北京ジェノサイド五輪の奈落…哀れな捏造紙“東京反対論”

悪魔の祭典まで1ヵ月。ボイコット提唱陣営が最後の意地を見せる中、ドル箱種目“消滅”で米NBCが蒼白。感染再拡大に中共は慄き、東京五輪反対論者は奈落に突き落とされる。
ロイター14イスタンブール表紙候補.png

「妹もトルコ国籍を持っています。トルコ政府は、無実の妹を助け出して欲しい」

東トルキスタン出身のメディネ・ナジミさんの悲痛な声が響いた。彼女の妹は5年前に強制収容所に連行され、消息を絶っている。不当拘束の理由は「トルコの大学に通っていた」ことだったという。

トルコの最大都市イスタンブールで1月4日、習近平や中共幹部ら112人が人道上の罪で刑事告訴された。それに合わせ、ナジミさんらウイグル出身者150人が裁判所前で救出を訴えた。
▽妹救出を訴えるナジミさん1月4日(中央社)
中央社14メディネ・ナジミさん1.png

姉妹は2010年に東トルキスタンから移住。妹のヒラールさんは母親の看病の為にイリカザフ県の実家に帰省した際、拘束される。その後、母親は病状が悪化して亡くなった。

原告弁護団は、刑法に規定された普遍的管轄権の適用範囲だと話す。被疑者が同国内に居ることなどハードルは高いが、トルコ国内で暮らす東トルキスタン出身者5万人の危機感は強い。
▽裁判所前で訴える原告のウイグル女性1月4日(ロイター)
ロイター14イスタンブール女性.png

長らく亡命ウイグル人の拠点だったトルコでは、エルドアン大統領の親中傾向が先鋭化。中共との犯罪人引き渡し条約が発効した場合、多くのウイグル系市民が送還される恐れがある。

参照:時事通信5月5日『トルコのウイグル族、中国への強制送還懸念 引き渡し条約批准恐れる』

プーが刑事告訴された1月4日は、冬季ジェノサイド五輪開幕の1ヵ月前に当たった。この日はチベット支援団体が国際アクションデーと位置付け、我が国を始め世界各国で抗議活動が繰り広げられた。
▽ジュネーブでの抗議活動1月4日(EPA)
EPA14ジュネーブ.jpg

ボイコット運動の出発点となったインド北部マクロードガンジやベルリン、ジュネーブ、アジア地域ではジャカルタ。ベルギー北部のアントワープではウイグル人が呼び掛けの最前線に立った。
▽アントワープで声上げるウイグル人一家ら1月4日(ANI)
ani1月4日アントワープの抗議.jpg

正念場の1カ月。抗議する相手は中共やIOCに加え、未だ煮え切らない態度を示す各国政府、そして五輪を中継する大手メディアに及ぶ。

【虐殺支援メディアに悲しい報せ】

「大虐殺のスポーツ・ウォッシュは許されない」

1月4日、ロンドンのBBC本社前で再び、五輪中継を批判する抗議が行われた。参加者は中継を停止しないならば、人権侵害を紹介するなどバランスが取れた放送を心掛けるよう促した。
▽BBC本社前の抗議活動1月4日(RFA)
RFA14BBC本社前の抗議活動.png

BBC以上に非難が集まっているのが米NBCだ。同日、ニューヨークの本社前で抗議した活動家によると、これまで何度も複数の人権団体が協議の場を持ち掛けたが、NBC側は拒絶したという。

「NBCで働く全ての人に尋ねます。貴方の給与は、チャイナに魂を売り渡すだけの値打ちがありますか。どう記憶されるのか、理解していますか?」

世界1・4同時抗議の提唱者は皮肉たっぷりに問い糺す。また「虐殺五輪と呼ぼう」と訴えたワシントン・ポスト紙は12月末、編集委員が「誰でも出来るボイコット」を呼び掛けた。
▽米NBC本社前の抗議活動1月4日(SFT)
スクリーンショット 2022-01-06 23.09.05.png

「NBCの放送が始まったら見ないことだ。代わりに本を読むも散歩するも良し。何にしても視聴率に貢献しなければOKで、米国民なら誰でも可能だし、誰もがそうする必要がある」

武漢ウイルスの実験室起源説を袋叩きにしていた同紙が、ここまで過激なトーンで視聴ボイコットを訴えるとは驚きだ。14年前に「観るのも罪」と主張した筆者の黒歴史が若干薄められた気がする。
▽NBCボストン支局での抗議1月4日(SFT)
スクリーンショット 2022-01-06 23.12.01.png

もっともNBCは既に“制裁”を受けている。NHL(北米プロアイスホッケー)の北京不参加決定だ。昨年11月末から再検討の情報が出回っていたが、12月22日に正式決定として発表された。

視聴率的にドル箱の種目消失は、NBCにとって痛恨の一大事だ。米国民の興味を持つ五輪競技が「夏季のバスケ、冬季のアイスホッケー」だけという表現は、決して大袈裟ではならしい。
▽虐殺五輪アイスホッケー競技場(ロイター)
ロイターアイスホッケー会場.png

NHLの派遣中止は感染症拡大でリーグ戦に遅延が発生した為で、外交的ボイコットの流れとは無関係。エキシビジョン的な五輪のゲームより、本業を優先した結果だ。

メディアはNHL不参加について、ウイグル問題ではなくオミクロン株など感染症の影響であることを強調した。これが逆に北京虐殺五輪に対し、向かい風を吹かす事態となった。

【中共ゼロ・コロナ政策の正体】

顔写真と名前が入ったプレートを首に懸けられ、市中を引き回される…招集された人民が見詰める中、乗せられるのは家畜運搬用のトラック。比較的穏やかだった文化大革命の初期を思わせる光景だ。
▽五輪開催国の引き回し刑12月(BBC)
五輪開催国の引き回し刑12月(BBC).png.jpeg

場所は、南支の広西チワン族自治区靖西市。晒し者になった男達は不法移民の移送に関与したとされるが、引き回し刑の直接の容疑は、中共の感染症対策違反である。

靖西市は昨年8月、新たな感染症対策違反の罰則を施行。その中に中共伝統の“公の場での辱め”が盛り込まれていた。同市内では過去数ヵ月で繰り返し、引き回し刑が行われたという。
▽豚の代わりに「咎人」を載せる12月(地元TV)
スクリーンショット 2022-01-06 23.24.22.png

これが五輪開催国の日常風景であることを国際社会は認識する必要がある。そして、習近平が謳うゼロ・コロナ政策の正体を直視すると共に、中共が公表する感染状況に疑いの眼を差し向けるべきだ。

引き回し刑が相次ぐ広西チワン族自治区の感染者数は、公表652人。先月の合計でも昨年度でもなく、この2年間の累計である。更に死亡者数は2人だという。



人口5,000万人以上の自治区で僅か2人…ここは検証を求める所ではなく、鼻で笑う部分だ。他の地域も同様で、支那の累計“感染者数”は10万人規模の世界115位。嘘のような嘘の話である。

この数値捏造に冷や水を浴びせる事実が12月に露見した。陝西省の省都・西安市のアウトブレイクだ。第二次西安事件とでも命名したいが、張学良も蒋介石クラスも居ない事件は華やかさに欠く。
▽派遣の防疫部隊に地元公安が敬礼12月(SNS)
西安に派遣された防疫部隊(時期不明).jpg

治安部隊の出撃を伴う凶暴なロックダウン突入の翌日、中共指導部は西安市職員26人の処分を断行した。公表する感染者50人につき当局者1人が処分される計算になる。

感染症対策の失敗を問われたのではない。西安の感染状況はSNSで防疫要因の異常行動が告発され、国際社会に広まった。例外的に隠し通すことが不可能になったのだ。
▽動員された西安空軍医大部隊12月28日(中共宣伝機関)
西安空軍医大チームも動員12月28日.png

問題視されたのは、情報漏洩である。習近平指導部の唱えるゼロコロナ政策とは感染者のゼロ化ではなく「情報漏れゼロ」を指す。起源に始まり世界を欺き続ける…それが中共感染症対策の要諦である。

南京攻略戦の死者数を語るに及ばない。列車事故も労災も全て、中共当局が発表する犠牲者数は政治的な数字でしかない。

【朝日“五輪反対論”の致死的ブーメラン】

「毎日のように選手の感染が報告され五輪予選に出場できない選手もいる」

スイスの冬季五輪選手団長は1月5日、参加の公平性が失われる事態に直面していると報告。感染拡大を理由に開催延期を視野に検討すべきだと訴えた。

一方、IOC側は各国五輪委などとの会合で、延期する考えがないと断言する。プーが新年テレビ演説で「準備万端」と宣言した以上、それに下部組織は従うより他ない。
▽“新年演説”で化粧顔晒す黄熊12月31日(共同)
共同12月31日習近平.jpg

パンデミックを中止の理由に掲げないIOCの方針には概ね同意する。東京五輪開催が感染拡大に繋がったというデータはなく、世界規模で見た時、局地的なクラスターは余りにもウェイトが小さい。

そもそも陽性判定者数のカウントについて筆者は否定的だ。死亡者と深刻な後遺症に苦しむ重症者数を経済活動と対比して勘案すべき事柄である。だが、東京五輪の反対論を唱えた者は立場が全く違う。
▽日当を暴露する五輪反対デモ参加者(NHK)
スクリーンショット 2022-01-06 23.34.05.png

政治的な意図で東京五輪潰しを謀った反日メディアと売国野党、妨害活動に励んだ極左勢力…ざっくり言うと死臭漂う老害パヨクの面々である。連中は未だに感染者数至上主義で経済破壊を目論む。

「7会場が集まる東京臨海部の半径1・5キロ圏内に1日最大で延べ6万8千人ほどの観客が見込まれる」(6月22日付け朝日社説)

複数の競技会場が感染拡大に繋がると断言した。春夏の甲子園は単一なので問題ないという屁理屈が背後にあったが、この非化学的な脅しで、当時の菅政権は「無観客化」に追い込まれた。
▽寂しい印象与えた東京五輪開会式7月23日(時事)
スクリーンショット 2022-01-06 23.42.47.png

では、有観客の方針を貫く北京虐殺五輪に対し、危険性を唱えない根拠は何か。冬季は競技場の密度が淡く、また黄熊が焦って無観客にする事態も想定できる。しかし捏造紙はそれでも論理破綻を免れない。

「無観客にしたとしても、ボランティアを含めると十数万規模の人間が集まり、活動し、終わればそれぞれの国や地元に戻る」(5月26日付け捏造紙社説)

無観客だろうと五輪開催は許されないと叫ぶ。先回りして自らの退路を塞ぐ芸当は流石だ。この五輪パンデミック悪化論が「北京には当て嵌まらないと」するロジックの構築は不可能である。
▽冬季虐殺五輪の準備が進む関連施設(AFP)
las-estrellas-de-los-deportes-de-invierno-a-seguir-en-pekiacuten-41a4a52.jpg

東京五輪に反対して北京を擁護する輩を看過できない。政治的な思惑や単なる媚中姿勢では済まされない人道上の罪を犯した咎人。ジェノサイドの共犯者だ。

心して審判の日を待て。



最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発となります

banner1

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

中国侵攻で機能不全に陥る日米安保 [ 西村幸祐 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2021/11/19時点)




参考記事:
□産経新聞1月5日『トルコのウイグル人、中国当局の100人超を告発』
□ロイター1月5日『Uyghurs in Turkey file criminal complaint against Chinese officials』
□中央社1月4日『新疆煉獄 土耳其律師團狀告習近平等中國官員』
□SFT1月4日『TIBETAN-AMERICAN ACTIVISTS JOIN GLOBAL DAY OF ACTION AGAINST THE BEIJING 2022 WINTER OLYMPICS』
□ANI1月4日『Local Uygur community in Antwerp appeals for boycott of Beijing Winter Olympics』
□東スポ12月30日『【北京五輪】ワシントン・ポストが全米に〝視聴ボイコット〟提案「誰でもできるし、する必要がある」』
□ワシントン・ポスト12月28日『Anyone can boycott the Beijing Olympics. Everyone should』
□AFP12月30日『コロナ規則違反者を「見せしめに」行進 中国』
□産経新聞1月6日『「北京五輪延期検討を」 感染拡大でスイス選手団長』
□捏造紙社説5月26日『夏の東京五輪 中止の決断を首相に求める』
□捏造紙社説6月22日『五輪の観客 科学置き去りの独善だ』

"北京ジェノサイド五輪の奈落…哀れな捏造紙“東京反対論”" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント