仮装を剥かれた立憲共産党…序列1位が握る“拘束名簿”

最大の争点は感染症対策だった。最後の最後で有権者は自民に好意的な審判を下した。一方、立民は野党共闘の仮装が剥き取られて内紛勃発。黒幕老人は“拘束議員名簿”を眺めて笑う。
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国政選挙でさえ我が国では外交・安全保障が争点になり難い。拉致事件も埋もれてしまうことが常だったが、今回はハッキリと有権者の意志が示された。

「人の命に関わる重大な人権問題について、日本政府の基本的立場を否定して、北朝鮮の主張に賛同している」

横田めぐみさんに対する言語道断の暴言。拉致被害者家族会・救う会は直ちに強く批判し、立憲民主党に対しても説明を求めた。衆院選公示の約1週間前だった。
▽議員辞職を拒否した生方10月11日(産経)
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暴言を吐いた立民のベテラン議員・生方幸夫は辞職を拒否、党からの除名処分もなかった。公認を辞退し、無所属で出馬する格好となった末、見事落選。25年の議員生活にピリオドを打たれた。

手元にある自民党の情勢調査を確かめると、生方は10月上旬時点で自民現職を4ポイント差で追っていた。それが暴言発覚で急落。実際の投票では代々木のNPC候補にも負ける最下位の大惨敗となった。
▽“8時落選”で取材受ける生方10月31日(毎日)
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報道では取り扱いが小さくなった拉致事件ではあるが、国民はめぐみさんら被害者を忘れていない。それが具体的な数字となって現れた。勇気と希望を頂戴した感じで、実に心強い。

そして過去に生方発言に勝るとも劣らない暴言を吐いた辻元清美も顔面に鉄槌を喰らった。選挙区で3回目の敗北。今度は比例復活も許されず、遂に議員バッジを失った。
▽落選会見する関西生コン11月1日(読売)
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選挙戦終盤を飾った山崎拓には驚かされた。もう北朝鮮コネクションを隠そうともしない。平壌の指令を受けての応援演説だが、当事者が逆効果と考えないところが凄い。日本人の感覚とは随分違う。

生方&辻元の売国コンビに、親北過激派と金脈で繋がる黒岩宇洋を加えると、少なくとも3人の北朝鮮系議員が国会から追われた。今回の総選挙で最も党勢を削がれたのは朝鮮労働党だとも言える。
▽応援演説に登場した山拓10月27日(東スポ)
応援演説に登場した山拓10月27日(東スポ).jpg

黒岩のケツ持ちだった赤軍系親北組織MPDは「れいわ新撰組」に乗り換え、影響力の保持を図る。それでも北序列2位の崔竜海とホットラインで結ばれるような“大物議員”はまだ充分に育っていない。

【各局予想を狂わせたファクターX】

選挙区での敗北にぬか喜びした後、比例復活で意気消沈…そんな9年前の悪夢が蘇る。関西生コン女が惜敗率で及ばず、敗北宣言したのは11月1日の午前1時頃だった。待たされた挙句の朗報だった。

今回の衆院選では当日の「8時ジャストに大勢が判明する」という定説が大きく崩れた。出口調査に基づくNHKと民放キー局の獲得議席予想が、軒並み大ハズレだったのだ。
▽TBSの出口調査、他局も同様(画面キャプ拾い物)
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「激戦区の読み違え」という言い訳は成立しない。予想とは激戦区のデータを慎重に分析し、比例票の伸びを加算して割り出す作業である。結果的に各朝刊の見出しと朝のニュースで大きな違いが生じた。

余りメディアの悪口を言えない。投票日を前に筆者は「立憲140議席超」といった予想に青褪めていた。各社が報じる終盤情勢以外にも、自民党執行部の危機感は色濃いとの印象を受けた。
▽都内で応援演説する岸田首相10月27日(産経)
都内で応援演説する岸田首相10月27日(産経).jpg

終盤予想の狂いを合理的に説明することは難しい。ゴールが近付く中、投票先を慌てて変えるような大事件も大災害も、市場の大変動もなかった。見落としている「何か」が在るのではないか…

選挙特番・生配信を眺めつつ、ファクターXの推理を始めると、コメンテーターがヒントをくれた。「争点がなかった」といったニュアンスの指摘で、新聞でも同様の見方が散見された。
▽選挙特番で話す岸田首相10月31日(ロイター)
選挙特番で話す岸田首相10月31日(ロイター).jpg

「衆院選の争点は何だったのだろうか。選挙の大勢が判明した今もなかなか思いつかない」(11月1日付け日経新聞・政治部長)

違う。多くの無党派層が争点にしたのは、いわゆるコロナ対策だ。昨春から1年半以上も続いた感染症対策の総決算。安倍首相時代から始まる政府・与党の対応に有権者が審判を下したのである。

10月に入って陽性判定者数は劇的に減少したものの、メディアも識者も第6派到来を予告し、減少は一時的な「谷」に過ぎないと断言した。多くの国民は概ね同意しただろう。
▽重症者も1ヵ月で1/6以下に11月2日(NHK)
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しかし、下旬にかけても減少傾向は変わらず、一部の県では“ゼロコロナ”状態が続く。流行の終息を実感する人が増える中で、投票日を迎えることになった。退場した菅前首相、よもやのサヨナラ打である。

【裏目に出た感染者数至上主義】

8月の横浜市長選当時、神奈川2区では野党候補に多くの票が流れ、現職総理の落選も囁かれた。陽性判定2万人超えの時期から2ヵ月、菅前首相は約5万票差で立憲元職を破り、“8時当確”を決めた。
▽大差で当選した菅前首相10月31日(神奈川新聞)
大差で当選した菅前首相10月31日(神奈川新聞).jpg

国政選挙では常に経済政策への関心が高いが、雇用の安定や市場の活性化は重要であっても無関心な層がいる。しかし感染症対策は有権者全ての生活に直結する問題で、他のテーマと比較にならない規模だ。

メディアは全国共通だった最大の争点を意図的に隠し、国民の意識変化を汲み取らず、結果、予想で完敗した。ウイルスの政治的な特性を悪用し、政権転覆を謀った者共への天罰である。
▽黒歴史化した立民ゼロコロナ政策2月(産経)
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逆に、延々と続いた大流行の“終了”が投票行動と無関係だったと考えることこそ非論理的だ。感染症対策を失敗と決め付けた特定野党に白い眼が向けられ、終盤でダメージを与えた。

センス抜群の「立憲共産党」というネーミングがバズったことからも、代々木との野合が立民離れを加速させた影響は大きい。ただし、最終盤の逆転現象とは結び付かない。

「民主集中制という言葉に騙されてはいけない」(政治通)
「共産って自衛隊を違憲扱いしてるのか」(政治関心層)


これに一部無党派層の共産党アレルギーが加わる。生理的・本能的に嫌悪する有権者のボリュームは不明だが、その趣向が公示前と最終盤で急変することはなく、9回裏逆転のファクターには成り得ない。
▽枝野の地元で演説する序列2位10月25日(埼玉新聞)
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仮に、リバウンドが10月下旬に始まっていた場合、自民候補は多くの激戦区で敗れ、比例票も頭打ちになっただろう。売国野党と反日メディアの感染者数至上主義が裏目に出た格好だ。

ヒト感染に最適化した武漢ウイルス最大の特徴が喪われたというエビデンスはない。来夏の参院選までに列島が第6派に包まれる事態も想定される。それでも特定野党の勝ち筋は見えて来ない。
▽緊急事態宣言下の新宿R2年4月(日経)
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感染拡大は政権与党の責任で、感染縮小は自然現象だとするロジックは成立しないのだ。多くの賢明な日本国民は、政府部内に感染者増加の“犯人”など居ないと認識したものと考える。

新規感染症はやがて消え去るか、ただの感冒となる。しかし、一度体内に取り込んだ毒素は簡単に消えず、蓄積し、暴れまくる。立民が摂取した代々木ウイルスには特効薬もワクチンもない。

【代々木“拘束名簿”最長7年の呪縛】

「多くの選挙区で接戦にまで持ち込めた。一定の効果があった」

10月31日午後10時半過ぎ、枝野幸男は“野党共闘”に自信を示した。捏造紙の早刷り紙面も同じ表現だった。この時点で140議席到達は夢物語となったが、多くの激戦区で雌雄は決していなかった。
▽強気発言を繰り返す枝野10月31日(産経)
強気発言を繰り返した枝野10月31日(産経).jpg

潮目が変わったのは、小沢一郎の選挙区敗北だった。初当選から52年目にして自民30代候補の後陣を拝した。立民選対本部には続々と激戦区競り負けの報せが届き、比例票の積み上げも鈍る。

小沢は“野党共闘”の仕掛け人だ。代々木の「国民連合政府」構想に乗ることで小沢-不破ラインが強固となり、現在の第1次立共合作に繋がった。
▽地元で必死演説する小沢一郎10月19日(日刊スポーツ)
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「代表選で共闘が争点になること自体がマイナスだ」「継続なんてあり得ない。もう共闘は終わりだ」

惨敗から二夜明けた11月2日、枝野の辞意表明を受けて中堅・若手から批判の声が噴出した。執行部に限らず、末端のNPC系議員も脳内お花畑で香ばしい。
代々木のダミー団体・市民連合が差し出した“政策協定書”に既に党首がサインしたのだ。選挙後、一方的に反故にして立共合作の枠組みを崩すことは不可能である。
▽協定書を結ぶ市民連合宮城支部9月(毎日)
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枝野の署名に加え、都道府県単位でも候補者が市民連合の細胞組織と協定書を取り交わしている。一本化で出馬した立民候補は、当落に関係なく、破棄できない。魂を売り渡す死神との契約なのだ。

「協定の締結にもとづき、日本共産党長野県委員会は長野選挙区において杉尾秀哉氏の当選に全力をつくす」
▽代々木側が公開した“協定書”(JCP長野)
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小沢-不破ラインの動きが表面化する前の平成28年、元TBSの売国アナ・杉尾秀哉は、出馬にあたって文書に署名。代々木候補の取り下げと引き換えに、要求する政策の実現を約束させられた。

押印まである念書だ。何らかの予兆があったのか、代々木側は造反できないよう念書をネット上で公開。ドローン化した杉尾は県内の共産党演説会にも引っ張り出され、一部で話題となった。
▽杉尾を囲い込む代々木の大規模集会H28年(産経)
産経16年5月共産党大演説会に元TBSの民進・杉尾秀哉氏が登壇.jpg

今回の総選挙で代々木の支援を受けた立民の候補は小選挙区で160人。比例独自を含めた正確な人数はカウントしていないが、不破は誓約した候補者の“拘束名簿”を握り締める。

選挙戦で代々木党員の支援を受けながら、裏切ることは許されない。共産党の指導に反く動きを少しでも見せれば、活動家を大挙動員して脅す。相手は破防法に基づく公安の調査対象団体だ。
▽大勢判明で運命を悟った枝野11月1日未明(東スポ)
表情が冴えない立民・枝野代表(東スポ11月1日.png

2年前の参院選で支援を受け、当選した立憲の議員も“拘束名簿”に含まれる。来夏の参院選でも立共合作継続なら、今後7年間は代々木が操作するドローン議員が国会に居座ることになる。

枝野が辞めても党名を替えても、解党して新党を立ち上げても逃れることは不可能。悪魔との契約は不可逆で、一度売り払った魂は決して返って来ない。



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【side story】
立民の凋落はともかく、代々木が大幅に勢力を伸ばしたといった風な結論になっていて後味悪いんだが。冥土の土産に人民戦線確立とか有り得ない…
公明に抱きつかれた自民のマイナス面や対支那有力議員の落選などは今後のウイグル関連で触れる見通しです。

参考記事:
□ZAKZAK10月12日『拉致暴言、立民・生方議員に辞職迫る!夕刊フジ直撃 北朝鮮の主張のような発言も「もの考えて発言したのではない」岩田氏「政界から引退すべき」』
□時事通信10月14日『衆院解散、31日投開票 コロナ・経済再生争点―4年ぶり政権選択【21衆院選】』
□日経新聞11月1日『争点なき政治の危機 政治部長 吉野直也』
□JB Press11月1日『直前まで大敗予想の自民党、なぜ絶対安定多数を確保できたか』
□デイリー新潮10月13日『「自公過半数割れ」報道の衝撃…低支持率の「岸田政権」で本当に勝てるのか?』
□時事通信11月3日『創業者退任、立民岐路に 共闘路線・世代交代が焦点』

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