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zoom RSS ダライ・ラマ法王講演…チベットは日本が必ず解放する

<<   作成日時 : 2006/11/11 04:30   >>

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ダライ・ラマ法王の東京講演に駆けつけた。今回は大盛況だったが、猊下が祖国に凱旋できる日はいつになるのか…チベット亡命政府のある聖地の実情を語る。
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10月29日から来日中のダライ・ラマ法王14世猊下の東京講演が10日に行われた。

昨年4月の講演は欠席したが、3年前の講演に比べて盛大だった。前は3階席に空席が目立っていたものの、今回はほぼ満席の状態だ。

関係者の説明では5,000人くらいだと言う。

午後2時過ぎから始まって閉演は5時前。猊下の意向から予定より40分以上も延長され、各地から駆けつけた熱心なファンは満足だったろう。

今講演のタイトルは『やさしい心〜健康と幸福の鍵』

猊下は最近、ヨーロッパでの講演活動が多いことから、以前のように密教用語を多用されず、仏教を超えた普遍的な立場で語られていた。しかも今回は全て英語だった。

恒例の質疑では「パワーを送って下さい」と発言する質問者が現れて笑いも起きていた。
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猊下は他のインド系聖者のように崇め奉られることを避け、一般ファンの前では、努めて神秘性を打ち消して振る舞っておられる。我が国だけではなく、海外の講演では独特のユーモアが好評なようだ。大上段で語るどこかの聖者とは異なり、講演中に何回もジョークが飛び出して、会場が沸くのが常だ。

恐らく新聞等で報道されることはないので、この日登壇して猊下に花束を捧げた芸能人を紹介しておこう。

山口智子さん、中島朋子さん、堺正章さんの3人だ。チベット密教の信者なのか?海外ではリチャード・ギアやイザベル・アジャーニが有名だが、我が国にも少なからず存在するようだ。

ヴィザ発給の問題が絡んでいるため、政治的な話はなかったが、その方が良かったろう。政治指導者であるよりも、世界的な宗教指導者として対話を続けることが求められているようだ。

最近では英国のチャールズ皇太子が熱烈なファンになったと聞く。ハリウッドに勝るとも劣らない強力な支援者の登場だ。
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【ヒマヤラ山麓の亡命政府】

とは言え…チベットを巡る情勢は今や絶望的でもある。

猊下が提議した「香港方式の一国二制度導入案」も政治的に窮地に立たされてる事実を物語るものだろう。

チベット難民の狙撃映像が公開されたことでも明らかになったように、植民地チベットを逃れようと命懸けの亡命ルートを辿る者が後を絶たない。また、チベットでまともな教育が行われていないことに猊下は心を痛めているようだ。

植民地政策が続くチベットのこうした問題点は今や欧米の様々なメディアでも取り上げられ、知られるようになった。改めて問題提起するには紙幅がいくらあっても足りない。

余り知られていない問題を語ろう。

チベット亡命政府はインドのネール首相の大英断で土地が与えられ、難民の大規模な受け入れが認められた。

これについて他国の難民は少しやっかんでいるようだ
が、実情はそれほど恵まれたものではない。

数年前、実際に亡命政府のある地を訪れたことがある。

チベット亡命政府が置かれているのはインド北部ヒマーチャルプラディッシュ州のダラムサラだ。デリーからバスで所要14〜16時間の山奥である。
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ダラムサラはツインシティで、ダウン・ダラムサラとアッパー・ダラムサラのふたつの集落がある。

亡命政府があるのはアッパー・ダラムサラで、正式にはマクロードガンジと言う。地図で見るとダウンとはそれほど距離がないが、壮絶な急勾配が二つの町を分けていて、交通も不便だ。マクロードガンジの奥には数個の集落しかなく、その先はヒマラヤ山麓の険しい地で、車道もなくなってしまう。

どん詰まりの隔絶された場所だ。

このマクロードガンジは北部インドでは2番目に降雨量が多いとされ、訪れた6月(雨季)は、毎日雨が降っていた記憶がある。

インド政府の好意を悪く言いたくはないが、元からインド人も避けていた余り住み易い場所ではなかったのだ。
しかも難民が多く暮らすエリアは沢のように窪んだ土地で雨が降ると泥水が大量に流れ込む…
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法王猊下のお住まいは1本しかないメーンロードの奥にある仮宮殿と呼ばれる施設だが、古めかしい田舎の学校のような建物だ。ラサのポタラ宮や壮麗なノルブリンガの夏宮殿とは比べ物にならない。

【インド人観光客が暴走する】

インドに中流が増えたことで、この小さな聖地にインド人行楽客が押し掛けるようになった。チベット文化に触れるためではなく、マクロードガンジを越えて渓谷沿いにヒンズー教の祠があり、そこを目指すのだ。

普通のインド人は親切で愛想が良いが、ハイカーストに近いインド人は横柄で、ローカーストの見下し方は半端ではない。チベット族への接し方は厳しいものがある。

乱暴な運転のインド人の車がチベット僧のエンジ色の衣に泥を跳ね飛ばすのを何度も目撃した。仏教国だったら万死に値する行為であるが、僧侶も黙ったままだ。
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土地を借りていることでチベット難民たちはインド人に遠慮して、表立って文句を言うことはないようだ。

この地球上に難民が気楽に住める場所など存在しない。

これ以上、難民を産み出さず、難民を祖国に帰れるよう努力することが国際社会の役割だと訴えたい。

殆どのチベット人は、ここは仮住まいで何時かは祖国に帰れるものと信じているが、もう半世紀近くも経ってしまった。

長過ぎる。

59年に法王猊下がヒマラヤを越え、後に続いた10万以上の難民たちは、まさか50年の歳月をかけても問題が解決しないとは想像していなかったろう。

多くのチベット人はヒマラヤの白く美しい連峰の向こう側にある祖国に思いを馳せているのだろう。
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それは近くにあるようで、果てしなく遠い。

21世紀になっても、国連も国際社会も難民達のささやかな夢さえ叶えさせてあげられないのだ。
まったく無力である。

【宗教ごった煮の聖地になる】

一方でマクロードガンジの町は異常な事態になっている。

欧米人の僧侶と観光客が目立つのだ。 若いヨーロピアンの尼僧が平然と歩いていたりして衝撃的だ。またツーリストと言っても、見るからにナイーブそうな青年が多い。
人のことは言えないが、変わった日本人も多かった。

チベット密教とは余り関係がなさそうな瞑想センターや本格的ヨガ教室もあったり、ニューエイジ系の団体が支部を置いてたり、精神世界マニアの一大聖地になっている感覚だ。

「10日間瞑想ツアー募集中」といったチラシがレストランに普通に貼ってあったりもする。

ある時、渓谷沿いの遊歩道を歩いていたら、向こうからスーツ姿の男がやって来る。恐ろしく不似合いな格好だ…
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それはユダヤ教の若いラビ(導師)だった。エルサレムの嘆きの壁で祈ってるような黒装束に長いモミアゲ。黒い帽子も被り、小脇にはバイブルを抱えていた。完璧な超正統派ユダヤ教徒のスタイルである。

チベット人に聞くと、少し離れたダラムコットという村にイスラエル人のコミュニティーが出来上がり、シナゴーグも造る勢いだそうだ。アラブ人が聞いたら気絶しそうな話だが、当のチベット人は大して気に留めていない。

街角の古書店には各国語のスピリチュアルなマニアック本が平然と積まれ、正に宗教の解放区といった印象だ。
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2006年の現在はもっと過激な状態になってるかも知れない。

【ダライ・ラマ13世の予言】

「祖国は失われ、やがてダルマ(仏法)は他の国々に広まるだろう」

謎とされるダライ・ラマ13世の“予言”である。

出典も不明だが、20世紀半ばから続くチベットの悲劇と欧米を中心にしたチベット密教ブームを顧みると、確かに予言に近い状況が出現している。

チベット族の多くがこの予言を信じているのではないか?…そんな印象を持っている。

国家も国土も諸行無常…仏教は突き詰めていくと俗世などは徐々に透明に変化して、興味の対象から消え去る。

祖国が中共軍に蹂躙されて実に50年。

国連に助けを求めても無視され、米国もロシアも北京と握手してしまった。我が国もそうだ。

そんな世界情勢を眺めていたら、普通は嘆き、やがて諦めてしまうだろう。

現世での希望を捨て去ったチベット族の後ろ姿が見えるような気もする…

しかし、問題は唯の一点なのだ。

諸悪の根源・中共独裁政権がこの世に存在することが間違っている。

中共が進めているのは侵略と言うより民族浄化に近い。共産党が信じるのは力だけであって、ガンジーの非暴力主義が通用する相手ではないのだ。

民族自決という大原則に誤りはない。

チベットはチベット族の土地であり、漢族の狩り場であるはずがない。

世界中の多くの良識ある人たちが、今、中共の暗黒性に気が付きつつある。

かつて我が国は列強大国をアジアから駆逐するために立ち上がり、全力で戦った。それが大東亜戦争の実像であり、悪を絶対に許さない日本精神である。

今の去勢された日本は本来の姿ではない。

もう少し時間はかかるだろう…

しかし、国内の反日勢力を駆逐し「真の日本」が甦った時、再び、アジア解放の為に日本人は死をもいとわず立ち上がる。

近代がスタートした時点からアジアの盟主は日本なのだ。

必ず中共の暗黒政権を打倒する。

そしてチベット、東トルキスタン、南モンゴルの人々を生き地獄から救い出す。

                      〆
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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
懷かしい寫眞の數々です
私は、確か10年前に一度訪れました
3日間だつたか?
本屋で、笑顏の若いチベット女性の店員から本を買ひ、支拂ひに「破れた札」を混ぜて渡したといふ…(涙
思ひ出すと、今だに胸が痛みます
多馬
2006/11/11 05:32
初めまして。
当方もダライ・ラマ法王講演に足を運び、記事を書きましたので、僭越ながらTBを送らせて頂きました。
私はチベットへも、亡命政府の置かれるダラムサラへも
行った事は無いし、まだまだ勉強不足なもので、稚拙な内容で申し訳無いのですが(汗)。
チベットは日本が解放する―本当に、そうなればと強く思います。
hikaru
2006/11/11 14:02
>多馬さま
マクロードガンジに行かれた事があるのですか。欧米人向けの大きなホテルも続々建設していましたから、今はもっと開けているかも…
10年くらい前、私はバックパッカーでアジア各地を放浪していました。インドでは見事に沈没です。
アネモネ
2006/11/11 15:52
>hikaruさま
はじめまして。10日の講演は面白かったですね。ヤラセじゃないと変な質問が続々飛び出すのだなあ…苦笑しましたが、猊下の受け止め方が素晴らしかった。
マクロードガンジは精神的リゾート地とも言えそうです。猊下との謁見は超不定期で、タイミングが難しいのですが、私はラッキーでした。格安ツアーもあるので是非チャレンジしてみて下さい。
アネモネ
2006/11/11 16:06
極悪非道の中共を滅ぼし、アジア解放を!!
ヒムック
2007/06/03 18:17
いずれ近い内に戻れる事でしょう、正は読んで字の事、正しい方に風は吹きます、

チベットは元々独立国で中極では有りません、
チべットの民に早く開放を、望み願う1蟻です。
NO1最終核兵器人
2008/06/22 10:11

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