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zoom RSS 朝鮮人民軍 存亡の危機…対米正常化を阻む勢力

<<   作成日時 : 2007/06/29 15:08   >>

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米国を困惑させた北の弾道ミサイル発射。なぜ逆撫でする軍事挑発を行なったのか?米国との正常化を嫌う勢力…北朝鮮の特殊な権力構造が米朝蜜月の最終局面で姿を現す。
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デリケートな時期になぜ弾道ミサイルを放ったのか?

北朝鮮が6月27日、日本海に向けて発射したミサイルが弾道ミサイルだったことが判明。米メディアがペンタゴン関係者の話として伝えたのに続き、NSC(国家安全保障会議)も認めた。

NSCのジョンドロー報道官は、米東部時間27日、北朝鮮を非難すると共に、こう警告した。

「北東アジアの安全を脅かす弾道ミサイルを、これ以上挑発的に発射しないように望む。寧辺の核施設の稼働停止を含む、初期段階措置の履行に集中すべきだ」
▽NSCジョンドロー報道官(NHK)
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ミサイル発射の第一報では「シルクワームなど短距離ミサイルで通常の訓練」の一環として問題視されなかったが、実際には違ったようだ。

発射されたミサイルは合計3発。韓国筋によれば、午前・午後、さらに夜と間隔をおいて発射された。いずれも北朝鮮東部から撃たれ、日本海に着弾したという。

弾道ミサイルであれば、安保理決議1718号に対する明白な違反となる。それを知ったうえでの軍事的挑発だ。ジョンドロー報道官は決議違反を指摘、さらに、こう語っている。

「核問題を巡る6カ国協議が微妙な段階にある時期のミサイル発射に、米国は深く憂慮している」
▽画像:FNN
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微妙なタイミングというレベルではなかった。26日に平壌入りしたIAEA代表団が核関連施設の視察日程を北朝鮮側と協議している最中の出来事だった。

再び蜜月を迎えた米朝関係に、冷水を浴びせるかのような挑発である。

【5月の発射も弾道ミサイルか】

北朝鮮は5月25日にも日本海に向けてミサイルを発射したが、シルクワーム型とほぼ断定。その際は、一部から「老朽ミサイルの処理」との声もあがり、まったく問題視されなかった。

しかし、今回は早くから各国で弾道ミサイルだったと指摘されている。防衛省幹部は一夜明けた28日の段階で「KN-2」の可能性が高いとの見解を表明。韓国筋も同様の見方を示している。

「KN-2」(=KN02)は、旧ソ連の短距離弾道ミサイル「SS-21」を改良したものでレンジは約120キロ。固体燃料を使った陸上配備型の単弾式ミサイルだ。半島から日本領海に達する能力は備えていないが、改良が加えられている可能性もある。
▽「SS-21」(参考画像)
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一部報道によれば「KN-2」は4月25日の平壌での軍事パレードで確認されていたという。その際に北朝鮮側が映像を公開したのは、スカッド型と、もう1種類の地対地ミサイルだった。

「SS-21」本体やユニット形状を比較すると、白いミサイルが問題の「KN-2」だ。
▽4・25軍事パレード(AFP)
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軍事評論家の宇垣大成氏によれば、スカッドよりも遥かに命中精度が高いという。また他の短距離ミサイルとの大きな違いは、核弾頭搭載能力があることだ。各国の軍事筋が敏感に反応した点はそこである。

また韓国国防相は28日の声明で、実戦配備されていない開発中の新型ミサイルの発射実験とも指摘している。やや情報が錯綜しているが、4月25日のミサイル発射でも防衛省筋から「新型ミサイルのPR」とする声が上がっていた。

前回のミサイル発射も実際には「KN-2」で、米国が事実を隠蔽していたのではないか?

産経新聞は、一貫して「通常の訓練」として問題化を避けていた米政府の姿勢変化は、相次ぐ発射を「挑発的行為」と受け止めた可能性があると指摘している。

【安保理決議違反は無視される】

安保理決議1718号は、第2項で弾道ミサイルに触れている。

北朝鮮が、さらなる核実験または弾道ミサイルの発射を行なわないよう要求する

発射されたのが弾道ミサイルであるとの確証が得られれば、安保理は次の決議案採択に自動的に進むことになるが、米国務省が過剰反応することは、まずないだろう。ライスは現在のスキームを着実に進行させる算段だ。
▽ライス国務長官(参考画像)
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これまでの所、国務省はミサイル発射に関して声明を発表してない。弾道ミサイルと指摘したのはNSCとペンタゴンで、少なからず米政府部内の足並みの乱れを見ることが出来る。

それよりも不可解なのは、北朝鮮のアンバランスな行動だ…なぜIAEA代表団を招いた直後に、挑発行為に及んだのか?
▽26日訪朝したハイノネン事務次長(AFP/KCNA)
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相変わらず金正日の秘密金庫は閉じたままで、30億円に満たないカネしか戻ってきていないが、北朝鮮はスマイルを見せている。米国が差し出した手を握ろうとしているのは確かだ。

このタイミングでの挑発は、明らかに矛盾する行為だろう。朝日新聞は、その矛盾を、こう説明している。

北朝鮮の核問題をめぐる6者協議再開のめどが立ち始めた中でのミサイル発射は、今後の交渉で安易な譲歩はしない姿勢を鮮明にしたといえる。(朝日新聞6月28日)

交渉を有利に進める為のテクニックだそうだ。どこまでも北朝鮮に対しては優しい新聞社である。本気で米朝関係が滑らかに進展すると考えているのか…

【朝鮮人民軍“敵失”の危機】

6月25日、ヒル次官補は会見で、北朝鮮をめぐる新たな枠組みをブチあげた。南北朝鮮に米国・シナを加えた4ヵ国による新機構の創設だ。

先のヒル訪朝で話し合われたもので、その新機構は、朝鮮戦争の休戦協定に代わる“恒久的な平和体制”の確立を目指すとしている。7月末にも予定される6ヵ国外相協議のメーンテーマにしたい意向だ。
▽25日会見するヒル次官補(NNN)
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恒久的平和体制とは、非核化プログラムを飛び越え、米朝国交正常化を前提にする。北朝鮮も乗り気だとヒル次官補は大真面目に訴える。

その米朝国交正常化を不安視する勢力がある…朝鮮人民軍だ。

一気に米朝が接近し、和平協定を結ぶような事態になれば、朝鮮人民軍は宿敵を失うことになる。解体されることはないが、総兵力100万人を超す巨大な朝鮮人民軍にリストラの嵐が吹き荒れるのは必定だ。

それは単なる整理・縮小に留まらず、それは北朝鮮の権力構造そのものを激変させる結果を招く。
▽金日成広場を行進する人民軍兵士
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北朝鮮は金正日独裁体制ではあるが、その権力基盤は朝鮮人民軍に担保され、老幹部達の意向に逆らうことは出来ないとも言われる。果たして、軍から権力と武力を同時に取り上げることが可能なのか?

現在、米国との交渉で前面に立っているのは、北朝鮮外交部だ。典型的な官僚組織で、軍部と対等に渡り合える力など持っていない。北朝鮮でパワーエリートと言えるのは、金正日の最側近グループと一握りの軍幹部だ。
▽軍事パレードを謁見する金正日(AFP)
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米朝の正常化とは、軍パワーエリートを軒並み切り崩す作業である。それは北朝鮮にとって決して容易な改革ではなく、波乱を巻き起こすものでしかない。

【ベルリン会談直前の不穏な動き】

これまでにも朝鮮人民軍の暴発説は真しやかに囁かれてきた。

昨年7月のミサイル乱射や10月の核実験強行などが、金正日が関知しない中、行なわれたとする説が一部で浮上。真相は不明だが、平壌権力中枢の指導力に疑問符が付けられた。
▽1月上旬の平壌10万人集会
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また今年1月12日には、平壌市内で人民軍通信の異常増加を在韓米軍などがキャッチ。クーデター説が錯綜した。その後、軍事訓練として判明、一件落着したが、そのタイミングは奇妙だった。

クーデター説が韓国メディアに登場したのは1月15日。ちょうどその日、ヒル次官補はドイツを訪問。そして翌日には米朝接近を確実なものにしたベルリン会談が電撃的に開かれる…
▽1月15日訪独したヒル次官補(FNN)
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偶然の一致だったのか?クーデターは否定されたが、平壌中心部に向けて兵力が接近したのは事実で、前例のない訓練であったことは確かだ。

1月12日の時点で、北の権力中枢には、金桂冠が訪独して米国と直接対話を行なうスケジュールは漏れ伝わっていたと考えられる。政権転覆の軍事行動ではないにせよ、恫喝だった可能性は否定できない。

そして、今回の弾道ミサイル発射も同様に、タイミングが符合し過ぎている。北朝鮮外交部が主役となってリードする米朝対話を牽制するアクションにも見える。

1日の間に、時間をあけて3発放たれたミサイルは、他方で、平壌に向けられた狼煙であったとも解釈できるのだ。

【1994年…人民軍存亡の危機】

元から北朝鮮サイドは、米国との正常化を表立って期待する素振りを見せていない。金正日が米国に要求していたのは、経済制裁の撤回と体制保証だった。

体制保証とは即ち「金王朝の護持」だ。
▽6月公開された金正日近影(ロイター)
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北朝鮮が国交正常化を求めているのは日本に対してであって、米国ではない。そこには経済協力という名目の巨額援助資金がぶら下がっている。

一方で米国との関係正常化は諸刃の剣だ。金正日体制は堅持されるが、朝鮮人民軍は敵を失い、核兵器を失い、そして存在理由を半ば喪失する。

特に、朝鮮人民軍にとって核兵器は最後の砦であり、命綱だ。核を奪われた朝鮮人民軍など「張り子の軍隊」であることを、誰よりも軍幹部たちが知っている。

90年代の第1次核クライシスで、朝鮮人民軍は存亡の危機を迎える…
▽訪朝したカーター元大統領
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カーター訪朝で対米決戦が回避され、さらに、金日成と韓国・金泳三大統領の南北首脳会談が94年7月にセッティングされた。対米・対南和平の到来で、朝鮮人民軍は宿敵を失うことになったのだ。

しかし、南北会談の直前に金日成は急死する…
▽94年7月金日成追悼集会
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死因や直前の状況を深く問うことはしないが、その後、北朝鮮は長い沈黙期間に入り、米国との関係もフリーズ状態。南とは敵対関係が続く。

米朝対話はライスの思惑通り進むだろう。しかし、米国務省は正常化の先にある北朝鮮の国家ビジョンをどう描いているのか。朝鮮人民軍が自ら権力を手放すと考えているのであれば、その観測は甘い。

第2次核クライシスもまた、最終フェーズを前に別の力学が働き始める。


     〆
最後まで読んで頂き有り難うございます♪
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発 となります

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宮沢内閣の負の遺産をこれ以上後世に残さない為に、引き続きご支援とご理解を願います。
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参考記事:
AFPBB6月28日『北朝鮮、発射したのは新型弾道ミサイル』
時事通信6月28日『短距離の弾道ミサイル3発=北が27日発射、米が連絡−政府筋』
読売新聞6月25日『朝鮮半島和平、米・中・韓・北で4か国会合…ヒル次官補』
イザ6月7日『中枢幹部を左遷? 北が軍の綱紀粛正』

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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
アネモネさん、
ううむ、鋭い分析。感服しました。
この伝で行くと、米朝国交交渉が進んだ場合、キム・ジョンイル暗殺もありうる、と。まさか、そこを狙って米国務省が駒を進めているわけではないでしょうね。

ライスは、米朝国交をシナの覇権拡大のセンで実現し、半島はシナにまかせる。また北と国交樹立すれば米国の影響も直接に北に及ぼすことができる、と考えているのでしょうか?

片や日本の憲法改正・自主防衛の動きに、シナの情報戦を利用しブレーキをかけ、かたやシナに対しては人権カードで圧力をかける。
狙いは、日本とシナを対峙させ、双方に米国産の武器を売り込む、というところでしょうか。

ならば、とりあえず日米同盟を利用し、きちんと米の戦略に乗る降りをしながら、非核三原則見直し、集団的自衛権行使の確認をし軍備を整備しなければなりません。
最終的には自主防衛にいたらねばなりませんが、米の出方次第で深刻な決断が迫られそうです。
マルコおいちゃん
2007/06/29 17:05
米朝正常化を狙った北朝鮮人民軍の暴発。あり得るシナリオですね。アメリカがその先をどう読んでいるのかは分からないが…。

「いざという時、日米安保は当てになるのか」…石原都知事が早くから主張していたことが現実のことになる日が近いのかも?
米朝がどうなるにせよ、日本の自主防衛体制確立が急務。
いずれにしても、核を持たない日本が核保有国と対等にやりあえない事は明らかです。
風来坊
2007/06/29 17:32
先週の日高レポートでは、北はアメリカに取り脅威ではない。日本が北に攻撃されてもアメリカは北に対し報復攻撃はしない。

日本は集団的自衛権を超えた軍隊をもつべきだ。日本が核保有するというのをアメリカは止める権利は無い。これは多の国についても同じことであると言ってました。

アメリカは日本を守る気はないです。日本は本気で核保有を考えるときです。

北の今の体制が維持されるなら、国交は回復して欲しくないです。金豚に日本のお金を渡しても有効活用はできないでしょう。又ミサイルの開発を始めるでしょう。
J.J.
2007/06/29 17:42
アネモネさんの、推論は素晴らしい。

現在北では、金王国の権力基盤である朝鮮人民軍が、存在を誇示しなければならない状況に陥っているのだと。

米朝合意に従うことは、軍から権力と武力を取り上げることに成るのだと。

そんなことが可能なのか?北外交部は、典型的な官僚組織で、軍部と対等に渡り合える力など持っていない。

その北外交部が米朝交渉を主導している。北の真の実力者は、キムの側近と軍幹部だ。米が朝に求めているのは、軍縮だ。

軍幹部を切り崩す作業である、米朝交渉は、北にとって、決して容易な交渉ではない。

波乱を巻き起こすものだ。

今後この事態が、日本や世界との間にどのような波乱をもたらすか。小生は、北内部の波乱は、対北制裁で弱体化した在日鮮人の立場をさらに弱くするものと思っている。

名無しの経営者
2007/06/29 18:21
 巷間伝えられて居たように、朝鮮軍100万は「張り子の虎」でしょう、90年の危機の時の脱走兵士の手記をよn実質食糧も満足ではないし、十分な武器の装備も、兵隊をマトモに訓練する資金も無い筈だ。

 問題は金正日の私兵である7千人の近衛軍精鋭部隊だと思います、金正日の健康悪化説を敢えて真実と受け止めて推論を立てると、朝鮮労働党中央が虫の息の金正日に困り果てた挙げ句見限って、亦は、大義名分を装って、党中央が勝手に米国との妥協を進めているのだと思います、何れにせよ、金正日が健在ならメッセージ無しに、虎の子のミサイルを無駄に撃ったりしないだろう。

 日本海には、2隻以上の米空母の爆撃隊が、出撃命令を待っている情況だと思うから、もし日本海の有らぬ方向に目掛けてでも、米空母に事前通告無しにミサイルを撃てば、即反撃が開始され、朝鮮は100%壊滅するだろう、つまり、ミサイル発射は米軍も周知の行動だと思うわけです。
ナポレオン・ソロ
2007/06/29 22:03
 党中央は米国からの恭順意志の表明要請に応えて、近衛軍が管理するミサイルを空撃ちさせたまでは良かったが、近衛軍の一部が党中央の独走に気づき、命令外の「決して撃っては成らない」弾道ミサイルまで撃ったので、米国が驚いて居る処ではないか。

 党中央が独走すれば、近衛軍の反発を買うのは必至だから、事前に収める術を持たずに事を進めるわけがないとすれば、近衛軍の一部の不満分子によるモノと思われ、現在、内部で粛清中ではないか、唯、核弾頭も積める弾道弾を発射した事には、メッセージが含まれているのかも知れない、党中央が勝手に降参すれば、直ぐ標的にされかねない近衛軍が「核の放棄」して、恭順の意志を示したとも取れるし、党中央への反発とも取れる、と言う見方も出来る。
ナポレオン・ソロ
2007/06/29 22:04
 何れにせよ、10ヶ月に亘る経済制裁の結果、朝鮮近衛軍の疲弊が予想より遙かに進行して、米国の軍事力に歯向かう反発力は、既に喪われていたと考えても良さそうだ。

 私は米朝間の問題は既に片が付いていると、思っている、是から「朝鮮の後始末」が問題になる程度で、米国の交渉相手はロシアと共産シナだろう。

 日本に取っての最大の問題は、やはり、拉致問題の解決でしょう、無条件で返す事が日本の呈示すべき交渉の第一歩ですが、解放命令を一存で下せる金正日が居ない情況なら、党中央が自分達の利益の代償として利用するかもしれない。

 もし、そうなら、先日の「日本に拉致された朝鮮妻の帰還」を観ても解るように、彼等も一筋縄では行かない相手の様だ。
ナポレオン・ソロ
2007/06/29 22:06
軍事には疎いのですが、北朝鮮は6カ国協議の推進段階ではアメリカとの直接交渉を目指していました。
今の状況ではその目的が達成された訳ではなく、アメリカとの和平が目的だったはず。

方針の転換か、矛盾に見えて解読できないのですが?
Multi
2007/06/29 22:52
「何故、北朝鮮は、この時期(IAEA代表団招致)に弾道弾ミサイルをは発射したのだ?」。

「朝鮮人だからさ」。

実際、北朝鮮軍のどの様な勢力が、どの様な意図で以って発射させようと、対外的には「野良犬の強がり」にしか見えません。約束不履行。国連決議1718号(懐かしい)破りの、嘘つき朝鮮人を自ら証明している愚かな行為にしか過ぎないです。忌々しいですが、朝日新聞の『今後の交渉で安易な譲歩はしない姿勢を鮮明にしたといえる。』に同意です。千年属国民族の朝鮮人は、上位者を怒らせない程度に、感情を逆撫でする事に長けているのか?と感心します。法治国家たるアメリカ合衆国が、武力制裁など行わない事を見透かしています。現に、IAEA代表団は、日程を消化しています。こんな腐れた民族国家との国交正常化など意味ありますか?米朝並びに日朝国交正常化など有り得ないです。日本は、真剣に独自の核戦力開発を急ぐべきです。日本人が造る以上、物凄い高性能なミサイルにしたいです。多弾頭、陸海空水中何処からでもOKとか。弾頭はアメリカからレンタル、若しくはオーストラリア大陸で実験させて貰うとか?続きそう。
ラプターファンの神谷晃良
2007/06/30 00:58
例え、アメリカ合衆国に、民主党政権ができ、如何に反日ヒラリーが日本を苛め倒そうとも、日本は基軸通貨ドルの地位保全戦略の選択肢しか採り様が無いです。今のまま核武装もしないでいれば、良くてアメリカの戦争の露払い。下手すりゃ、「中国から都心に向けた一発誤射、万に及ぶ武装船団の接岸」です。これから先、日本の相対的国力は、低下の一途の筈です。正面装備でも何れは中国に抜かれます。勝とうと思わなくて良いのですよ。「相打ち狙い」でいいのです。核武装すれば、円も基軸通貨になりませんか?そう云えば、ロシアが自国原油決済にルーブル適用のニュース見ました。やはりドルの地位も弱まるのかも知れません(ド素人の超時空妄想)。金正日病身舞。韓国戦時作戦統制権還収(在韓米軍撤収)。韓国経済破綻。ブッシュU退場。北京五輪後若しくはボイコット。そしてヒラリークリントン。絶対に核武装は必要ですって。『間違いない!(by創価)』。本音を言えば、北朝鮮なんてこのまま野晒しで、体制崩壊による飢えた武装難民の南北国境線突破希望です。開発した多弾頭ミサイルを、北朝鮮領海すれすれに打ち込んでやれば、きっと気持ち良い筈です。
評論家気取りの神谷晃良
2007/06/30 01:41
結局、朝鮮総連偽装売買登記移転問題は、日本人側の詐欺罪になりました。やはり『日本人が悪人で、朝鮮人が被害者』ですか。膳場貴子の23など、嬉々として報じています。喜色満面の報道局長の顔が浮かびます(顔知らんけど)。テロ朝報ステには、人民服来た何処かの教授が来るし、加藤解説員は香港から、「中共の台湾統一予告宣言」する始末。実際加藤解説員の知己って皆、中国共産党幹部ばかりじゃ無いですか。中国外務省をして、「進歩的メディア」と激賞させしめるにたる、朝日新聞の本領を見た気がします。日本国日本人の安全保障の為に、こ奴等を潰すべきだわ。おっかなくて仕方が無いです。スレ違いスマソ。
微妙にスレ違いの神谷晃良
2007/06/30 02:04
>マルコおいちゃん
正常化を北権力中枢から眺めると矢張り一筋縄では行きません。ライスの頭に理想の東アジア全体像があるのか否か微妙ですね。
>風来坊さま
どうも米国には想定シナリオが多過ぎるようにも見受けられます。我が国はそれを斜めに見つつ粛々と自主国防体制構築でしょう。
>J.J.さま
日高リポートは正しいと思えます。米国は中途半端な姿勢を取ると想像できます。やはり核武装論は喫緊のテーマですね。
>名無しの経営者さま
国際社会は先軍政策が単なるスローガンと考えているよう。軍無用論は日本に置き換えると官僚機構の破壊に相当する大転換です。
>ナポレオン・ソロさま
戦役と無関係な党工作部署が肥大化したことは重要です。そのアンバランスを処理する能力は現在の権力中枢には不可能と見ます。
>Multiさま
体制保証がキーワードで、今でも金正日を釣った餌に見えます。さて、米朝がテーブルの下で、どんな交渉をしているのか…
>神谷晃良さま
ホワイトハウスが1718号を覚えていたのは驚きです。それでも強硬派復活の気配はなく、どう進展させるのか見えてきません…
アネモネ
2007/06/30 05:38
金正日は北朝鮮を自分の土地、いわば屋敷との感覚だと思う。ならば誰よりも執着し中共に取られまいと思うのは金ではないだろうか?
で、金が目指しているのは米朝*日中ではなく日米朝*中というのはどうでしょうか?
信濃
2007/07/17 13:04

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