葬られた聖戦~日本人よありがとう

わが国の戦争の呼称でブレてはいけない。堂々と大東亜戦争と呼ぶべきであろう。この呼び方は、ノスタルジーでも美化でもなく、ある種の真実を映し出している。

大東亜戦争は少なくとも3つに分類できるという持論を以前に披瀝した。

1 日支紛争(満州と支那沿岸部が舞台)

2 日米戦争(太平洋・沖縄・本土)

そして3つ目が東南アジアを舞台にした対英・対蘭戦争なのだが、これは大東亜戦争と呼ぶ意外に適切な表現がないように思える。

その確信を得た書物がある。そのうちの一冊が土生良樹著『日本人よ ありがとう』だ。

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【ネット上で甦った親日家】

89年に出版されたこの本は、あるマレーシア人の半生を日本人の友人・土生氏が伝記風に纏めたもの。

2ちゃん等で次のようなコピペを見た人も多いのではないだろうか?
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「この国に来られた日本のある学校の教師は『日本軍はマレー人を虐殺したに違いない。その事実を調べに来たのだ』と言っていました。
私は驚きました。『日本軍はマレー人を一人も殺していません。』と私は答えてやりました。
日本軍が殺したのは、戦闘で闘った英軍や、その英軍に協力した中国系の抗日ゲリラだけでした。
そして日本の将兵も血を流しました」

ラジャー・ダト・ノンチック元上院議員
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懐かしい思いもあって、ノンチック氏について検索してみると、本の冒頭に掲げられた詩が複数のサイトで紹介されていた。

「序にかえて」と記された詩だ。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/6646/vol4.html

感動するツボが一緒なら幸いだ。

残念ながら『日本人よありがとう』は絶版となっているうえ、古本もアマゾンでは汚れアリで4000円近くする。復刊を期待したい。

【ある日本人の壮絶な最期】

この本の中に、衝撃的なエピソードが紹介されていた。恐らく、どの戦史書にも書かれたことのない秘話だろう。

当時の状況を簡単に説明する。

昭和20年8月15日の翌々日、インドネシアは独立宣言を発表する。しかし、オランダは独立を承認せず、9月から10月にかけて進駐を開始。日本軍に育てられた独立義勇軍は直ちに反撃を始め、インドネシア全土で局地戦が繰り広げられることになった。

その合い言葉は「ムルデカ(独立)」だった。

この独立戦争には多くの帝国軍人・軍属が参加するが、一方で、日本軍は降伏条件を守って武器を封印せざるを得なかった。その為、武器を要求するインドネシア人は日本軍関係施設を相次いで襲撃した。

10月に起きた「スラマン事件」について『日本人よありがとう』(174頁)にはこう記されている。
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(原文ママ)
「スラマン陸運局に勤務していた女子を含む日本人七十余人が急襲され、ブルー刑務所に監禁された。
八畳ほどの監房二つに、七十余人がスシ詰めにされ暴行虐待を受け、一人ひとり呼び出されて射殺されたが、残りの者が騒ぎだすと、房内へ銃弾を浴びせて全員を射殺した。鮮血は廊下を流れ、この血の海の中で一人の日本人(阿部頌ニ)が、血糊をもって壁に血書した。

バハギア インドネシア ムルデカ
“インドネシアの独立に栄光あれ”

この血文字は、インドネシア側暴徒集団に、神をおそれるおののきとともに、巨大な感動を与えた」
*************

日本の敗戦後、インドネシアに残留した日本人は最大で2000人。独立戦争では247人が死亡、238人が不明となっている。
(参考:『帰らなかった日本兵』長洋弘著)

なぜ、これほど多くの日本人が現地に残留し、独立戦争に参加したのか?

多くの日本兵・軍属は祖国の敗戦後も、大東亜戦争の理念に基づいて、戦争を遂行したのである。

一部の識者が言う「現地で一旗揚げたかったから」であろうはずがない。“東京裁判史観”では説明不能な史実は、意図的に隠されるか、貶められるかしてきた。

しかし、上記のエピソードにあるように、自らの死をもっても東亜諸国の独立を望む、美しい日本人がいたことを忘れてはならないだろう。

そして、白人の植民地支配に抵抗し、一度は置いた銃を再び手に取り、ひとり死地に向かって行った日本兵の勇気ある行動に尊崇の念を抱いてやまない。


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  • 日本軍上陸50周年記念戦争博物館@マレーシア

    Excerpt: <B>マレーシア</B>にも誇らしいお話があります。多くのマレーシアの方々も、日本を擁護してくださいますよ。 「日本の戦争責任を問うならば、それより以前、非人間的な支配と収奪をつづけた欧米の宗主国の責任はどう.. Weblog: ランヘボ乗りの右回りドライブ racked: 2009-09-09 15:14
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