武漢キメラウイルスの指紋…電撃復活した実験室起源説

中共当局による検体サンプルの大量破壊も発覚。怒鳴るだけの武漢ウイルス天然説派は追い詰められ、実証的な人工説派が蘇った。最凶パンデミックの真相を暴くパンドラの箱が開く。
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豪の世界的なワクチン開発企業創業者・ペトロフスキー教授は昨年1月、武漢市内の終末的な様相に震え上がった。同時に、中共が繰り返す「大きな問題はない」という主張に強い違和感を覚えた。
▽バイオハザードに見舞われた武漢市内’20年1月(AP)
AFP1月30日路上に人が倒れる武漢中心部のコピー.jpg

「何てことだ!これは本当に大変だ」

武漢ウイルスのゲノム配列を解析した教授はデータに驚く。他の生物ではなく、ヒトに容易に結合する特異なスパイクタンパク質。ヒトに最も適応したウイルスは、新しい病原体として極めて珍しい。

教授は武漢ウイルスが人工的にデザインされたという考えに傾く。同じような主張を唱える研究者も少なくなかったが、陰謀論のレッテルを貼られ、逆風を受けた。それから無為の1年半が過ぎた。
▽昨冬に異常な特徴を発見したペトロフスキー教授(米ABC)
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「2人はCOVID-19のサンプル分析中、実験室で操作された疑いがある『ユニークな指紋』を発見した」

英メール紙は5月28日、6月に発表される学術論文を入手し、その内容を報じた。武漢ウイルスに人工的に作られたハッキリとした特徴を発見したのだという。

執筆者は、英セント・ジョージ大のダルグライシュ教授とノルウェー製薬会社の会長で生物学者のソレンセン博士。実験室起源説を封じ込めていた勢力にとっては衝撃的なリポートだ。
▽論文執筆したソレンセン&ダルグライシュ(英メール)
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「このウイルスに信頼できる自然界の祖先は存在しない。実験室で誕生したことは“疑惑”のレベルを遥かに超えている」

武漢ウイルスの特徴は、スパイクにある4種のアミノ酸で全て正電荷を持ち、ヒト細胞に結合しやすい。自然界で3種のアミノ酸列は殆どなく、4種連続は「極めて異例」だと主張する。

ヒトへの感染力が高いスパイクの特徴は、ペトロフスキー教授が1年以上前に分析した結果と同じで、大発見と呼べる研究成果ではない。ただ専門誌に掲載を拒否され、公表する機会がなかったのだ。
▽論文に添付されたウイルスの図解(英メール)
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主流メディアに加えて医学界も、中間宿主が未だ発見されない自然由来説を喧伝し、それ以外を陰謀論として攻撃的に排斥してきた。問題提起も許さない極めて非科学的で、純粋に政治的な態度だ。

ここに武漢ウイルスの最大の特性が潜む。

【2ヵ月遅れのWSJ報道で疑惑再燃】

「英国の諜報機関は、パンデミックが武漢の研究所から漏洩して始まった可能性について『あり得る』と考えている」

メール紙に続き、英タイムズ紙日曜版は5月30日、そう報じた。諜報当局はこれまで、実験室起源説の根拠は薄いと判断してきたが、評価を一転させたという。何か有力な情報をキャッチしたのか…

この1週間前、米WSJ紙が武漢ウイルス研究所の研究員3人が’19年11月に入院していたと伝えた。本邦メディア各社も取り上げ、スクープ扱いするが、奇妙な現象とも言える。
▽震源地の武漢ウイルス研究所2月3日(AP)
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武漢研の入院騒ぎは、1月公表の米国務省ファクトシートに記載され、調査主任だったデービッド・アッシャー氏は米ハドソン研究所のシンポで人数を明かしていた。3月中旬のことである。

参照:5月7日エントリ『武漢ウイルス研究所の籠城戦…亜大陸を襲う超限生物兵器』

「ある研究者の妻は、その月の終わりに死亡しています」

メール紙の独占取材でアッシャー元主任調査官が爆弾情報を投下したのは3月下旬だ。WSJ紙は米情報機関の報告書をベースにしているが、追加要素もなく、決して目新しい情報ではなかった。
▽D・アッシャー元主任調査官(ハドソン研file)
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親中極左紙も含め、米主流メディアの潮流が変わった背景は何か…実験室起源説を唱える閻麗夢博士が村八分状態にあることを嘆いたばかりだが5月21日、FOXニュースで復活を遂げる。

「私はCOVID-19が自然界から来たものではないという確固たる化学的証拠を提示できます。これは中共軍が所有し、世界に拡散されて現在このような損害を与えています」

FOXの人気司会者タッカー・カールソンの高視聴率番組だ。残念ながら生出演ではなく、昨年初登場時の資料映像だったが、数ヵ月ぶりに封印を解いた意味は大きい。しかもWSJ紙が報道する前である。
▽T・カールソンの人気番組5月21日OA(FOX)
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唐突なトレンド変化の荒波はバイデンにまで到達。5月26日には、情報機関に対して起源を巡る調査・分析の強化を求める声明を出さざるを得ない状況にまで追い込まれた。

ちなみに、この声明発表の数時間前、子飼いのCNNはバイデンがポンペオ創設の起源調査チームを強引に解体させていたと“スクープ”している。踏んだり蹴ったりの醜い内輪揉めだ。

【武漢研究所の内部告発者が存在する】

「我々を正しい方向に導く証拠もあれば、誤った方向に誘導する証拠もある。いずれにしろ支那人は嘘を吐き、我々が知り得ることは少ない」(5月30日付け英メール紙)

英国の関与に詳しい西側情報筋は、思わせぶりに呟く。米英連携は公然の秘密で、トランプ政権下で米が主導的な役割を果たしていたことは明白だが、英国の情報能力を軽んじてはいけない。
▽厳重警戒が続く武漢ウイルス研究所2月(AP)
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「手掛かりとなったのは、外国政府からの信頼できる情報だった」

武漢研究員の妻の死亡情報について、アッシャー元主任調査官は、そう語っていた。外国政府とは英国である可能性が高い。更に米新興メディアの取材で、詳しい舞台裏に言及する。

「当時、武漢ウイルス研究所で働いていた人物が、研究員の妻が死んだという情報を提供した」(5月28日付けデイリー・コーラー)
参照:Daily caller5月28日『Wuhan Lab Researcher’s Wife Died Of COVID-Like Illness In December 2019, Former Lead US Investigator Says』

実験室起源説に係る米国の調査は、公表データを分析するオシントや通信傍受などのシギントが主体とされてきた。しかし、直接証言を得るヒューミントに頼る部分も大きいのではないか。
▽閻麗夢博士は中共CDCとの通信記録を提供(豪紙)
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武漢ウイルス研の告発者が海外脱出済みとは限らないが、英国が確保している可能性も高い。閻麗夢博士とは違う別の亡命者について示唆したのも英国の議員だったと記憶する。

「政治的な目的で国際的な研究協力態勢を破壊するな」

中共外交部のスポークスマンは5月31日、改めて反論した。WSJ紙の報道以降、「デマだ」「怪しいのは米フォート・デトリック基地の施設だ」などと繰り返し罵倒。明かな過剰反応に興味を惹かれる。
▽支離滅裂レベルが増す中共報道官5月31日(ANN)
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武漢研究所員の海外逃避が真実か否か、当然、習近平指導部は知っている。英米の告発者確保は将来的にも表沙汰にはならないが、昨年来の中共の異常な攻撃姿勢を見ると信憑性があるように思える。

そして実験室起源説の再点火に激しく動揺しているのは、CCPだけではない。反トランプを旗印に陰謀論と退けてきた米メディアと取り巻きにとって、展開次第で致命傷になり得る事態だ。

【医学陰謀誌ランセットの罪と罰】

「フェイスブックは閻麗夢博士のインタビューを検閲し、完全に削除した。傘下のインスタグラムも追随し、CNNが総仕上げした」

タッカー・カールソンは左派メディアとビッグテックによる言論封殺を批判した。フェイスブックはバイデンと歩調を合わせて5月26日に方針を撤回したが、謝罪も言い訳もなかった。

新旧メディア大手による大規模封殺の背景にあったのは、トランプ政権への敵愾心だけではない。ウイルスの呼称問題などと共通する中共の指令、プロパガンダ戦略が複雑に絡んでいる。
▽生物化学兵器部隊トップを表彰'20年9月(新華社)
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早い時期に実験室起源説の“陰謀論化”で多大な功績を上げた科学者の共同声明。医学誌「ランセット」が昨年2月に掲載した親中派27人の主張は、我が国を含め凡ゆるメディアが大きく取り扱った。

この声明を仕掛けた人物は、米NPO「エコヘルス・アライアンス」会長であるピーター・ダザックだった。ダザックは人獣共通感染症の専門家で、バットウーマン石正麗とも共同研究を行っていた。
▽石正麗とピーター・ダザック:右端(台湾英文新聞)
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参照:U.S.RIGHT TO KNOW’20年11月18日『EcoHealth Alliance orchestrated key scientists’ statement on “natural origin” of SARS-CoV-2』

NIH(米国立衛生研究所)経由で受け取った助成金を使い、武漢ウイルス研での「機能獲得実験」にも関わった。トランプ政権はダザックをマークし、助成金流入を止め、武漢研で得た情報の提出を求めた。
▽武漢慰問ツアー中のダザック2月10日(ロイター)
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完全なインサイダーである。だが、この要注意人物がWHO現地調査団のメンバーにも選抜されても、問題を指摘したのは大紀元など極一部に限られ、主流メディアは気付かない振りをした。

「実験室からウイルスが流出した可能性は極めて小さい」

武漢市内で開かれたWHO調査団の会見は、笑えないコントだった。しかも調査団メンバーには、ダザックの元で働いた経験がある弟子筋が6人居たという。このヤラセ訪問団の実態も報道されなかった。
▽武漢で会見するWHO調査団2月9日(AFP)
9日、中国・武漢市内で記者会見する世界保健機関(WHO)のピーター・ベンエンバレク氏(AFP時事).jpg

それでも武漢慰問ツアーの調査は完全な失格・落第ではない。ポンペオ長官やアッシャー元調査官らは「多くの状況証拠がある」と言う。状況証拠は決して抽象的なものではないのだ。

例えば、とある殺人現場。捜査が入る前に1人の男が現場に潜入し、残っていた指紋を綺麗に拭き取った…これも状況証拠である。同様の隠滅を中共当局が行なっていたことが新たに判明した。
▽武漢ではしゃぐダザックらWHO調査団2月10日(ロイター)
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WHO調査団の報告書には200頁相当の附属文書があった。そこには中共当局が’19年12月に患者から採取したサンプル数千点を後に破壊した過程が記されていた。中共の存亡を賭けた徹底的な証拠隠滅だ。
▽極秘通達を暴いた正論2月号のスクープ記事(ZAKZAK)
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昨年1月3日の時点で、中共・国家衛生健康委員会が関係部門に出したサンプル破棄の通達も発掘されている。自然由来説に立脚すれば、ウイルスの系統を探る作業は必須で、サンプルの破棄はあり得ない。

実験室起源説と自然由来説は表と裏の関係だ。発生から20ヵ月が過ぎても発見できない中間宿主。実験室起源派の急速な台頭は、自然由来説派が追い詰められた結果でもある。
▽生物学的チェルノブイリこと武漢ウイルス研究所(AP)
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それだけでは終わらない。ヒト感染に最適化されたキメラウイルスが作成された動機は何か? 一部専門家の関心は既に生物兵器として設計された可能性に移っている。



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関連エントリ:
令和2年12月29日『武漢ウイルスに潜む超限戦…兵器級パンデミックの爆心地』

参考記事:
□英メール5月28日『EXCLUSIVE: COVID-19 'has NO credible natural ancestor' and WAS created by Chinese scientists who then tried to cover their tracks with 'retro-engineering' to make it seem like it naturally arose from bats, explosive new study claims』
□Forbes5月29日『「コロナの武漢起源説」が再燃、著名科学者らが調査呼びかけ』
□FNN5月31日『「コロナウイルスは武漢研究所で人工的に変造された」英研修者らが法医学的学術論文発表へ』
□時事通信5月30日『英情報機関も研究所流出説 コロナ起源、中国と摩擦も』
□ZAKZAK5月31日『英国情報機関がコロナ「起源」追求! 武漢研究所“漏洩”「あり得る」と英紙報道、識者「G7最大のテーマになる」』
□読売新聞5月26日『武漢のウイルス研究所、19年11月に研究者3人が病院で治療…流出説巡る議論が再燃』
□Daily Mail5月30日『Wuhan lab leak theory 'IS feasible' says British intelligence as evidence mounts that Covid was engineered by Chinese scientists』
□CNN3月25日『WHO coronavirus investigators pinpoint overlooked Chinese data for further study, source says』
□ニューズウィーク6月1日『【新型コロナ】中国の生物兵器完成を許すな』
□FOXニュース5月21日『Tucker Carlson: Coronavirus was enhanced during 'reckless, ghoulish, very dangerous experiments’』
□Bulletin of the Atomic Scientists5月5日『The origin of COVID: Did people or nature open Pandora’s box at Wuhan?』
□WSJ8月20日『武漢ウイルス研の情報、米衛生研がNPOに提出要求』
□大紀元2月11日『WHO国際調査団、メンバー1人が武漢研究所に近い関係』
□英メール3月28日『『’A lab leak isn't 100% certain but it seems to be the only logical source of Covid': Washington expert who led inquiry into the cause of the virus reveals three Wuhan lab scientists fell ill in November 2019』
□MITテクノロジーレビュー4月22日『新型コロナ、研究所流出説
「陰謀論」で片付けてよいか』

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