クラーケン放たれし絶海…米ドミニオン疑惑の汚泥

燻る火種は激しい焔に変わった。全世界のメディアが沈黙する米ドミニオン疑惑。女傑が放った“クラーケン”の正体は徐々に明らかとなり、その触手が伸びる巨悪の姿も見えてきた。
スクリーンショット 2020-12-01 22.15.58.png

「トランプさんに必ず当選して頂き、新しい世界を築いて欲しい」

静岡から来たという女性は、そう語った。都内・日比谷周辺で11月29日、トランプ大統領の再選を支持するデモが行われた。主催者側によると最大で1,000人を超す規模に膨れ上がったという。

3年前には同じエリアで在日米国人らによるトランプ政権抗議が開かれたが、米大統領支持に特化したデモは極めて珍しい。そして参加者が抱く危機感は全く異なる。



「take down CCP! 中国の脅威から日本とアジアを守ろう」

そんなシュプレヒコールが響いた。護国系の日本人がトランプ大統領を強く支持する理由だ。北米最凶のパンダ・ハガーにホワイトハウスを奪取される事態などあってはならない。

支持デモには我が国在住のアジア系外国人も参加していたという。密着取材を行ったのも大紀元ほか反中共色が濃いメディアで、全国紙や在京キー局は当然のように無視した。
▽プラカードを掲げるデモ参加者11月29日(大紀元)
スクリーンショット 2020-12-01 23.44.59.png

「正い報道が出来ていない。マスメディアが邪悪の側に乗っ取られた感じになっている」

トランプ支持とメディア批判が表裏一体を成していることは興味深い。別の参加者は、情報を拾い上げる苦労を嘆く。バイデンに不都合なニュースは日米ともに隠蔽され、沼の水は淀みを増す。



「本当に不快で、非常に攻撃的で、全く憤慨している」

豪・モリソン首相は11月30日、中共に対して激昂した。中共外交部スポークスマンが、豪陸軍が児童虐殺を図るという悪質な雑コラ画像をTwitterに投稿したのだ。
▽会見で抗議するモリソン首相11月30日(豪ABC)
豪ABC11月30日会見で抗議するモリソン首相.jpg

豪側が憤慨するのは当然だが、中共の犯罪的フェイク画像がツイッター社の検閲をすり抜けた現実に愕然とする。一方でトランプ大統領側は弁護団までもが厳しい制限を受け、情報が闇に葬られる…

既存メディアのみならず、大手SNSが隠蔽に加担する中、個人がトランプ陣営の主張を採取し、広く共有することは難しい。私たちは暗黒時代のとば口に立たされているのではないか?

【隠蔽と歪曲…日米メディアの凶暴化】

「民主主義大国のアメリカで不正選挙がここまま通ったとしたら、日本にも影響が及ぶ」

トランプ再選支持デモのキーワードは、やはり「不正選挙」だった。参加した戦中派男性の口から平然と「ドミニオン」という単語が出てきたことは驚くに値する。
▽ドミニオン製のタッチ式投票機(大紀元)
大紀元ドミニオン製の投票機.jpg

渦中の選挙システム統括企業・ドミニオン社が、既存メディアで取り上げられるケースは殆どない。トランプ大統領“悪足掻き”の文脈で触れられる程度で、それも一方的に擁護する記事が目立つ。

一躍脚光を浴びるシドニー・パウエル弁護士も同様だ。我が国でも衝撃が走った11月25日のペンシルベニア州共和党政策委公聴会も、注目すべき内容が多いにも拘らず、スルーされた。
▽生電話を聞くジュリアーニ元市長ら11月25日(NNN)
スクリーンショット 2020-12-01 0.50.08.png

「この選挙は楽勝だった。我々は圧勝したのだ」

例外的にNNNが報道したが、トランプ大統領が生電話で登場したシーン限定で、公聴会の内容には踏み込まない。敗北を未だ認めない道化師といった印象が強まるだけだ。

「グラフでは投票機が90分間に60万4,000票を数えた。そのうち57万票がバイデンで、トランプ票は3,200だった」

トランプ弁護団のジュリアーニ元NY市長は、様々な不正について暴露した。同州に限った疑惑でも広範囲に及ぶが、残念ながら詳細を伝える日本語記事は存在しない。
▽ペンシルベニア州上院の公聴会11月25日(AFP)
AFP 1115ペンシルベニア州公聴会.JPG

同日、別チームに移ったパウエル弁護士が、ジョージア&ミシガン州の裁判所に不正を告発する訴状を提出。訴状は両州合わせ180ページに達する大ボリュームだという。

パウエル弁護士に関しては産経ワシントン支局が11月23日に「陰謀論で弁護団から放逐」との記事を出稿。捏造紙も「彼女はクレージー過ぎた」と語るトランプ陣営幹部の声を拡散した。
▽シドニー・パウエル弁護士1月(ポリティコ)
ポリティコ1月パウエル大.jpeg

弁護団離脱は、対バイデン陣営の枠を越えることを念頭に置いた措置だった。誤報である。同じような論調は、本邦のみならず、海外でも散見される。

「会見で野蛮な陰謀論を吐いた後、トランプの法務チームから追い出されたパウエル」

英タブロイド紙・デイリーメールの記事だ。日付は11月27日。パウエル弁護士の役回りが判明した後も、事実を捻じ曲げて攻撃を続ける。
▽ホワイトハウスに孫を招待11月29日(AFP)
AFP1129ホワイトハウスに孫を招待.jpg

いったい何が、世界の老舗メディアを狂わせているのか…

【放たれたクラーケンの正体】

「I'm going to release the Kraken.(クラーケンを放ちます)」

FOXニュースに出演したパウエル弁護士は、そう告げた。ジュリアーニやリン・ウッドらと共に会見に臨む6日前のことだ。その言葉を意味を正確に理解することは、およそ不可能だった。
▽クラーケン発言は7分17秒〜


クラーケンとは北欧の伝承に登場する海の魔物。北欧神話のヴァルハラや世界樹ユグドラシルと聞くとマイ厨二ハートが激しく疼く。ファンタジー世界を構成する古典的な要素でもある。

厨二テイストの評価は別に、言語明瞭な弁護士の話としては暗示的だ。北海の船乗りが恐れるモンスターが、味方か敵か、法的手段なのか、それとも実務機関なのか、掴み所に欠ける。
▽クラーケンを描いたアート作品(file)
gold-kraken-migorado-ocean-pirate-ship-Favim.com-122082.jpg

「The Kraken was just released on Georgia.(クラーケンはジョージアで放たれた)」

パウエル弁護士による11月26日付けのツイートだ。海の魔物が分厚い訴状であったなら、上質なメタファーとは言えない。しかし、訴状そのものを意味するのではないとの見方も浮上した。

「シドニー・パウエルの『クラーケン』は、DOD(米国防総省)のサイバー戦プログラムだ。我々は戦争中である」
▽記事に掲載れたクラーケンワッペン
e7246ecfd32abcec217b12b9a8f696f1.jpg

ウッド弁護士の11月25日付け投稿で、これをトランプ大統領もリツイートしている。文章のオリジナルは、米作家ダイアン・マーシャルのクラーケン考察記事である。

「パウエル弁護士がクラーケンと言った時、多くは映画『タイタンの戦い』を思い浮かべたでしょう。しかし、彼女は厳しい表情でした。冗談を言ったのではないのです」

作家的な表現で文中には、グレートリセットやディープステートなど堅物の評論家が顔を顰める単語も飛び交う。だが要旨は単純で、クラーケンとは特殊部隊が関わる軍事作戦及び囮捜査だ。
▽デルタフォースとされる米陸軍部隊(AFP file)
AFPデルタフォースとされる.png

デルタフォース派遣も指摘される独のドミニオン関連施設捜索が、この軍事作戦の号砲だったのか、現時点では判らない。それでもエスパー国防長官の電撃解任劇との関わりは濃厚で、核心に触れる。

【女傑が立ち向かう強大な敵】

既存メディアが一切報じない事件や疑惑は、受け手として厄介で面倒だ。登場人物の経歴も分からず、時系列など基礎的な情報整理にも四苦八苦。疑惑の全体像を把握することは至難の作業である。

シドニー・パウエルの登場が正にそうだった。略歴とセットで報じられなければ、我が国の一般層は、凡百の量産型弁護士と考えるだろう。しかし違った。彼女は元連邦検察官だ。
▽DCで会見したパウエル&ジュリアーニ11月19日(ロイター)
ロイター11月19日、ワシントンの共和党全国委員会本部で行われた記者会見.png

ノースカロライナ出身のエヴァンジェリカル(福音派)。若くして連邦検事になった後、汚職が罷り通る職場に憤り、辞表を叩き付けたという。正義を貫く、女鬼平と云った所か。

弁護士として独立したパウエルは、中央政界を激震させたエンロン事件の訴訟などで活躍。最近では、反トランプ勢力のスケープゴートにされたマイケル・フリン元中将を救い出し、勇名を轟かせた。
▽パウエル弁護士とフリン元中将5月(NYポスト)
NYポスト5月フリンとパウル2.png

バイデン陣営、そして民主党マンセーの米メディアにとって強敵の出現だった。だからこそ法務チーム離脱で印象操作に励み、捏造紙は「クレージー」と唾を吐きかけたのだ。

「メディア・カルテル全体が引き続いて米国を騙し、詐欺選挙の圧倒的な証拠を隠しています」

前述の米作家は、そう力説する。大手SNS2社を加えた米の新旧メディアが、トランプ陣営に有利な情報を一枚岩で隠蔽していることは、ハンター猥褻映像事件で誰の目にも明らかになった。
▽検索からも消えつつあるハンター・バイデン(GTV)
bidenphotos.jpg

バイデン一族のウクライナ巨大スキャンダルが、なぜトランプ弾劾にすり替わったのか。冤罪でしかなかった“ロシア疑惑”を生み出した権力機構と旗振り役を務めた米3大ネットと老舗全国紙…

ハンター映像がブレイクする以前から抱いていた疑問の数々が氷解し始めた感触だ。同時に、パウエル弁護士らトランプ陣営、そして全米の愛国者が抗う敵の強大さに身震いする。
▽フロリダ州のトランプ集会10月(AP)
AP通信10月フロリダのトランプ集会.png

知恵と勇気で乗り切れる緩やかな戦いではないだろう。双方に犠牲者が出る真剣勝負だ。例えクラーケンが敵の船隊を悉く深淵に引き摺り込んだとしても、凪いだ水面が復活すると限らない。


最後まで読んで頂き有り難うございます
クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発となります

banner1

参照:
□THE MARSHALL REPORT11月22日『SIDNEY POWELL’S “KRAKEN” IS DOD CYBER WARFARE PROGRAM! WE ARE AT WAR!』

参考記事:
□View Point11月30日『日比谷公園でトランプ大統領を支持する集会、1000人がデモ行進』
□NNN11月26日『バイデン氏、感謝祭のイベント自粛呼びかけ』
□大紀元11月29日『リン・ウッド弁護士、保守派作家の「クラーケン」記事を投稿』
□View Point11月30日『米大統領選は終わっていない、「陰謀論」で済まない不正疑惑』
□月刊WiLLオンライン11月26日『【山口敬之】米国大統領選続報:パウエル弁護士離脱の真相~「正義の戦い」と「共和党の戦い」【山口敬之の深堀世界の真相⑨】』
□BBC11月28日『The Kraken: What is it and why has Trump's ex-lawyer released it?』
□英メール紙11月27日『Link to Sidney Powell's election lawsuit is banned by Twitter before site makes a U-turn saying it was 'mistakenly flagged' - as typo-laden legal document is ridiculed by experts』
□BBC11月30日『オーストラリア、「不快な」フェイク写真めぐり中国に謝罪要求』

"クラーケン放たれし絶海…米ドミニオン疑惑の汚泥" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント