非道国家に包囲される日本…中露韓が震災危機に乗じ蛮行

ロシアは戦闘機で領空侵犯寸前、韓国は竹島要塞化に着手、中共は東シナ海で連続威嚇…自衛隊災害派遣の隙をつき、非道隣国が一斉に挑発してきた。これが憲法前文の妄言を覆す現実の世界だ。
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大震災の発生後、世界各地の日本大使館・領事館には記帳所が設けられ、大勢の人々が弔意を表明した。その中で唯一、大使館に向かって罵声を浴びせ、日の丸を毀損する鬼畜国家があった。韓国である。

記帳どころではない。ソウルの大使館前には警官隊が終結して入り口を閉鎖。大規模な抗議は2日間連続で行われ、3月31日は抗議の男が日の丸を破こうとするなど荒れ模様になった。
▼封鎖状態のソウル日本大使館3月30日(AFP)
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抗議の発端は、30日に発表された中学教科書の検定結果だった。地理の全教科書が竹島を記述するなど大幅な改善が見られたが、民主党政権と同じく「不法占拠」と書かないケースも多く、曖昧さも残った。

それでも韓国側は猛反発した。大使館前で反日市民が暴れただけではなく、外交通商相は駐ソウルの武藤大使を呼び付けて抗議。また我が国の韓国大使も、震災対応に追われる外務省に強引に乗り込んだ。
▼抗議で呼び付けられた武藤大使3月30日(NNN)
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「天地がひっくり返っても、我々の領土だ」

大統領の李明博は4月1日の特別会見で竹島武装占拠の強化を明言した。教科書記述への対抗策に見えるが、事実関係は異なる。すでに韓国側は実効支配の強化策に着手していたのだ。
▼大使館前で気勢あげる韓国人集団3月30日(AFP)
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「韓国政府として当然行う」

青瓦台のスポークスマンは3月31日、竹島のヘリポート改修工事が始まっていることを認めた。新ヘリポートは大型ヘリの24時間離発着を想定。夜間でも一気に兵員を送り込むことが可能になる。
▼大使館前で暴れる韓国人3月31日(AP通信)
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そして、この不法工事に着工したのが3月中旬だった。大震災の発生直後だった可能性が高い。海自と海保が震災対応に全力を傾ける最中、火事場泥棒的に開始されたのだ。外道国家そのままである。

防衛力の隙をつく言語道断の非道な振る舞い…それは韓国だけではなかった。

【ロシア戦闘機が領空侵犯寸前の暴挙】

大震災から6日目、懸命の行方不明者捜索が続いていた3月17日、ロシア空軍の電子偵察機「IL(イリューシン)-20」1機が日本海に飛来。空自の戦闘機が緊急発進した。
▼ADIZに入った「IL-20」3月17日(空自撮影)
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「IL-20」は午前10時頃から北海道西方を南下、北陸地方沖まで飛行した。約3時間後にロシア方面に飛び去った。領空侵犯こそなかったが、これが相次ぐロシアの暴挙の始まりだった。

続く3月21日にはロシア空軍の電子戦機「AN(アントノフ)-12」と「SU(スホーイ)-27」が日本海に飛来。空自・北部航空方面隊のF15などが緊急発進して対応した。
▼日本海に飛来した「SU-27」3月21日(空自撮影)
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更に、ほぼ同時刻、別の「SU-27」が樺太方面から稚内沖のADIZ(防空識別圏)に最接近していた事実も判明している。稚内沖はADIZと領空が近いことから、空自幹部は、こう話している。

「領空侵犯の可能性もあった」

非常に緊迫した事態だったのだ。特にロシアの戦闘機に対するスクランブルは極めて異例である。ロシア軍機への緊急発進は多いが、これまでは殆どが長距離飛行の戦略爆撃機や偵察機だった。
▼ロシア戦闘機などの飛行ルート3月21日(朝雲新聞)
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空自の戦闘機は通常の警戒態勢を整えていた。しかし周知の通り、多くの空自隊員は被災地への物資搬送などの活動に励んでいる。その中でロシア戦闘機の領空接近という異常な状況が発生したのだ。

ロシア側は「放射能測定のため」と説明するが、自衛隊と米軍の共同対処能力を偵察していたことは明らかだ。当時、強襲揚陸艦など米軍艦艇3隻が山形の酒井港沖に展開、復旧支援活動を続けていた。
▼気仙沼沖の強襲揚陸艦「エセックス」4月3日(AP通信)
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「各国からお見舞いの言葉や支援の申し出を頂いてるという気持ちを信じてお付き合いしていく」

松本外相はロシア空軍機の相次ぐ接近に関して不快感も遺憾も表明していない。領空侵犯がなければ抗議しないのが慣例だが、現在は大規模な災害対応態勢である。現実離れした甘い対応だ。
▼再び日本海に飛来した「IL-20」3月29日(空自)
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それをロシア側も見透かしている。3月29日にも「IL-20」1機が日本海を長時間飛行し、空自機が緊急発進した。民主党政権の弱腰外交が“外患”を呼び込んでいる側面が強い。

【中共海軍別働隊が連続威嚇の蛮行】

韓国・ロシアが震災対応の隙をつく中、最も挑発的な軍事行動で我が国を脅かしているのが中共だ。空と海の同時威嚇で、救えるはずの命が失われた可能性すらある。

4月1日正午過ぎ、中共の航空機が東シナ海で海自の護衛艦「いそゆき」に異常接近した。現場は沖縄本島の北西約450㌔の海域で、当時「いそゆき」は警戒監視活動中だった。
▼異常接近した中共の「Y-12」4月1日(統幕提供)
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機体には「海監」の文字が刻まれている。中共国家海洋局所属の「Y-12」だ。この双発プロペラ機が「いそゆき」に対し、水平距離90㍍、高度60㍍まで最接近した。

垂直距離60㍍は「いそゆき」のマストすれすれの高さだ。国際慣例上、接近が許容される距離は、水平で450㍍、高度で150㍍までだ。それを大幅に下回る危険な接近だったことが判る。
▼護衛艦「いそゆき」(海自資料)
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「針路を2度横切るなど危険な行為」

統幕の幹部は、そう指摘する。「Y-12」は艦の上空を2周旋回したことも明らかになっている。「いそゆき」をピンポイントで狙った挑発行動だ。

3月26日には同じ「いそゆき」に対し、中共のヘリが異常接近していた。このヘリも中共国家海洋局所属で、海洋調査船が搭載する「Z-9」。同様に水平90㍍、高度60㍍まで異常接近している。
▼「いそゆき」への異常接近3月26日(海自撮影)
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危険飛行に遭遇した現場は東シナ海中部海域で、日支境界線の日本側だった。この「 Z-9」は震災前の3月7日、護衛艦「さみだれ」に対して40㍍の高さまで異常接近。繰り返し挑発しているのだ。
▼威嚇接近した中共の「 Z-9」3月26日(海自)
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ちなみに国家海洋局は国務院の一部門だが、前身は中共海軍の海洋調査隊。実態は中共軍の別動部隊であり、乗組員は兵士や軍事訓練を受けた者と考えられる。つまり純粋な軍事挑発行動なのである。

【大震災当日、尖閣海域に侵入していた】

「日本国内で進められている震災への対応とはまったく関係がない話だ」

中共外交部は3月26日、日本側の抗議に対し、逆ギレして非難した。震災前の軍事挑発で、海自が問題の海域に護衛艦を派遣していたことは確かだ。それは震災対応にも直結している。
▼大船渡で捜索活動続ける海自隊員4月1日(AP通信)
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震災前に中共の挑発がなければ、佐世保地方隊の艦艇を割く必要はなかった。1隻でも多く被災地に急派したい時期だったのだ。その状況は海上保安庁も同じだ。

東日本大地震の当日、尖閣諸島周辺の接続水域には中共の武装監視船「漁政202」が展開していた。その後の状況は不明だが、本震発生の4時間前まで接続水域内に留まっていたことが確認されている。
▼中共の小型武装艦「漁政202」3月5日(海保提供)
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3月に入って実に3回目。この「漁政202」侵入で3月11日午前に官邸では情報管理室を設置した。また3月2日には中共海軍の哨戒機と情報収集機が初めて尖閣諸島に接近している。
▼尖閣海域に飛来した情報収集機「Y-8」(統幕提供)
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昨年の侵犯船事件以降、尖閣海域には11管本部以外からも応援の巡視船が派遣されていた。年初から鎮静気味だったが、3月初旬の連続挑発で警戒を強め、新たな巡視船派遣もあったと考えられる。

地震発生後、海上保安庁は全管区から巡視船94隻、巡視艇228隻を震災対応に振り分けた。正に全力態勢。海自と同じく、中共の挑発がなければ、1隻でも多く救助活動に加わった可能性がある。
▼巡視船「よしの」の徹夜捜索活動3月16日(海保)
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決してデータに現れるものではないが、これが中共の悪意によって「救える命が救えなかった」とする理由だ。

【占領憲法前文の妄言がハッキリした】

「自分たちのことのように考えている」

我が国の大震災について温家宝は3月14日、そう発言した。中共がガソリン提供など支援を行ったのは事実だが、震災後も軍事挑発を止めず、開き直るのが中共の素顔である。
▼全人代閉幕で会見する温家宝3月14日(読売)
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それは150人規模の援助隊を送り込みながら、同時に戦闘機で領空侵犯寸前の暴挙に出たロシアも同じだ。そして弔意を示す裏で、竹島の武装強化に乗り出していた韓国…

常に敵対的な北朝鮮も含め、我が国の周辺は非道極まりない野蛮国家ばかりだ。困った時にこそ本当の友人が判るものだが、今回の震災&原発のダブル危機で鮮明になった。
▼石巻市で続く捜索活動3月28日(AFP)
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「P3C哨戒機など警戒監視に必要な防衛力は残しており、空白が生じないギリギリの数だ」

自衛隊幹部は、そう説明するが「ギリギリの防衛力」は隊員の不休の出動に支えられている。全自衛隊員23万人のうち災害派遣に当たるのは約10万6,000人。その数は半数に迫る。
▼宮城・女川市の集中捜索活動4月3日(産経)
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この派遣隊員数と共に、防衛省は派遣部隊や艦艇の詳細も公表した。 本来なら機密にする情報だ。各国の軍事筋が精査すれば、どの地域の防衛が手薄になっているか、おおよそ判断できるだろう。

なぜ、安全保障上の重要情報を公開したのか…政府サイドは、この時期を選んで隣国が軍事挑発を行うとは想像していなかったに違いない。そうであれば予測は甘く、期待は裏切られた。
▼日米合同集中捜索に臨む隊員3月30日(AP通信)
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「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持…」

占領憲法の前文、脳内お花畑の妄言である。危機に乗じる中露韓3ヵ国の蛮行。それによって、憲法の一節がナンセンスばかりか危機を呼び込むものであることがハッキリした。

今回の大震災で戦後初めて、日本人が現実と向き合う機会が到来したのだ。


  〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
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参照:
統合幕僚監部HP報道資料4月1日『中国航空機による護衛艦「いそゆき」への近接飛行事案(PDF)』
報道資料3月29日『ロシア機の日本海における飛行について(PDF)』
報道資料3月26日『中国ヘリコプターによる護衛艦「いそゆき」への近接飛行事案(PDF)』
報道資料3月21日『ロシア機の日本海における飛行について(PDF)』
報道資料3月17日『ロシア機の日本海における飛行について(PDF)』
海上保安庁HP3月12日『東北地方太平洋沖地震への対応等について(PDF)』

参考記事:
■産経新聞3月17日『露軍機が領空接近、日本海で日米共同対応偵察 自衛隊機が緊急発進』
■読売新聞3月21日『露戦闘機、日本領空接近…空自機スクランブル』
■朝雲新聞3月24日『露軍機がまた接近』
■産経新聞3月25日『松本外相「領空侵犯していないから抗議しない」露軍機の領空接近で』
■朝日新聞3月30日『ロシア戦闘機、放射性物質採取か 防空識別圏侵入』

■産経新聞3月31日『韓国が強く抗議 竹島、日本領土明記』
■イザ4月1日『韓国大統領「天地がひっくり返っても、竹島はわれわれの領土」』
■時事通信3月30日『震災考慮、冷静対応に腐心=着実に実効支配推進-教科書検定・韓国政府』
■共同通信3月31日『韓国、竹島ヘリポート改修に着手 実効支配強化狙う』
■毎日新聞4月1日『韓国:竹島の実効支配強化 教科書問題で李大統領』

■産経新聞3月11日『中国の漁業監視船が尖閣の接続水域内に侵入 今月に入り3回目』
■読売新聞3月11日『中国の漁業監視船、また尖閣諸島沖の接続水域に』
■時事通信3月11日『尖閣沖に中国監視船=今月3回目、海保が警戒-沖縄』

■朝雲新聞3月2日『中国海軍機が尖閣諸島接近』
■時事通信3月7日『中国ヘリがまた近接飛行=東シナ海で護衛艦横切る-外交ルートで抗議・防衛省』
■産経新聞3月27日『中国ヘリが海上自衛隊護衛艦に近接飛行』
■産経新聞4月1日『今度は航空機が異常接近 中国国家海洋局、3月以降3度目』
■時事通信4月1日『中国機の接近飛行、1カ月に3回=護衛艦マストすれすれ-防衛省』

■産経新聞3月28日『善意に弱い日本外交 震災につけ込む中露に曖昧対応』
■産経新聞3月28日『領空接近 中露が挑発 「震災支援と領土問題は別」』

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