捏造慰安婦の汚れた晩節…“匿名原告団”から挑戦状届く

「私がICJ付託の発案者だ」と息巻く洋公主が質問に青褪める。ついに南鮮でも普及し始めた偽物説。慰安婦訴訟の原告は大半が匿名で、筆頭の実名女性は“強制連行”否定派だった。
李容洙216会見AP通信.jpg

「単純なカネの話ではなく、当事者が納得しないといけない。日本の真の謝罪にかかっている状況だ」

文在寅は2月19日、慰安婦問題について再び言及した。与党幹部との懇談会で飛び出した発言で、一字一句正確がどうか不明だが、’15年の日南合意に関しても“基本”に立ち返る姿勢を示した。

「当事者の意見を排除し、政府同士で合意するには困難がある」
▽与党幹部との懇談会に臨む文在寅2月19日(聯合)
懇談会に出席した文大統領(右)=19日、ソウル(聯合ニュース.png

今に始まったことではないとは言え、完全に迷走している。文在寅は1ヵ月前の年頭記者会見で日南合意を「政府による公式なもの」と認め、従来の無効論を取り下げたと話題になったばかりだ。

「外交的解決策は、原告らが同意できる内容でなければならない」(1月18日発言)

年頭会見ではそうも話していた。言っている意味が分からない。文在寅によれば、最終的で不可逆な日南合意は認めるが、それをベースに更に日本側との追加協議が必要なのだと言う。

「資産現金化は両国関係に望ましくない」(1月18日発言)
▽年頭会見で発言する文在寅1月18日(ロイター)
ロイター118年頭会見でのムン.jpg

ニセ徴用工問題では「司法判断を尊重」とする不介入方針を翻した。しかし、クネ政権叩きで思い付いた“被害者中心主義”は変わっていない。騒ぎ立てる連中を説得する役回りは、あくまでも日本側なのだ。

「我が国の政府がカネを肩代わりして済むのなら、とうに解決している」(2月19日発言)

妄言が止まらない。日南請求権協定に基づけば、肩代わりではなく、南鮮政府に支払い義務がある。その場凌ぎの屁理屈で誤魔化し続けた結果、出てきたのが「真の謝罪」だ。一体、何度目のループか。
▽洋公主を案内する文在寅’18年(青瓦台)
青瓦台18年1月洋公主を招くむん.jpg

取材を受けることが少ない南鮮大統領だが、その中で最も自然体と見えるコメントが、慰安婦判決に関するものだった。我が国の政府資産接収も視野に入り、ニセ徴用工訴訟とは次元が異なる爆弾だ。

「正直、少し困惑している」(1月18日発言)

自業自得である。自ら仕掛けた罠に輪まった格好だ。壮大な地雷原の中央で、無能な大統領は立ち尽くす。

【記号化された慰安婦の原告団】

「例え本事件の行為が国家の主権的行為だとしても、主権免除は適用できず、例外的に大韓民国の裁判所に被告に対する裁判権がある」

1月8日に出たソウル慰安婦訴訟の判決文は、そう豪語する。「主権免除」は提訴時から日本側がそれを理由に欠席したことで“争点”になっていた。

慰安婦問題を「広範囲で組織的な非人道犯罪」と決め付け、ウィーン条約に記された「強行規範」に反すると叫ぶ。同規範を国際法の上位概念とするが、ジェノサイドが含まれるか否かなど定義は曖昧だ。
▽ウィーン条約違反の腐れ像は国内で“合法”1月(日経)
日経慰安婦像1月.png

ソウル地裁は主権国家を裁く権利を有する…「主権免除」の問題ですらなく、対日関連の訴訟で南鮮の司法は、神の在に位して審判を下す。宗教裁判、異端審問の匂いが濃い。

我が国の有識者が判決の法理論に注目し、議論することは首肯する。しかし一方で、原告に対しては関心が薄い。訴訟を起こした「慰安婦」は法廷でもメディアでも単なる記号に過ぎないようだ。

「ソウル中央地裁は8日、故ペ・チュンヒさんら慰安婦被害者12人が日本政府を相手に起こした損害賠償請求訴訟で…」(1月8日付け中央日報)
▽判決を報じる翌日の南鮮各紙1月9日(共同)
共同1月9日判決を報じる翌日の南鮮各紙.jpg

本邦の大手メディアでは個人名すら消えて「原告12人」と記号化が著しい。何故なのか? 提訴時の記事を含め、原告団名簿を探索した末、判決文にさえ、大半の実名が明かされていないことが判った。

個人名が表記されたのは、裵春姫(ぺ・チュンヒ)や李玉善(イ・オクソン)ら4人で、他はアルファベット1文字だ。出生データや設定上の物語から類推可能な人物は居るが、特定は難しい。
▽来日公演でシャウトする李玉善H28年(産経)
産経H28年日本公演で絶叫する李玉善.jpg

一部報道によると生存者は5人で、会話ができるのは李玉善ら僅か2人。提訴時の記事では10人が反日団体がマネジメントする語り部だった。上層部の解任騒ぎで大揺れるナヌムの家である。

メディアが原告を記号化した背景には、組織的な詐欺・横領問題に揺れるナヌムの家が糸を引いてることもあっただろう。だが、それ以外にも捏造派にとって不都合な人物が1人紛れ込んでいた。

【割烹着の慰安婦 千人針貰うの巻】

「彼女は『朝鮮人女性を強制的に連れて行ったなんて見てないよ』と言っていた。『日本を許したい』とも話していた」

葬儀に参列した人物は、そう語った。今となっては珍しい産経・阿比留瑠比編集委員の南鮮探訪記のエピソードだ。彼女とは裵春姫(ぺ・チュンヒ)で、時期は他界直後の平成26年6月だった。
▽原告団筆頭の故・裵春姫(聯合file)
聯合裵春姫.jpg

「日本贔屓なので、ナヌムの家では少し浮いていた」

ナヌムの家での暮らしぶりを語る関係者も居た。ただし、これは対外向けに配慮した表現だ。裵春姫と親しい交流があった世宗大の朴裕河が明かす裵春姫の言葉は強烈である。

「敵は百万、味方は自分ただ一人です」

浮いていたというレベルではなく、孤立し、対立していた模様だ。裵春姫が南鮮メディアに取り上げられることもなく、無名に近いマイナーな存在だったのは、慰安所の実態を知っていたからである。
▽南鮮外交部長訪問時の裵春姫:右端(NEWSis)
NEWSis14年8月外相訪問時の裵:右端.jpg

大正12年生まれの裵春姫は、数少ない本物の元慰安婦と見られる。「職安」を通じて慰安所に勤めたという就労経緯は、多少の脚色があるにせよ、女衒による人身売買とも意に反した連行とも異なる。

「日本人が捕まえて行ったというようなことはない。強制連行はなかったと思う。慰安婦は軍人を世話する者だった。割烹着を着て、軍人の為の千人針を貰ったこともある」

朴裕河は、裵春姫のリアルな思い出話を披露している。こうした証言は録音され、朴裕河vs挺対協・ナヌム連合軍の裁判でも証拠として提出されたが、有罪判決ありきの南鮮法廷では無意味だった。
▽朴裕河訴訟で気勢あげる自称軍団’14年(産経)
聯合14年朴裕河訴訟で毒づく自称軍団.jpg

裵春姫は洋公主でもない。満州から半島に戻った後、更に我が国に移り住む。昭和26年頃、朝鮮戦争の最中である。正式ルートの来日か密航か不明だ。そして我が国で30年過ごし、南鮮に帰国した。

「みんなで悪口を言って、うちも一緒になって言うたら良いけど、言わないでしょ」

食堂のような場所で、周囲を気にしながら日本語で話す裵春姫の映像が残っている。かつて朴裕河が紹介していた短い動画だが、インタビュアーが朴当人なのか、今回、裏は取りきれなかった。
▽警戒しつつ日本語で話す裵春姫(動画より)
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参考動画:デイリーモーション『慰安婦被害者のペ・チュンヒさん(裵春姫)』

「行き違いがもとで、愛した日本兵と別れてしまったという昔の恋愛談を話してくれた」(後掲書145頁)

著作『帝国の慰安婦』には、ナヌムの家を嫌う元慰安婦が登場するが、匿名だ。民事調停申請に始まる今回の慰安婦訴訟が裵春姫の没後、正式な裁判に発展したことは、決して偶然ではない。

【生中継「偽物説」質問の波乱】

「日本を反省させる為に、国際司法裁判所(ICJ)の判断を受けなさい」

裵春姫とは対照的な嘘塗れの偽物・李容洙は2月16日、そう厳命した。会見の冒頭、ICJ付託は李容洙が「自ら提案した」と話したが、初っ端から大嘘を吐く厚顔ぶりは健在で今や安心感すらある。

慰安婦判決を受け、自民党外交部会は1月19日、ICJ付託を求める決議文を茂木外相に提出した。保守系の有志と洋公主チームの意見が一致した特異なケースだ。
▽対抗措置を求める自民・外交部会1月15日(日経)
日経1月15日対抗措置を求める自民外交部会.png

文在寅の発言がブレたのも、李容洙の遠吠えが原因だった。妄想を詰め込んだ捏造慰安婦物語の講談師。久々の舞台には取材陣が殺到し、ネットでは生中継されたが、それが仇となった。

「世間では偽物慰安婦との論調もあるが…」

テレビ局の記者が、唐突に問い掛けた。デビュー以来、30年間、受けた経験のない質問だ。李容洙は答えをはぐらかしたが、やり取りを見た多くの南鮮人が不信感を抱く結果となった。
▽李容洙会見に殺到した報道陣2月16日(ハンギョレ)
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封印された李容洙の映像が発掘されたのは、この会見の2日前だ。ルーキー時代の’92年8月、南鮮KBSの番組「私は女子挺身隊」に出演した李容洙は、こう語っていた。

「誰か知らないけれど、ワンピースと靴をくれる人がいて、一緒に行こうと言われたので、嬉しくなって付いていった」

司会が「誘いに乗せられたのですね」とダメを押すシーンも収録されていた。挺対協が設定を整える前の語りだ。「銃剣を持った日本兵団乱入」という“序盤最大の見せ場”は当時まだ考案されていなかった。
▽曇りガラス越しに語る李容洙’92年(メディアウォッチ)
スクリーンショット 2021-02-25 2.13.09.png

「震える声で『私は被害者ではなく、私の友達が…』と話し出した」

昨年の事務所トラブルで、尹美香が李容洙の素性を暴露したことが決定的だった。また最近死亡した最高齢慰安婦ことチョン・ボクスが年齢を8歳も偽っていた事実が判明し、疑いに拍車をかけた。

参照:中央日報2月13日『最高齢の慰安婦被害者が死去…生存者は15人に=韓国』

李容洙は先の判決とは無関係だが、第2次訴訟は来月下旬にも再開される。金福童(キム・ボクトン)ら挺対協系20人が原告で、最初から敗訴ルートは存在しない。確実な勝訴を見据えてのICJ付託案だ。
▽ペーパーを朗読する李容洙2月16日(共同)
共同216会見の李容洙12.png

ICJ付託問題に関しては今後触れる予定だが、南鮮法曹界の総力戦を警戒し、我が国の保守層にも楽観視を戒める声がある。一方、捏造派陣営も不安を隠せない。

「確固たる証拠に基づいて立証せねばならないという課題もある。一貫性のある証言の整理も容易ではない」(2月19日付けハンギョレ新聞)

30年以上も我が国に謝罪と補償を求め続けながら、今更「確固たる証拠」のないことを自供している。「私の証言が証拠」は、中世並みの南鮮司法でしか通用しない。
▽ナヌムの家元メンバーの胸像群(共同)
日本政府を相手取った訴訟で勝訴した元慰安婦の女性らが生活する支援施設「ナヌムの家」=8日、韓国・広州(共同).jpg

対する我が国も、国際法を盾にした“戦略的無視”では事態の停滞しか招かない。計32人の原告の中で本物と呼べる元慰安婦は、ひと握り過ぎず、大半は偽物なのだ。

政府が無為無策でも、民間の真実派有志は偽物を絶え間なく告発し、嘘を追及し続けねばならない。捏造慰安婦と洋公主をリストから追放し終えた時、そこには裵春姫のような慰安所の実態を知る者が残る。



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参照:
□歴史認識問題研究会HP1月26日『ソウル中央地方裁判所の慰安婦判決に抗議する日韓法律家・知識人共同声明(PDF)』
□<法律事務所の資料棚『ソウル中央地方法院2021.1.8(PDF)』/a> 
□ハフポス16年10月21日『慰安婦、もう一つの考え「敵は100万、味方は自分ただひとり」(朴裕河ブログ)』
□ハフポス16年12月18日『「帝国の慰安婦」刑事訴訟 最終陳述1(朴裕河ブログ)』


参考記事:
□JB Press2月20日『「慰安婦=売春婦」論文に噛みついた元慰安婦の過去』
□デイリー新潮2月19日『「日本の悪事」主張もフェイクだらけ 文在寅に慰安婦問題解決を要求 偽物説浮上の李容洙さん』
□ダイヤモンド1月19日『慰安婦訴訟「国際法違反」判決で韓国政府が窮地に陥る理由、元駐韓大使が解説』
□東洋経済1月16日『韓国慰安婦判決は外交成果を全面否定している』
□聯合ニュース2月19日『慰安婦・徴用問題「日本の真の謝罪にかかっている」=文大統領』
□マネー現代2月18日『文在寅の“自爆”が止まらない…! ついに慰安婦問題で「大失態」で、いよいよ万事休すへ(武藤正敏)』
□ハンギョレ新聞2月19日『「慰安婦」問題、ICJ付託案が30年経てようやく出てきたわけは?(前)』
□時事通信2月16日『国際司法裁に付託を 元慰安婦が要求―韓国』
□読売新聞1月9日『慰安婦訴訟 ソウル中央地裁の判決要旨(詳細版)』
□産経新聞H26年年6月22日『「日本びいき」ある元慰安婦の死「反日」でひとくくり、1面トップ』

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