BPO“沖縄地上戦”の弾幕…再び暴かれた「高江の真実」
凄まじい暴力映像に絶句…『ニュース女子』の反論は敵陣営を殲滅する総攻撃だった。一方、クロ判定ありきで暴走するBPOは新基準を打ち出し、TV地上波を死地に追い込む。
北朝鮮が3月6日朝に放った弾道ミサイル「スカッドER」が、能登半島沖200㎞の海域に着弾したことが判明した。日本海に向けたミサイル発射では最も列島に近い距離である。
約1,000㎞の射程は、発射場所の東倉里を起点にすると佐世保や岩国基地をカバーする。在日米軍への威嚇だ。北朝鮮の各宣伝機関は、ミサイル発射に関わった部隊について、こう説明した。
「有事の際、在日米帝侵略軍基地を打撃する任務を受け持っている」
▽スカッドERの連射3月6(労働新聞)
今回の北発表で、国境のりこえねっとの辛淑玉や民潭幹部が仕掛けた「高江在日騒乱」の裏名称が判った。それはズバリ、「在日米軍基地打撃任務」だ。
この任務にはTBS報道局も全面参加したが、中途半端な形で幕を閉じる。在日勢力を送り込み、騒乱を煽った黒幕・辛淑玉が、既に2月の時点で海外に逃亡していたことが明らかになった。
▽会見で嘘泣き辛淑玉1月27日(YouTube)
我那覇真子さんらリアル沖縄県民は、2月18日付で公開質問状を国境のりこえねっと側に送ったが、今も完全に沈黙。それもそのはず、黒幕の辛淑玉は、質問状送付の前後に高飛びしていたのだ。
怒鳴って喚いて涙する火病会見が1月末。被害者を演じてBPOに告発した挙句、自らは直後に南半球に逃亡するとは、無責任も甚だしい。大々的に会見を報道したNHKが滑稽ではないか…
▽MX前に集まったシルバー抗議隊1月(毎日)
一方、BPOが弾圧に踏み切る姿勢を固める中、“打撃任務部隊”から集中砲火を浴びたDHCシアター『ニュース女子』が猛反撃に出た。辛淑玉ら在日勢力に担ぐ反日メディアにとっては、予想外の展開である。
これまで全国紙や公共放送が揃って批判すれば、番組制作者は狼狽し、全面謝罪で修羅場を逃れてきた。その常識が覆ったのだ。
【地上波が隠した暴力シーン】
「この情報は、ご指摘頂いた『沖縄タイムス』の2012年9月20日の記事を情報源とさせて頂いたもの」
高江騒乱シルバー部隊に関する沖縄タイムスの盛大な自爆劇が紹介されるとスタジオは笑いに包まれた。笑い声のSEはバラエティの定番だが、検証番組で使うとは恐れ入った。
▽沖縄タイムス社屋(同番組より)
DHCシアターは3月13日夜、『ニュース女子』の特別編をネット配信した。反日勢力が発狂した第91回放送の沖縄パートを独自検証。批判された部分を6項目に分け、詳細に伝えた。
いずれも言葉尻を捉えた難癖や言い掛かりの類いで本来は抗議を受ける理由すら存在しない。問題化した原因は、反日メディアが隠している「高江の事実」が1月の放送で暴かれたことだ。
「この番組をご覧になっている方の中に、かなりの部分、あの映像を見たという方がいらっしゃる筈なんです。何故か? インターネットで全部流れているから」
▽東京新聞批判も口にしたMCの長谷川幸洋氏
MCを務める長谷川幸洋氏の指摘が全てを象徴している。特別編では、機動隊員に襲い掛かる山城博治らの衝撃映像も採用された。昨年秋の時点で、大反響を巻き起こした有名動画だ。
宗教団体系列の取材映像で、一部では否定的な見方もあるが、そこにこそ「高江報道」の闇が見える。誰もがドン引きする暴力シーンは、たまたま撮影に成功したのではない。
▽防衛省職員を襲う山城博治ら(同番組より)
騒乱現場には、常駐する沖縄2紙を始め、全国紙・民放各局もクルーを派遣。連日続く機動隊員ら襲撃の現場に遭遇した。だが、既存メディアは映像も写真も封印し、実態を隠したのだ。
『ニュース女子』特別編の反撃対象は、辛淑玉ではなかった。「マスコミが報道しない沖縄続編」というタイトルが示す通り、検証番組は徐々にメディア批判の色を濃くする。
【1万1,000㎞手前のご高説】
「報告した軍事ジャーナリストは高江の建設現場に行っていなかった」(2月2日付東京新聞・深田実)
新華社系のメディアは『ニュース女子』の当該放送で、井上和彦氏が高江に入らなかったことを糾弾する。危険との警告を受け、断念したのだが、その現場判断を第三者が批判することは有り得ない。
▽「深く反省」した2月2日付東京新聞1面
井上氏が取材を取り止めた二見杉田トンネルが大きなポイントだ。暴力集団は、この先から不法検問を行い、通行する車両のナンバーなどを記録していた。いわば関所なのである。
チャンネル桜に加え、大阪地上波の番組で名前と顔を知られる井上氏がトンネルを越えた場合、暴力集団が迎撃態勢を整える可能性が高かった。制作側が取材協力者やスタッフの安全を優先するのは当然だ。
▽“検問所”手前で取材断念した井上氏(同番組より)
「実際には足を運ばず、約40キロ離れたところからリポートした。不可解きわまりない『取材』であり、論評である」(1月28日付朝日新聞)
墓穴掘りのスペシャリストなのか…捏造紙は南スーダンPKO撤収について難癖をつけるが、取材回数は5年間で数える程しかなく、内戦が激化してからは海外通信社に丸投げだ。
東京から南スーダンの首都ジュバまでの距離は約1万1,000㎞。築地の社屋でふんぞり返る論説委員どもに、関所のトンネルまで足を運んだ取材活動を罵倒する資格はない。
▽南スーダン激戦地での取材’16年(AFP)
そして『ニュース女子』打撃任務部隊が、鬼の首を取ったかのように「デマ・捏造」と中傷したのが、消防車をめぐる情報だ。地区消防署長の発言を元に「妨害はなかった」と決め付けた。
検証番組での質問に対しても、署長の回答は同じだった。だが、救急車が現場に急行した際、道を塞がれて徐行せざるを得なかったケースがあったという。
「誤解を招くようなことはあったかも知れない。小競り合いで道が塞がれ、安全の為に徐行したり、時間が掛かったことは確かにあります」
▽取材に答える消防署長(同番組より)
消防車妨害以外の何ものでもない。塞いだのが車両ならば、道交法違反確定である。通行人への罰則規定はないが、そもそも群衆が公道を占拠していることが違法なのだ。
そして、署長に詳しく話を聞いた結果、声高にデマ批判をするメディアのトリックが暴かれた。
【バラエティでも裏付け必須の新基準】
「細かくは回答していないです。(質問は)妨害があったかどうかってことでストレートに聞いて、あるかないかだけ答えています。殆ど質問はないですね」
デマと決め付けたメディアの質問が、いずれも単純な二択設問で、現場の状況を取材することはなかった。捏造ではないが、事実の切り取りの悪質な手口。代表的なのが、MBS(毎日放送)の沖縄特集だ。
▽MBS制作のフェイクドキュメント番組(HPより)
MBSが1月29日のドキュメンタリー『沖縄 さまよう木霊~基地反対運動の素顔~』。高江派遣部隊を善人に仕立てて“沖縄ヘイト”を強調、『ニュース女子』の証言者を嘘吐き呼ばわりして徹底攻撃した。
この番組のディレクターは、かつて橋下市長に粘着して意味不明の質問を続けた斉加尚代だ。MBS労組の幹部でもある反日極左の活動家。辛淑玉会見直後の放映という見事な“メディアミックス”だった。
▽署長に二択返答迫る斉加尚代(MBS)
高江在日騒乱で生活に大きな支障が出たリアル地元民の苦悩は描かれない。社会常識に照らせば、ドキュメントと銘打ったMBS特集こそ審議・審理対象だが、BPOが対応することは絶対にない。
「高江の真実」を徹底的に隠すことがBPOに課せられた役割。2月10日に密室で開かれた放送倫理検証委で、BPOは『ニュース女子』を「検証の必要あり」と断定した。後には引けない状況である。
▽ネット配信限定になった101回放送
3月13日に配信された『ニュース女子 特別編』は、通常放映を見越して制作されたが、東京MX側がオンエアを阻んだという。理由は「BPO審議中の為」で、早くも弾圧第1弾が実行された格好だ。
そしてBPOの暴走は、既に全ての地上波放送局に重大な影響を与えている。2月10日の放送倫理検証委では『ニュース女子』弾圧で前のめりになる中、新しい“放送基準”が発表された
「情報バラエティー番組であっても前提となるべき情報や事実については合理的な裏付けが必要である」
▽新基準を発表したBPO放送倫理検証委
参照:BPO『放送倫理検証委員会 第112回議事概要』
テレビ制作者にとっては驚天動地の新基準だ。これまでバラエティ番組で、情報やトークネタについて「合理的な裏付け」が問われることがなかった。だが、2月10日の“BPO声明”で状況は一変した。
しかも、「?」「~か」など疑問符付きの表現や「~みたい」といった比喩であっても『ニュース女子』の当該放送と同様、審議対象になり、再検証番組の放映が義務となる。
▽疑問符付きの問い掛けもNGになった
制作側の自主規制が相次ぎ、テレビ離れを加速させた元凶と言われる表現弾圧機関=BPOの面目躍如だ。敗色濃厚と諦めてクロ判定をグレーに変えても、時代の流れは変わらない。
多くの日本国民は既に知ってしまった。ダブーなき自由な言論も本音トークも、政治的中立も公平性も、地上波のテレビには存在しない。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発となります
↓

参考動画:
参照:
□DHCシアターHP1月20日『「ニュース女子」#91についての見解』
□東京MX2月27日『番組「ニュース女子」に関する当社見解(PDF)』
□MBS『ドキュメンタリー’17沖縄 さまよう木霊~基地反対運動の素顔~』
参考記事:
□産経新聞3月13日『検証番組公開「なぜ韓国や朝鮮の人が反対運動しているの?」の疑問はヘイトスピーチか』
□沖縄タイムス3月14日『ニュース女子、YouTubeで正当性を強調 検証番組を配信』
□毎日社説2月22日『MXテレビ 電波の公共性、自覚せよ』
□朝日社説1月28日『「偏見」番組 放送の責任わきまえよ』
□琉球新報社説1月28日『沖縄ヘイト告発 辛淑玉さんを支持する』
□沖縄タイムス社説1月28日『「沖縄ヘイト」番組真偽不明 悪意むき出し』
□産経新聞2月27日『東京MXテレビ、「ニュース女子」検証番組放送へ 「虚偽・捏造認められず」との見解も発表』
北朝鮮が3月6日朝に放った弾道ミサイル「スカッドER」が、能登半島沖200㎞の海域に着弾したことが判明した。日本海に向けたミサイル発射では最も列島に近い距離である。
約1,000㎞の射程は、発射場所の東倉里を起点にすると佐世保や岩国基地をカバーする。在日米軍への威嚇だ。北朝鮮の各宣伝機関は、ミサイル発射に関わった部隊について、こう説明した。
「有事の際、在日米帝侵略軍基地を打撃する任務を受け持っている」
▽スカッドERの連射3月6(労働新聞)
今回の北発表で、国境のりこえねっとの辛淑玉や民潭幹部が仕掛けた「高江在日騒乱」の裏名称が判った。それはズバリ、「在日米軍基地打撃任務」だ。
この任務にはTBS報道局も全面参加したが、中途半端な形で幕を閉じる。在日勢力を送り込み、騒乱を煽った黒幕・辛淑玉が、既に2月の時点で海外に逃亡していたことが明らかになった。
▽会見で嘘泣き辛淑玉1月27日(YouTube)
我那覇真子さんらリアル沖縄県民は、2月18日付で公開質問状を国境のりこえねっと側に送ったが、今も完全に沈黙。それもそのはず、黒幕の辛淑玉は、質問状送付の前後に高飛びしていたのだ。
怒鳴って喚いて涙する火病会見が1月末。被害者を演じてBPOに告発した挙句、自らは直後に南半球に逃亡するとは、無責任も甚だしい。大々的に会見を報道したNHKが滑稽ではないか…
▽MX前に集まったシルバー抗議隊1月(毎日)
一方、BPOが弾圧に踏み切る姿勢を固める中、“打撃任務部隊”から集中砲火を浴びたDHCシアター『ニュース女子』が猛反撃に出た。辛淑玉ら在日勢力に担ぐ反日メディアにとっては、予想外の展開である。
これまで全国紙や公共放送が揃って批判すれば、番組制作者は狼狽し、全面謝罪で修羅場を逃れてきた。その常識が覆ったのだ。
【地上波が隠した暴力シーン】
「この情報は、ご指摘頂いた『沖縄タイムス』の2012年9月20日の記事を情報源とさせて頂いたもの」
高江騒乱シルバー部隊に関する沖縄タイムスの盛大な自爆劇が紹介されるとスタジオは笑いに包まれた。笑い声のSEはバラエティの定番だが、検証番組で使うとは恐れ入った。
▽沖縄タイムス社屋(同番組より)
DHCシアターは3月13日夜、『ニュース女子』の特別編をネット配信した。反日勢力が発狂した第91回放送の沖縄パートを独自検証。批判された部分を6項目に分け、詳細に伝えた。
いずれも言葉尻を捉えた難癖や言い掛かりの類いで本来は抗議を受ける理由すら存在しない。問題化した原因は、反日メディアが隠している「高江の事実」が1月の放送で暴かれたことだ。
「この番組をご覧になっている方の中に、かなりの部分、あの映像を見たという方がいらっしゃる筈なんです。何故か? インターネットで全部流れているから」
▽東京新聞批判も口にしたMCの長谷川幸洋氏
MCを務める長谷川幸洋氏の指摘が全てを象徴している。特別編では、機動隊員に襲い掛かる山城博治らの衝撃映像も採用された。昨年秋の時点で、大反響を巻き起こした有名動画だ。
宗教団体系列の取材映像で、一部では否定的な見方もあるが、そこにこそ「高江報道」の闇が見える。誰もがドン引きする暴力シーンは、たまたま撮影に成功したのではない。
▽防衛省職員を襲う山城博治ら(同番組より)
騒乱現場には、常駐する沖縄2紙を始め、全国紙・民放各局もクルーを派遣。連日続く機動隊員ら襲撃の現場に遭遇した。だが、既存メディアは映像も写真も封印し、実態を隠したのだ。
『ニュース女子』特別編の反撃対象は、辛淑玉ではなかった。「マスコミが報道しない沖縄続編」というタイトルが示す通り、検証番組は徐々にメディア批判の色を濃くする。
【1万1,000㎞手前のご高説】
「報告した軍事ジャーナリストは高江の建設現場に行っていなかった」(2月2日付東京新聞・深田実)
新華社系のメディアは『ニュース女子』の当該放送で、井上和彦氏が高江に入らなかったことを糾弾する。危険との警告を受け、断念したのだが、その現場判断を第三者が批判することは有り得ない。
▽「深く反省」した2月2日付東京新聞1面
井上氏が取材を取り止めた二見杉田トンネルが大きなポイントだ。暴力集団は、この先から不法検問を行い、通行する車両のナンバーなどを記録していた。いわば関所なのである。
チャンネル桜に加え、大阪地上波の番組で名前と顔を知られる井上氏がトンネルを越えた場合、暴力集団が迎撃態勢を整える可能性が高かった。制作側が取材協力者やスタッフの安全を優先するのは当然だ。
▽“検問所”手前で取材断念した井上氏(同番組より)
「実際には足を運ばず、約40キロ離れたところからリポートした。不可解きわまりない『取材』であり、論評である」(1月28日付朝日新聞)
墓穴掘りのスペシャリストなのか…捏造紙は南スーダンPKO撤収について難癖をつけるが、取材回数は5年間で数える程しかなく、内戦が激化してからは海外通信社に丸投げだ。
東京から南スーダンの首都ジュバまでの距離は約1万1,000㎞。築地の社屋でふんぞり返る論説委員どもに、関所のトンネルまで足を運んだ取材活動を罵倒する資格はない。
▽南スーダン激戦地での取材’16年(AFP)
そして『ニュース女子』打撃任務部隊が、鬼の首を取ったかのように「デマ・捏造」と中傷したのが、消防車をめぐる情報だ。地区消防署長の発言を元に「妨害はなかった」と決め付けた。
検証番組での質問に対しても、署長の回答は同じだった。だが、救急車が現場に急行した際、道を塞がれて徐行せざるを得なかったケースがあったという。
「誤解を招くようなことはあったかも知れない。小競り合いで道が塞がれ、安全の為に徐行したり、時間が掛かったことは確かにあります」
▽取材に答える消防署長(同番組より)
消防車妨害以外の何ものでもない。塞いだのが車両ならば、道交法違反確定である。通行人への罰則規定はないが、そもそも群衆が公道を占拠していることが違法なのだ。
そして、署長に詳しく話を聞いた結果、声高にデマ批判をするメディアのトリックが暴かれた。
【バラエティでも裏付け必須の新基準】
「細かくは回答していないです。(質問は)妨害があったかどうかってことでストレートに聞いて、あるかないかだけ答えています。殆ど質問はないですね」
デマと決め付けたメディアの質問が、いずれも単純な二択設問で、現場の状況を取材することはなかった。捏造ではないが、事実の切り取りの悪質な手口。代表的なのが、MBS(毎日放送)の沖縄特集だ。
▽MBS制作のフェイクドキュメント番組(HPより)
MBSが1月29日のドキュメンタリー『沖縄 さまよう木霊~基地反対運動の素顔~』。高江派遣部隊を善人に仕立てて“沖縄ヘイト”を強調、『ニュース女子』の証言者を嘘吐き呼ばわりして徹底攻撃した。
この番組のディレクターは、かつて橋下市長に粘着して意味不明の質問を続けた斉加尚代だ。MBS労組の幹部でもある反日極左の活動家。辛淑玉会見直後の放映という見事な“メディアミックス”だった。
▽署長に二択返答迫る斉加尚代(MBS)
高江在日騒乱で生活に大きな支障が出たリアル地元民の苦悩は描かれない。社会常識に照らせば、ドキュメントと銘打ったMBS特集こそ審議・審理対象だが、BPOが対応することは絶対にない。
「高江の真実」を徹底的に隠すことがBPOに課せられた役割。2月10日に密室で開かれた放送倫理検証委で、BPOは『ニュース女子』を「検証の必要あり」と断定した。後には引けない状況である。
▽ネット配信限定になった101回放送
3月13日に配信された『ニュース女子 特別編』は、通常放映を見越して制作されたが、東京MX側がオンエアを阻んだという。理由は「BPO審議中の為」で、早くも弾圧第1弾が実行された格好だ。
そしてBPOの暴走は、既に全ての地上波放送局に重大な影響を与えている。2月10日の放送倫理検証委では『ニュース女子』弾圧で前のめりになる中、新しい“放送基準”が発表された
「情報バラエティー番組であっても前提となるべき情報や事実については合理的な裏付けが必要である」
▽新基準を発表したBPO放送倫理検証委
参照:BPO『放送倫理検証委員会 第112回議事概要』
テレビ制作者にとっては驚天動地の新基準だ。これまでバラエティ番組で、情報やトークネタについて「合理的な裏付け」が問われることがなかった。だが、2月10日の“BPO声明”で状況は一変した。
しかも、「?」「~か」など疑問符付きの表現や「~みたい」といった比喩であっても『ニュース女子』の当該放送と同様、審議対象になり、再検証番組の放映が義務となる。
▽疑問符付きの問い掛けもNGになった
制作側の自主規制が相次ぎ、テレビ離れを加速させた元凶と言われる表現弾圧機関=BPOの面目躍如だ。敗色濃厚と諦めてクロ判定をグレーに変えても、時代の流れは変わらない。
多くの日本国民は既に知ってしまった。ダブーなき自由な言論も本音トークも、政治的中立も公平性も、地上波のテレビには存在しない。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発となります
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参考動画:
参照:
□DHCシアターHP1月20日『「ニュース女子」#91についての見解』
□東京MX2月27日『番組「ニュース女子」に関する当社見解(PDF)』
□MBS『ドキュメンタリー’17沖縄 さまよう木霊~基地反対運動の素顔~』
参考記事:
□産経新聞3月13日『検証番組公開「なぜ韓国や朝鮮の人が反対運動しているの?」の疑問はヘイトスピーチか』
□沖縄タイムス3月14日『ニュース女子、YouTubeで正当性を強調 検証番組を配信』
□毎日社説2月22日『MXテレビ 電波の公共性、自覚せよ』
□朝日社説1月28日『「偏見」番組 放送の責任わきまえよ』
□琉球新報社説1月28日『沖縄ヘイト告発 辛淑玉さんを支持する』
□沖縄タイムス社説1月28日『「沖縄ヘイト」番組真偽不明 悪意むき出し』
□産経新聞2月27日『東京MXテレビ、「ニュース女子」検証番組放送へ 「虚偽・捏造認められず」との見解も発表』
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