ヒル“終わりなき数日”に幕…米朝の春は過ぎ去ったか

「BDA問題は数日内にも解決」ヒル次官補の決め台詞はもう聞かれない。苛立つ米国に北朝鮮も態度を硬化。更にロシアも豹変して北を非難…いよいよ米朝の春は終わり告げようとしている。
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太陽は雲に隠れ、北風が俄に吹き始めたようだ。

米国務省のヒル次官補は5月30日、不安を抱えながら北京空港に降り立った。これまでの威勢の良さは、どこにも見当たらなかった。

「BDAの北朝鮮関連資金の送金問題について解決方法を模索するため、武大偉外務次官と話し合う予定だ」

深い森の中にさ迷い込んだBDA問題。記者団に解決の見通しを訊ねられたヒル次官補は、言葉を濁した。

「同件の解決時期に関する予測は、これまで何度もはハズれた」
▽5月30日北京で会見するヒル次官補(AFP)
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BDA送金問題が膠着状態に陥る中で、ヒル次官補は常に楽観的な見方を崩さなかった。メディアとのインタビューでは繰り返し、こう口にしていた。

「数日内に解決する」

その答弁は3月末の時点から同じだった。

「資金の返還は、技術的な問題はあるが、今週中に決着するだろう」3月26日の発言

「今後さらに数日、待ってみるべきという点で意見が一致した」4月15日の発言

“終わりなき数日間”をヒル次官補は過ごしていた。しかし、5月30日、武大偉との話し合いでも新たな解決策は示されず、会談は不調のまま終わった。
▽DCで会見するヒル次官補(JNN)
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僅か1日の滞在で北京からワシントンに戻ったヒル次官補は、記者団に、こうぼやいた…

「もう『数日中に』とは言わない」

【最後のATMも閉ざされた…】

クリストファー・ヒルの“終わりなき数日間”は、あっけなく幕を閉じた。更にヒル次官補は、北朝鮮は送金の確認を待たずに、核関連施設の停止に踏み切るべきだ、と強調した。

送金問題の解決の見通して事実上、北朝鮮にモラトリアムを与えていた米国務省にとっては、大きな方針転換だ。
▽DCで会見するヒル次官補(JNN)
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BDA送金問題が行き詰まる中、各国の様々な銀行が“中継役”として浮上しては消えた。米国務省が苦肉の策で中継を依頼したのは、米国のワコビア銀行だった。

米国務省が頭を下げた5月中旬、ワコビア銀行は好意的であったが、途中から態度を硬化させ、結局、他行と同じように送金は暗礁に乗り上げた…

BDAとの取引を禁じた愛国者法311条の適用除外が認められなかった為と見られている。ヒル次官補らの前に、米財務省が壁として立ちはだかったのだ。
▽米ワコビア銀行(JNN)
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米メディアも理解していなかったようだが、愛国者法311条は、大統領にさえ執行免除権限が認められていないという。例外はゼロなのだ。ワコビア銀が嫌がった時点で、勝負あり。さしもの米国務省も、お手上げとなった。

ヒル次官補が打ち出した方針転換に、北朝鮮も自分たちの置かれた立場に気が付いたようだ。

5月31日、北朝鮮がNYに派遣している国連代表公使・金明吉(キム・ミョンギル)は、聯合ニュースの電話インタビューに、こう答えた。

「我々の立場は最初から明白だった。BDA問題が優先解決されるべきだ」

この発言は、2・13合意と受け止められている。始めからBDA問題は合意文書と無関係だったが、米国は手加減を加えていた。そこで北朝鮮は調子に乗っていたのだが、遂にハシゴを外された格好だ。
▽上機嫌でNY大名旅行中の金桂冠(3月)
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2・13合意は更に有名無実となり、北朝鮮は猶予期間を奪い取られた…窮地である。そして、もう一人の“友人”にも裏切られた。

【北を突き放したロシアの豹変】

ロシアは、中共と共に北朝鮮への影響力を持つ。6ヵ国協議ではコウモリ的な存在だったが、突然、態度を鮮明にした。

ロシア大統領府は5月30日、プーチン大統領が対北制裁決議の実施令を命じたと発表。全ての政府機関や企業、個人に対して、軍事物資・技術などを、北朝鮮に移転しないよう命令を下した。
▽プーチン大統領(AFP)
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制裁決議とは、昨年10月の核実験強硬後、ボルトンと大島賢三大使が取りまとめた1718号決議である。

インタファクス通信によれば、ロシアの上院外交委員長は5月27日、北朝鮮が決議を守っていないと非難し、こう牽制した。

「核計画の責任者や当局の活動に深刻な打撃を与えることが大切」

ロシアは近年、北朝鮮への武器輸出は行なっていない為、打撃力は小さいと見られる。しかしロシア軍閥の強い朝鮮人民軍にとって、精神的なダメージは大きい。

中露を天秤にかけて難局を切り抜けてきた金正日政権にとっても、大きな痛手となる。次に制裁決議が上程された場合、ロシアは安保理で味方してくれないことがハッキリしたのだ。

このロシアの豹変は、国際会合のタイミングに合わせたものだった。
▽ポツダムG8外相会合5月30日(ロイター)
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ドイツで30日開かれたG8外相会合で、ロシアは共同歩調を示したのだ。会合では麻生外相が議長声明に拉致問題を盛り込む事にも成功した。

2月13日に合意された初期段階の措置の速やかな実施を完全に支持。北朝鮮に対し、拉致問題の早急な解決を含め、国際社会の他の安全保障及び人道上の懸念に対応するよう求める。
参照: 外務省5月30日G8議長声明
▽ポツダムでの日独外相
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G8外相会合は6月6日から開かれる独ハイリゲンダム・サミットの地ならしをするものだ。首脳会合では外相会合で打ち出された方向が踏襲される。ロシアも加わった対北非難が出されるのは、これで確実だ。

北朝鮮の正念場である…さらに、ユーラシア大陸の東でも、北は美味しい蜜にあり付けなかった。

【コメ送れ騒動で南北会談決裂】

今、北朝鮮が頼りにしているのは、盧武鉉だけだ。核を爆破させても、ミサイルをぶっ放しも好意的に解釈してくれる有り難い友人である。

5月29日からソウルで始まった第21回南北閣僚級会談。友好ムードが演出され、何らかの進展があると見られていたのか、ソウルでは激しい反北デモが行なわれた。
▽火刑式で焼かれる北朝鮮旗(AFP)
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先の南北鉄道5時間運行など、盧武鉉政権の融和路線は変わらずだ。事前には韓国側が国防相会談の開催や鉄道の段階的開通などを提起し、楽観的な予測も出ていたようだ。

しかし、フタを開けてみると、北朝鮮側は「コメ40万トンを送れ」の一点張りで協議は難航。「合意事項を守れ」と脅迫を続けたが、韓国側も核施設停止の合意不履行を理由に無条件支援に踏み切れなかった。
▽南北閣僚級会談6月1日(AP)
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盧武鉉はコメ40万トンを差し出したかったようだが、米朝が足踏みを続ける中、単独支援を行なう度胸はない。約140億円相当のコメ支援を無条件で行なえば、国際社会から非難を浴びると心得ていた。

結局、南北閣僚級会談は6月1日、次回の日程も決められないまま閉幕。事実上の決裂である。恨み抱いた北朝鮮側が態度を硬くし、今後、南北関係は冷え込むとも予想されている。
▽抗議ポスターの準備風景(AP)
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太陽政策を棄てられない盧武鉉にとっても、苦しい状況だ…残るは中共だけだが、中朝関係こそ最も微妙な段階にさしかかっている。

【北京から消えた北の留学生たち】

CRS(米議会調査局)は北朝鮮経済に関する最新の報告書を発表した。その中では、北朝鮮が中共に対しても核で恫喝すると指摘されているようだ。

「北朝鮮が核兵器を米国だけでなく、中国脅威用カードとして使用する可能性もある」

核保有宣言は一方で中共の「核の傘」からの離脱表明に等しかった。ただし、核兵器をシナ国内に向けて使用する可能性までは問われたことがなかった。CRSに報告書は更に、こうリポートしている。

「北朝鮮が中国との一方的な関係を嫌って独立を試みる可能性がある。中国は北朝鮮軍部の内部状況をあまり把握しておらず、北朝鮮は中国の声を聞き入れない」
▽4・25軍事パレード(ロイター)
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6月1日、北京で起きている奇妙な現象が伝えられた。『朝鮮日報』が報じたものだった。

「北朝鮮政府が北京在留の自国留学生全員を帰国させている」

理由はまったく不明だというが、北京大学の北朝鮮留学生は5月初めのメーデー休暇の前に一斉に帰国。その後、誰も戻ってきないという。不気味だ…
▽北京大学(AFP)
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同様の留学生帰国命令は、かつて1回だけ出されたことが確認されている。ソ連崩壊の時だ。その理由も定かではないが、何かが起きる前兆とも考えられる。無意味な帰国命令は出さない。

金正日は2・13合意の翌日にも、海外の外交官に家族を帰国させるよう命令を出していた。それは亡命を防ぐ為と見られているが、米朝雪解けムードとは矛盾する指令だ。

一方で、米CRSの報告書には、注目のワンセンテンスが含まれていた。北朝鮮が中共の声を聞き入れなくなった…とする部分だ。これこそヒル次官補が暴走した真の理由だろう。

【中共の失墜に乗じた米国の先走り】

米国務省の動きが慌ただしくなったのは、昨年10月下旬だ。核実験宣言の後、唐家センが訪朝し、10月19日に金正日と会談。その翌日、ライス長官は北京を訪れ、胡錦濤ら中共要人と連続会談した。
▽昨10月20日のライス・胡錦濤会談
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更に10月31日にヒル次官補が北京を訪ね、北朝鮮側と2国間会談を実施。6ヵ国協議の再開が決定する。

唐家セン訪朝で、中共が北朝鮮を上手く引き込んだことから事態が動き始めたと大方は見ていた。表面上は確かにそうだ。だが、実際は逆だったとも分析されている。

唐家センは北朝鮮に足蹴にされて帰ってきた…

米国は中共の発言力・影響力が著しく低下し、北朝鮮をコントロール出来ないと断定。ホスト役だった中共を見限り、自らフロントに出向いたとする見方だ。

最早、北朝鮮を動かせるのは米国しかない…それが米国務省の判断であり、米朝直接対話に踏み切った最大の理由と分析されている。朝鮮半島情勢で米国が外交の華を咲かせる足場ができた。
▽昨10月北京で会見するヒル次官補
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その時からヒルとライスの大冒険がスタート。2月の6ヵ国協議後までは順調に進んでいた。しかし暴走気配に思わぬ横やりが入る。米財務省だ。

ヒルが切ったBDAの空手形に、米財務省がストップを掛けたのは現在の状況証拠からほぼ間違いないだろう。ただし、この事態を米国務省と米財務省の対立と捉えるのは余りにもスタンダードだ。米財務省の背後には別のパワーがあるように感じられる…
▽5月29日会見するヒル次官補(AFP)
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それがタカ派的な一団なのか、どうかは不明だ。しかし、ヒルの意気消沈ぶりを見ると、異なる力学が働き始めたように思えてならない。米国が再び強硬路線に転じる可能性も増してきた。

ロシアが1718号決議の履行を今になって指示したのは象徴的である。平壌は、国際社会の不穏な空気を感じ取っているだろう。

金正日政権は、ヒルからプレゼントされたアメを半年間かけて舐め尽くした。既に、口の中で溶けてなくなってしまったようだ。もう1個のアメを、誰かが放り投げてくることはない。

いよいよ膠着状態にも終わりが訪れるのではないか。米国が駒を動かすか、北朝鮮がカードを切るか…

“終わりなき数日間”の夢を見ていたのは、北朝鮮も同じだ。お互いが夢だったと悟った時、次のアクションは起こる。


      〆
最後まで読んで頂き有り難うございます♪
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参考記事:
日経新聞6月1日』北朝鮮、核施設の停止先行履行を拒否』
デイリーNK5月30日“北, 中国との一方的関係に嫌気”
産経新聞5月31日『露、北への兵器禁輸発表、サミット前に共同歩調演出』
時事通信6月1日『決着待たずに北は核停止を=送金問題で方針転換-米次官補』
AFP BB6月1日『北朝鮮政府が自国留学生全員に帰国を指示、理由は不明』

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蓮華
2007年06月02日 09:24
特亜対策は支那朝鮮をよく理解しているボルトンに任せておくのが一番。日本に対しても強硬派だったと思いますが、朝鮮人には約束を守るという概念が無いという事をよく知っている。

北の留学生一斉帰国は対外に向けてのブラフかと思っているんですが、勝ち馬に乗り換えるのが得意なロシアの動向が気になる所です。
とおる
2007年06月02日 09:26
> ロシアが1718号決議の履行を今になって指示したのは象徴的である。
勝ち馬と踏んだのでしょう。
中共の行動が不明です。目の前で、米国・ロシアに好き勝手にされるのも嫌がるでしょうが、第一の攻撃を米国にさせて、治安維持を名目に北朝鮮の占領・分割に乗り出すのでしょうか?
北朝鮮は、6者協議の進展がされない理由を米国の送金に求めてくるでしょう。国技の謝罪と賠償を求めるのでしょう。
真・愛国無罪
2007年06月02日 11:06
半島では「十年後」という言葉は「永遠(にありえない)」という意味だそうですが「数日」も同じ意味を持つことがわかりました。
それにしてもヒルは何故金正日が先の合意を誠実に実行してくれると期待したのでしょうか?
そんなことはナメクジがサハラ砂漠を横断するぐらいありえないことなのに・・・。
キューバ危機を超える恐怖を極東にもたらしてくれたヒル国務次官補には私から“デーモン”という洗礼名を授けましょう。
もうすぐ解任されるであろう“デーモン”閣下がよいご余生をおくれますように・・・。
きよ
2007年06月02日 11:48
不謹慎ながらとても楽しく読ませていただきました。
勝ち馬に乗るのが得意なロシアがほんとに勝ち馬に乗ったのだとしたら(ロシアが自国に不利益なことをするとはとても思えないので)、日本にとってもいい風が吹きそうです。
安倍さんも麻生さんもほんとに頑張っていますよね。
名無しの経営者
2007年06月02日 12:44
世界政治は大国の意思の実現に帰着する。大国は、その意思を、直接表明しない。それは、意思表明によって、様々な、政治力が加わり、原型を失うほどに変形させられる恐れがあるからだ。

大国の意思は想像で補う他ない。超大国・米国の意思として確からしいものは、ドル基軸通貨体制の維持だろう。

北に対しては、偽札製造や核保有を懲罰する。その一番安上がりの方法は北の孤立化・経済制裁である。北は、国際社会から無視されるのが妥当だ。それが6ヵ国協議にした理由に違いない。

5月30日、米国務省ヒル次官補は、「北関連資金の送金問題について、武大偉外務次官と話し合う」と述べた。全く進展していない。もともと解決する気が無いのだ。

5月30日、プーチン大統領が対北制裁決議の実施令を出した。ドイツで30日開かれたG8外相会合で、ロシアが共同歩調をとるとし、実行したのだ。

南北閣僚級会談は6月1日、次回の日程も決められないまま閉幕。北京大学の北朝鮮留学生は5月初めのメーデー休暇の前に一斉に帰国。その後、誰も戻っていない。

まさに封じ込めが、完成した。これは、米外交の大成果に違いない。
今回は匿名希望
2007年06月02日 12:56
アネモネさんの北記事は小説みたいに面白く、政治が苦手な自分も楽しく読んでしまいました。
中・韓・北朝鮮関連では腹立たしい事ばかりですが、次は…ワクワク楽しみです。
いすけ屋
2007年06月02日 13:00
日本人なら北朝鮮の実体を理解しているから、こんなこと初めからわかってた。ヒルやライスが知らなかっただけでしょう。ほんとにアメリカって柔になったね。そろそろ日本も独立を考える時期にきたんじゃないの?
新緑
2007年06月02日 14:04
いつも詳細で分かり易い記事を感謝しながら拝見しています。
今日は8番目の写真”ボッダムG8外相会議”に写っている前庭の(赤い星)のことでコメントしたく投稿しました。
3年前にここを訪れた時に知ったのですが
旧ソヴィエト時代に占領されていた、この建物をドイツに返還する時の条件としてこの赤い星の保存があったそうです。
今では、もう旧ソヴィエトは消滅したのに
律儀に保存条件を守っているんだなぁと思いました。
ドイツにとっては、いつまでも残る屈辱の星だと思います。
ごんべえ
2007年06月02日 15:19
共同通信によれば、4月の日米首脳会談でブッシュは安倍首相に「しくじってしまった」と漏らしたという。
回り道をしたことを悔いた素直な気持が、ブッシュに「しくじってしまった」と言わせたのであろう。「しくじってしまった」中身について共同はトンチンカンなことを書いているが…。
回り道をしながらも、進むべき方向へ着実に進んで行くのが世の中。

それにしても、愛国者法は実に良く出来ている。BDA問題がこじれればこじれるほどに、その威力が全世界の銀行に知れ渡ることになる。凍結した時よりも凍結解除してからの方が効果を発揮している。米ドルが基軸通貨であるからこそ出来た制裁だった。他国が真似したくとも真似出来ない制裁方法だ。
アネモネ先生!
2007年06月02日 17:43
お若い方と想像してますが、先生みたいな方が政治評論家としてマスコミがインタビューする時を夢想致します。大陸、半島に洗脳されたマスゴミには無理でしょうか! 
これからも真実の追及をお願いいたします。

ほめ殺しではありません! 日本の巨悪や闇、暗部の解明のすばらしさ! ネットのファンは
みなそれを恋こがれていた! ちょっとほめすぎで嫌味になったかも ごめんなさい!
愛国者法311条
2007年06月02日 21:12
こんばんは。

【愛国者法311条】我が国にも欲しいですね。特亜抑止に。

切望しますよ。
2007年06月02日 21:34
>蓮華さま
米政府部内の対北強硬派は柔軟派よりも冷静な分析者に見えます。強硬派の復活はまだ先でしょうが、声が強まることを期待です。
>とおる様
制裁強化指示は、一方で北への関与の否定にも見えます。どこか、ロシアは半島利権から手を引いたかのような印象も持ちました。
>真・愛国無罪さま
ヒルの数日も永遠だったようです…ヒル=ライスに深謀遠慮はなく北のペースに乗せられただけで、結局、先延ばしの協力者です。
>きよ様
安倍&麻生コンビの外交は堅実な印象です。G8も余裕の構え。外交は選挙で得点にならないものの弛まず頑張って頂きたいですね。
>名無しの経営者さま
「時間」は、どうやら北に不利に働き始めた感じです。ロシアの真意は不透明ですが何かシフトチェンジがあったようにも見えます。
>今回は匿名希望さま
有り難うございます。外交は、主人公を立てて芝居仕立てにしないと無味乾燥な事実の羅列になるので書く時は気を付けています。
2007年06月02日 21:35
>いすけ屋さま
ヒルらの対北外交は軍事力をもぎ取られた所から出発していたのかも…武器の後ろ立てがないとパワー外交が成立しない見本です。
>新緑さま
なるほど。全景を写した記念写真の意味がわかりました。ソ連との歴史的経緯が花壇の形に残されていたとは…秘蔵逸話ですね。
>ごんべえ様
今のブッシュに対北外交を立て直せるのか微妙ですが、取り組んで頂きたい。本当にコルレス口座封鎖は米国だけの奥の手ですね。
>アネモネ先生!さま
重箱の隅を突つくのが趣味でも、喋りはちょっと苦手です…「反日のトリック」に多くの方が気付いてくれたら良いのですが。
>愛国者法311条さま
ドルの強さとは、こういう事を指していたのですね。円でも同じテクニックが使えたら武器になるんでしょうが、システムが違うか。
コルレス口座が理解できていない神谷晃良
2007年06月03日 01:17
北朝鮮を見ていると、朝鮮民族の下らなさが良く判りますね。自分達の力だけで食べていく事が出来ないくせに、素直に頭を下げ、土下座して物を乞う事が出来ない。武器をちらつかせて
、脅し取ろうとする。気位だけは異様に高い。中共を核で恫喝?身の程知らずも甚だしいと感じません?朝鮮人相手の約束事など、全く無意味です。都合が悪くなれば、直ぐ反故にします。今の、北朝鮮の核問題は、クリントン民主党政権時の甘い対応に拠る所大では無いですか?民主党合衆国って碌なものじゃない気がします。兎に角、『朝鮮半島で何が起ころうと、日本は一歩も動かない』。向こう百年、日本国日本人が自らに課すべき鉄則です。日本人は朝鮮人の正体を知るのに、百年掛かりました。払った犠牲は余りに大きい気がします。朝鮮半島併合反対派の伊藤博文公を射殺した、併合推進派の安重根が、あの国(下朝鮮)では英雄ですもの。訳判らんです。
中国、朝鮮は日本の敵だ!
2007年06月03日 07:07
神谷晃良様 朝鮮民族のDNA(民族性?)よくわかりませんが、私も還暦が来年という年になりますと(ネットの影響が多大)経験則で怖さが分かります。日本のヤクザになぜ在日が多いのか? また 以前の歌舞伎町のヤクザの支配する民族ですか。戦後 在日系やくざが歌舞伎町を席巻し、次は台湾マフィア、次は福建、広東、最近は上海らしいですね! ヤクザと国の性向が一致しますね(馬鹿の独断と偏見です)

結論は朝鮮民族の狡猾さ、その上を行く中華民族ですね! でも 日本はこれらの強盗民族に侵略されてはいけません! がんばれ 日本
ナポレオン・ソロ
2007年06月03日 11:58
 漸く風向きが本来の方向に吹き始めたと感じていますが、その基点となったのが、愛国者法311とは、財務省の毅然とした態度も法的な裏打ちが有ればこそですね、民主党の揺さぶりで、より人道的にと、ライスやヒルがワケの分からない動きをしていたが、この一事でしゃんとした様で、米国が法治国家足る由縁ですね。

 実際、問題は是からですが大勢は決まっています、朝鮮の核は、米国にとっては線香花火にもならないでしょうが、核を保有していると公言しているからには、米国が朝鮮攻撃に核を使用しても非難は和らぐでしょうし、使い方によっては、他国への無言の威力になります。
ナポレオン・ソロ
2007年06月03日 11:59
 そう言う意味で、アサシン兵器として限定核を使うかも知れません、勿論、それが同時に釣魚台の党中枢や広東の軍中枢への大きな脅しに成ると思われるからです、彼等は独裁政治を敷いて居るが故に、ポイントを押さえた攻撃が成功した時点で、即終戦に成ってしまう弱点を持っています。

 米軍の「要人の居住区のみを限定爆撃する」作戦は、嘗て、F111(スカイウォーリア)1編隊ダケで、リビアの狂人カダフィ大佐の一家が居住する家を米国から渡洋して遠征爆撃、偶々留守だったカダフィ大佐以外を皆殺しにして、カダフィ大佐を震え上がらせた事があります。それ以後、リビアは反米を途絶しています。

 今度はキット、巡航ミサイルなのでしょうが、小型核を搭載した多数のミサイルが多方向から侵入一点に集中した場合、その区域の防御は殆どムリでしょう、でもイラクの様に一般人にも被害が及ぶ懼れがある。
ナポレオン・ソロ
2007年06月03日 11:59
 消滅させる範囲が100m四方で良いのなら、ミサイルの誘導に使う動点、静点に衛星から送られる誘導レーザーの反射鏡をスポットで予め設置すれば良いのですから、通常型のミサイルで十分ですが、それでは先のプロパガンダの効果が薄れます。

 日本は、これらの結果を良く分析して、今後の国防と外交に役立てて頂きたい。
マルコおいちゃん
2007年06月03日 20:10
アネモネさんが指摘される、財務省の背後の別のパワーとは何かが気にかかりますが、とりあえず米財務省の仕事に最大限の評価を送っておきましょう。

日本の場合、外務省を牽制する省庁として、かっては通産省がありましたが、いまは心もとないばかりです。
ただ外相と総理がしっかりした人物なので、(現在は)安心ですが。今のうちに外務省を改革するか、制度的に外務省をチェックできる機構を設置されることが期待されます。現政権の立ち上げた日本版NSCの成立が待たれます。
2007年06月03日 22:49
>神谷晃良さま
半島国家の歪んだプライドに小中華思想を垣間見ます。日本とは違い過ぎる思考方法に、今やっと気が付き始めた感じですね。
>中国、朝鮮は日本の敵だ!さま
各国のマフィファは、一面でその国のメンタリティを表に現すようです。在日ヤクザは本性を示しているようにも思われます。
>ナポレオン・ソロさま
金正日が死を決意したら北京にも撃ち込む可能性があります。ノドン実験の際には、射程に入っていた北京が激怒したとか…
>マルコおいちゃん
別段ユダヤ資本を指している訳ではありません。ヒルの初舞台でBDA制裁を発動したのは二面作戦ではなかったようですね。
21seiki
2007年06月10日 08:37
ヒルはよくやっている。アカデミー主演男優賞
をやろう。最近困ったような表情をするが、乱発する援助の空手形も全て財務省と国務省が密接な打ち合わせのもとに練りに練ったものであり、アメリカの経済制裁がいかに深刻なものであるかを北朝鮮・イラン・アメリカに敵対する全ての国に周知徹底
させるシナリオによる芝居なのだ。
ヒルはまさに千両役者だ。

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