荒野を歩む覚悟はあるか?…自由世界のラスト・トランプ

最後の審判を告げるラッパは響いたのか。反攻のDC大集会は反トランプ連合の計略で書き換えられ、逆に深傷を負う。休息なき殲滅戦。強大な敵と対峙する過酷な旅が始まった。
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現代文明を拒否するアーミッシュの一団は昨年11月、小さな旅に出た。目的地は米大統領選の投票所。古風な衣装を纏った人々は、その全員がトランプ大統領の熱烈な支持者だ。
▽トランプ支持のアーミッシュ馬車(英メール紙)
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アーミッシュは映画『刑事ジョン・ブック/目撃者』がヒットするまで世界から忘れらた存在だった。17世紀末に迫害から逃れて新大陸を目指した再洗礼派を祖とし、今も移住当時の暮らしを守り続ける。

米オハイオ州北部の町の住民は昨秋、誰もが記憶のない珍しい光景を目の当たりにした。トランプ大統領を応援するアーミッシュのキャラバン隊が街道に現れたのだ。
▽街道に現れたキャラバン9月(デイリーレコード)
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馬に跨る男、二頭立ての馬車、バッファローに乗った親子もいた。北米各地に共同体を築いたアーミッシュは「神が正しい者を選ぶ」と信じ、18世紀以来、政治とは無縁の生活を営んできた。

それが一転、今回の大統領選ではトランプ支持を全面に打ち出し、パレードを行うまでになった。もちろん村人全てではないが、この熱の入れ方は米マイノリティ史に残る出来事だ。
▽バッファーも行進に参加9月(デイリーレコード)
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一部米メディアは、前回’16年の大統領選でアーミッシュが政治的な意思を示したことを驚きと共に伝えた。背景には、初めて設立された政治組織の呼び掛けがあったと指摘する。

参照:産経新聞H28年9月1日『現代文明を否定するアーミッシュもトランプ氏支持の動きが…通信機器も電器製品も使わない人々がなぜ不動産王を?』

この解説に対し、大紀元は新約聖書に登場するtrumpとの関係を説く。この宗教的解釈が正解に近いと直感するが、当事者の証言はない。新訳にある「The last trump」とは、最後の審判を告げるラッパだ。



昨年末か今年初めか、アーミッシュの一団は首都ワシントンに向かう旅路に就いた。1月6日の大集会に参加する為である。生中継で聴衆が映る度に探してみたが、見つけることは到底不可能だった。

圧倒的な人数だ。伝説的なキング牧師絡みの大行進を上回ったことは確実。米国の運命を司る歴史的なイベントである。

【運命のDC大集会と非情な分岐点】

「今日、ここに居る私達全員が、大胆で過激な民主党員によって選挙が盗まれることを見たくはありません」

「セーブ・アメリカ」と名づけられた超大規模集会で、演壇に立ったトランプ大統領は、そう訴えた。スピーチの合間合間に声援が上がり、頂点に達した興奮は長く続いた。
▽集会に登場したトランプ大統領1月6日(ロイター)
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ペンシルベニア州の不正などを具体的に列挙して民主党を非難しただけではない。矛先は、ロムニーやマコーネルら共和党重鎮にも向けられ、彼らが民主主義を守る勇気がないことに怒り、嘆いた。

日本時間の1月7日未明に始まった大統領演説を動画チャンネルで見ていた。演説の詳細は把握できないが、ワシントン中心部の熱気は伝わってくる。全米、そして世界が突き動かされるよう祈った。
▽周辺も埋め尽くす集会の参加者1月6日(AFP)
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焦燥感に駆られ始めたのは、大統領演説が30分を過ぎた頃だ。筆者は、参加者が驚愕する特別ゲストが登場すると予想していた。この日まで大切に取っておいた隠し玉、切り札…

「生きてました」と言ってエプスタイン卿が現れることはないにせよ、敵側と見られた大物が強力な援軍として呼び込まれるのではないか。しかし、サプライズのないままスピーチは幕を閉じた。
▽大歓声に応えるトランプ大統領1月6日(AP)
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しかも、登壇は予定より1時間近くの遅れだったという。トランプ大統領はペンス副大統領に強く決断を促したが、運命の上下両院合同会議は既に始まっていたのだ。

ペンス副大統領は上院議長として憲法に従い、異議申してを認めると宣言した。議席数から、各州の不正に関する異議が悉く否決される必敗ルートである。
▽FOXニュースの生中継2画面(VOX)
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キャピトル・ヒル前を埋め尽くした100万人を超す参加者が、何時どのようにして“ペンスの選択”知ったのか、正確に判らない。だが、荒れた様子も不穏な空気もなかったと断言できる。

動画チャンネルの生中継は議会中継に順次移行した。Right SideとバノンのWar Room、そして大紀元チャンネルでは同時通訳も始まった。現地に居る我那覇さんの回線は繋がらないようだ。
▽合同会議に臨む上下両院議長1月6日(AFP)
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SNS上ではペンス副大統領への罵声が急増している。テッド・クルーズの打順はまだ巡ってこない。起死回生の逆転ホームランを期待しつつも、完封負けムードが漂う。とても、辛い。

【素手は射殺、槍持ちは入場許可】

「選挙で不正はなかった」

議会中継では見知らぬセネターがジョークを飛ばしている。ここは不正を追及する議員が異議を訴える場ではないのか。両院合同会議という名称と違い上下両院で同時に審議が進む。

議場が沸騰する劇的な展開もなく、淡々と進行した後、いずれかの議場がブルーバックの文字画面に変わった。休憩時間か…分割画面では、キャピトル・ヒルの外壁が映し出されている。
▽乱入ではなく予定通りの集結1月6日(共同)
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階段やテラスにトランプ支持者が寿司詰め状態で立っているが、非常に落ち着いた感じだ。この時、内部にアンティファが優待されていたと知るのは、筆者が寝て起きた後だった。

議会内で遠吠えするバッファロー男の正体がアンティファの構成員であることは極めて短時間で判明した。コミュニストが好む刺青を手の甲に入れた髭男も同様だ。
▽星条旗付きの槍を持って議会入り1月6日(AFP)
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アンティファが大集会で妨害・攻撃を仕掛けてくることは当初から警戒されていた。紛れ込みも予想済みで、破壊活動を始めた不審者をトランプ支持者が取り押さえるシーンも我那覇さんが紹介している。



「アンティファだ。アンティファだ」

女性が叫び続ける声が聞こえる。集会参加者に内部侵入する意思がなかったことは明確だ。一方、乱入時に警備側と衝突する映像は見当たらない。確認できたのは、制止もなく入って行く模様だ。

全く理解不能の映像である。ドーム南側にある下院建物の小さな入り口から人々が内部に入る。その直ぐ近くでは、重装備のUSCP(米議会警察)が整列し、待機している。



内部で起きた元米空軍アシュリー・バビットさん殺害と釣り合いが取れない。丸腰の侵入者を即時射殺と判断。しかし、鋭い槍を持ったアンティファは誰にも止められず、議長席に平然と座る…

この相反する対応は、優待者と闖入者の差だったのか。USCPがガードを退けて招き入れる映像も、たった1人の警官が無抵抗で道案内する映像も、異様だった。
▽ドアを開けて対応する警官1月6日(ABC)
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案内映像の撮影者は、ABCニュースのクレジットからハフポスの記者であることが判った。民主党首脳陣だけではない。反トランプ勢力のプロ活動家と主流メディアが「暴動」を創作したのだ。

1月6日に大規模な謀略が発動される可能性は事前に指摘され、警戒も厳しかった。だが、敵側の手口は想像を越えて残忍だった。

【99%が巨大不正を無視する荒野】

5人目の犠牲者は現場で負傷したUSCPの警官だという。バビットさん以外の3人は、どのような状況で命を失ったのか。日米メディアは“暴挙”と喚くだけで、詳細は伝えず、続報も途切れた。

驚いたのは、上下両院議会が約6時間後に再開されたことだ。殺傷事件が複数箇所で発生したにも拘らず、現場検証も保全措置もない。当日、近くにある両党の本部に仕掛けられた爆弾も見つかっている。
▽丸腰の侵入者は狙う議場のSP1月6日(英メール紙)
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不審者が乱入した議場は、爆弾処理班が出動し、危険物の徹底した捜索が行われるはずだ。しかし、スウィーパー部隊が動いた形跡はなく、議員も報道陣も何事もなかったかのように舞い戻ってきた。

深刻なのは、100万人規模に膨れがった美しい大集会が暴動の原因として書き換えられ、世界に宣伝されたことだ。出先で偶然目にした情報番組でコメンテーターは、こう語っていた。

「これは民主主義の破壊です」
▽催涙ガスに覆われた議会前1月6日(AP)
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その情報番組は、警官隊とトランプ支持者が屋外で鬩ぎ合い、催涙ガスに覆われるシーンを延々と垂れ流す。許可されてテラスや大階段に居た支持者が場内の事件発生後に強制排除される終盤の一幕だ。

残念ながら我が国の新聞・メディアも全て同じだった。ドミニオン投票機のトランプ票削除や監視なき集計員の違法行為こそが、民主主義の根幹を揺るがす本物の大事件である。
▽アトランタ郊外の不正発覚映像
2020年11月3日の夜、選挙監視員不在の間に、票が入っているとされるスーツケースをテーブルの下から持ち出す男性のコピー.jpg

1・6大集会を誹謗する手合いは、アトランタ郊外の集計所カメラが捉えた映像に何とコメントするのか…そもそもメディア自体が、あの不正の一端でしかないが決定的な証拠映像を取り上げていない。

ざっくり計測すると、我が国の評論家・有識者のうち99%以上が、米大統領選の不正を認めないか、最初から無視した。これが昔も今も変わらない言論界の実態だ。
▽第2弾報告を発表したナバロ補佐官(ブルームバーグ)
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そして、不正を追及してきた1%未満の言論人・表現者も、米議会による1月7日のハンター父認定で、何人かは撤退モードに移るだろう。いよいよ少し孤独で、厳しい殲滅戦の開幕である。

「支持者の皆さんは失望しているかも知れませんが、私達の信じ難い(incredible)旅は、いま始まったばかりなのです」

日本時間の8日午前、トランプ大統領はビデオでメッセージを寄せた。敗北宣言ではなく、新たな決意表明と受け取る。邪悪な者達の跳梁跋扈を見逃すことなど出来ない。
▽映像で語り掛けるトランプ大統領1月7日(ロイター)
ロイター1月7日ビデオで語り掛けるトランプ大統領.png

ほんの少し前、我々はメディア・コングロマリットと戦う武器を獲得した。動画投稿サイトやSNSだ。しかし、新たな武器は半ば敵の手に渡り、戦う術は限られつつある。

眼前に広がる果てしない荒野。そこを無法を許さない米国の愛国者らと共に旅する覚悟はあるのか…自分は自分に問い掛ける。答えは、もちろんイエスだ。



最後まで読んで頂き有り難うございます
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参考記事:
□Akron beacon journal9月28日『Efforts by Trump supporters to win Amish voters could backfire』
□英デイリーメール11月4日『Amish Trump train! Caravan of hansom cabs trots through an Ohio town in support of the president after he praised the Pennsylvania Dutch』
□VOX1月6日『Trump turns once and for all against Republicans who won’t help him steal the election』
□NYポスト1月6日『Ashli Babbitt, protester killed at Capitol, was Air Force vet from California』
□mashup NY1月8日『議会警察官が死亡。議事堂乱入で死者5人』

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