聞いたら、空港につくやいなや韓国政府の人がやってきて特別室に案内され、そのままソウルの街に出たんだそうです」(前掲書101頁)
▽笑顔でTV出演する自称加害者(TBS)
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吉田雄兎を南鮮でコントロールしていたのはKCIA。その工作に清田治史は初期から関わっていた。吉田清治ルートの捏造報道は、朝日新聞と南鮮情報機関&民潭との合作だ。

ゾルゲ事件に比する謀略だが、コミンテルンと組んだ尾崎秀実は刑場の露となり、田中慎次郎ら朝日幹部も検挙された。一方、慰安婦捏造では誰一人記者が責任を取らず、被害者気取りで恫喝を繰り返す。
▽突如発狂して噛み付く自称被害者(file)
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産経新聞によると、5月中旬までに捏造謝罪碑の訂正作業を紙面で伝えた南鮮紙は皆無だという。一部のメディアは、電子版で“事件”の概要を伝えたが、そこには驚くべき記述があった。

「吉田清治は日帝の侵略時に強制徴用を主導した人物として知られている」(聯合ニュース)

捏造紙による記事取り消しは、国外で全く影響を与えていない。“謝罪碑”の文面がデタラメだったことも、建立主がペンネームだったことも認知されていない。今も吉田清治は南鮮で「生きている」のだ。
▽新設の慰霊碑を粉砕する南鮮人7月(共同)
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長男や奥氏の希望とは異なり、南鮮メディアは“事件”を封殺し、やがて捏造謝罪碑が復活する恐れもある。だが、捏造派が安堵するのは早い。

痛快な謝罪碑撤去劇。それは今後の法廷対決を含め、吉田清治の遺族が朝日新聞に突き付けた挑戦状に他ならない。




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【side story】

新刊本を非常識なレベルで引用したかもですが、大高さんの『父の謝罪碑を撤去します』(産経新聞出版刊)は、昨夏のスクープ記事から続く集大成で、吉田長男の激白に加え、謎の養子・李禎郁の徹底追跡や、女優が目撃した社会党と挺対協の現金授受など刺激的な内容に満ちた一冊です。



参照:
奥茂治さんFacebook

参考記事:
□時事通信6月26日『元自衛官を一時拘束=慰安婦謝罪碑を「書き換え」-韓国』
□産経新聞6月26日『「韓国側の司法手続きを見守ってく」 菅義偉官房長官 奧茂治氏の一時拘束に』
□産経新聞6月27日『「韓国人が嘘を知るきっかけに」 吉田清治氏謝罪碑書き換え、一時拘束の奥茂治氏インタビュー』
□中央日報6月27日『韓国警察、強制徴用謝罪碑を無断で書き換えた日本人を出国禁止に』
□産経抄6月27日『「たった一人の謝罪」その後…朝日新聞も無関心ではいられないはず』
□産経社説6月28日『「謝罪碑」の嘘 堂々と誤り正して撤去を』
□朝日新聞6月27日『韓国で邦人男性、一時拘束』
□聯合ニュース6月27日『망향의 동산 사죄비문 교체한 일본인 검거』

□ZAKZAK7月6日『韓国で“軟禁”の奥茂治氏、慰安婦謝罪碑完全撤廃へ全面対決「徹底的にやる」』
□東スポ7月5日『日韓首脳会談直前に暗雲「謝罪碑」書き換え問題で波紋』
□ZAKZAK6月30日『痛快!テキサス親父 吉田氏謝罪碑、元自衛官らが身を挺した訂正 放置した張本人“朝日新聞”がやるべきだ』
□週刊ポスト7月3日『「慰安婦謝罪碑」訂正男性 8回の下見~実行までの一部始終』
□週刊ポスト7月5日『「慰安婦謝罪碑」訂正男性 韓国へ向かう決行直前の一問一答』
□デイリー新潮『韓国で拘束 「慰安婦謝罪碑」を書き換えた「実行犯」の独白』

この記事へのコメント

彩希
2017年07月13日 13:20
自民党参議院議員の山田宏さんが奥茂治さんの支援に動いておられるようです。朝日に誤報謝罪記事の証明文を奥茂治さんが裁判で証拠として提出したいとの記事を他blogで読んだので朝日に提出するように要請されているかも知れません。山田議員が知らない内容もあるかと思います。この記事を山田議員に送られては如何でしょう。
天下泰平
2017年07月16日 06:31
慰安婦問題にKCIAや民団が絡んでいたとなると、アメリカやイギリス等西側諸国のマスコミが束になって「性奴隷!性奴隷!」と騒ぐ理由が分かる気がします。

「敗戦国日本は、世界の前に永遠に首を垂れ続けるべき」という戦勝国の傲慢さだけでなく、日本が好景気に浮かれていた時期でもありますし、「何とかして日本の頭を押さえつけたい」と思っていたのでしょう。

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