武漢バイオハザードの陰画…崩れ去る海鮮市場“主犯説”

二次感染多発で「市場発生源説」が崩れ始めた。並行して支那国内でも軍実験室からのウイルス漏洩説が沸騰。その噂のベースにあるのは、中共が延々と続けてきた反日捏造プロパガンダだ。
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「最悪の状況を覚悟しなければならない」

専門対策チームの幹部は、そう語った。中共軍機関紙は1月末までに、軍の生物・化学兵器防護部隊が武漢入りしたことを明かした。部隊を率いる少将の陳薇はSARS対応で功績を上げた人物とされる。
▽武漢入りした少将の陳薇(中共軍網)
陳薇の武漢入り中共軍網.png

「なぜ生物兵器の専門家が武漢市に行ったのか?本当に生物兵器のウイルスが漏れたたのか」

現地での活動を宣伝したい中共軍の思惑とは逆に、SNSでは不安の声が高まる。支那国内でも武漢市内にあるBSL-4実験室とパンデミックの関わりが取り沙汰され始めたのだ。

「武漢にはSARSやエボラウイルスを取り扱う研究施設があり、米国の生物兵器テロ対策の専門家は、2年前にウイルス流出のリスクを警告している」(1月23日付け英デイリー・メール)
▽BSL-4実験室がある武漢の研究施設(file)
ファイル武漢国家生物安全実験室.JPG

報じたのはタブロイド紙だが、専門家の警告とは英科学誌「ネイチャー」に掲載された論文に基づく。更に、米国のワシントン・タイムズ紙が“ウイルス漏洩説”に追従する。

「武漢にはチャイナ国内で唯一、致死性のウイルスを取り扱う研究施設が存在する」(1月24日付け)

同記事には生物兵器に関する元イスラエル軍の権威も登場するが、新型肺炎との関連を含め、慎重な言い回しだ。だが、こうした英米のタブロイド情報は、ウイルス以上の速さで世界に拡散した。
▽海鮮市場と実験室の位置関係(豪州紙)
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多くの関心を惹きつけたのは、最高レベルのBSL-4実験室が武漢にあったという事実と“発生源”との近さだ。華南海鮮市場と問題の研究施設は32kmしか離れていない。

知られざるBSL-4実験室と未知のウイルス発生…「本当に偶然の一致なのか」と多くの人々が考えることは極めて自然である。

【「キメラウイルスはありまぁす」】

「生物兵器説」に拍車を掛けたのが、武漢BSL-4実験室がコロナウイルス の変異に関する研究を進めていると見られることだ。これにカナダで起きた支那人研究者の致死性ウイルス密輸事件が重なる。

「命を賭けて、新型コロナウイルスは実験室と無関係であることを保証します」
▽公開された施設の内部(提供:武漢病毒研究所)
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支那国内で憶測が飛び交う中、これまで沈黙を守っていた施設の研究員が実名で噂を否定する。だが、実名が仇となり、この研究員が取り組んでいたSARSウイルスの異様な実験が発掘される。

「研究チームはキメラウイルスを生成した」

「ネイチャー・メディスン」に発表した論文だ。ただし、論文掲載は武漢P4実験室が始動する前の2015年で、この悪魔的なキメラ生成チームが丸ごと異動したとは限らない。
▽発表論文に添付された図説(Nature Medicine)
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BSL(バイオセーフティーレベル)4の施設は、武漢の他に満洲にも存在する。「ハルピン獣医研究所」の開設は一昨年の夏で、武漢より少し遅いが、支那国内にBSL-4が急増していることは事実だ。

武漢BSL-4実験室の運用開始は’18年1月。前年の開所式にベルナール首相が招かれたことから判るように、創設にはフランスが関与している。だが、仏当局が実態を知り尽くしている訳ではない。
▽式典に招かれたベルナール仏首相’17年2月23日(長江日報)
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シラク大統領(当時)が合意した設立協力案に対し、仏国内で生物兵器警戒論が浮上。また福島香織さんによると’08年のチベット大虐殺に絡んで関係が悪化したことで、建設から仏企業が排除されたという。

最終的には建設を請け負ったのは、中共軍系の事業者だった。市当局は初めから門外漢で、施設は中共軍の直属と見られる。この点が海外の大学等と連携するハルピンのBSL-4と大きく異なる。
▽施設内で挨拶するベルナール首相’17年2月23日(長江日報)
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武漢BSL-4の正式名称は「国家生物安全実験室」。一部報道では疑惑の漏洩元として「科学院武漢病毒研究所」も指摘されるが、研究所内で実験室があるという理解で良いようだ。

「中国政府系の研究機関は30日、ウイルスの感染源はコウモリの可能性があることを明らかにしました」(1月31日ANN)

この分析結果を発表したのは「武漢病毒研究所」だった。メディアが頑なに固有名詞を隠す意図は何か…更に、地上波や全国紙で「国家生物安全実験室」の存在が語られることはない。

【創られた海鮮市場“主犯説”】

「武漢の実験室は、生物兵器の研究開発に参加している可能性がある」(1月24日付けワシントン・タイムズ紙)

元イスラエル軍BC兵器専門家の発言は刺激的だ。陰謀論を嫌いながらもブラック情報は大好きな筆者が飛び付きそうなネタだが「生物兵器説」に関しては懐疑的である。
▽実験室を持つ「武漢病毒研究所」(file)
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第一の理由は、感染拡大に関して習近平指導部が狼狽していることだ。武漢BSL-4実験室がダイレクトに関与していれば、情報統制レベルを極限に引き上げ、早期に軍を大規模投入したに違いない。

第二に、ゲノム編集で毒性を強めたとしてもコロナウイルスは生物兵器には向かない。人口削減、或いは民族浄化の奇策か…いや、中共はウイグル人の村を空爆で焼き尽くす非道国家である。
▽コルラ市で連行されるウイグル人’18年頃(流出動画)
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その一方で、BSL-4でウイルス漏れ事故が起き、施設側が気付かなかったか、故意に隠蔽した可能性は捨て切れない。実際、’04年にSARSウイルスが実験室から流出し、当局も事実関係を認めた。

最近では昨年12月、甘粛省の蘭州獣医研究所内でブルセラ属菌の大規模な院内感染が発生。BSL-4実験室を持つ前述の「ハルピン獣医研究所」でも感染者が確認された。
▽院内感染が発生した獣医研究所(file)
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「動物実験で使われた後、転売されて市場で売られているのではないか」

そう推測する台湾人の医師も居るという。大量殺人に結び付く重大な個人犯罪で、我が国では有り得ないが、廃棄物処理に対する思考回路が異なる支那大陸では可能性ゼロとは言えない。
▽安徽省で摘発された野生動物取り引き1月9日(AP)
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ただし、武漢市内の「華南海鮮市場」が発生源とする説も疑問符が付く。中共指導部が最初に公認した感染者41人のうち27人が海鮮市場と関わっていたとされる。

比率的は圧倒的だが、海鮮市場が強制閉鎖されたのは元日で、大晦日までは通常モードでフル営業だった。その閉鎖前の貴重なショットが産経新聞に掲載されていた。提供元は共同通信だ。
▽閉鎖前の華南海鮮市場12月(共同)
原因不明の肺炎の患者が多く出た中国湖北省武漢市内の海鮮市場=2019年12月(共同)のコピー.jpg

武漢当局が感染拡大を認めたのは12月30日の夜。翌日に共同通信が上海から現地に駆けつけたと思ったのだが、クレジットは「12月」で詳しい日付はない。31日撮影ではないのか…何処か不自然である。

調べると「中新社」が全く同じ画像を配信していることが判明。共同は提携先から配信を受けただけだった。中新社は各国の華僑工作で組織された党宣伝機関で、強いプロパガンダ臭が鼻をつく。

【「悪魔の部隊」という捏造史の洗脳】

ネットに流出した内部報告書に基づけば、武漢当局が“最初の患者”を確認したのは12月8日である。上海メディア「第一財経」によると、感染者は海鮮市場の出店者だった。
▽閉鎖された武漢の海鮮市場1月24日(AFP)
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感染者の勤務先が判明しながら、実に3週間も放置する異常事態。そして中共指導部が新型肺炎を認めた後、この市場が発生源だとする情報が氾濫し始めた。

更にSNSでは市場のテナントが掲げていたメニュー表がバズる。イラスト入りで漢字圏外でもわかるゲテモノのオンパレードに世界が震撼。「活孔雀500元」とは、いったい何のか…
▽市場内テナントのメニュー表(新京報)
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これは好事家が投稿した画像ではなく、北京のローカル紙「新京報」が1月22日付けの記事で掲載したものだ。海鮮市場“主犯説”を補強する煽り報道で、世論を誘導する意図が透けて見える。

ゲテモノ食が新型コロナウイルスの出現を招いたとする単純な構図で、海外メディアも「結論」であるかのように伝える。ヒトヒト感染を否定したWHO1・8声明も市場主犯説を後押しした。
▽笑顔が眩しいテドロス事務局長1月28日(ロイター)
中国の習近平主席と会談するWHOのテドロス事務局長(28日、北京)=ロイター.jpg

しかし海外で相次ぐ二次感染の発生により、ゲテモノ食を原因とする説は崩れつつある。その過程で、支那国内で武漢BSL-4実験室への疑いが広まった。市場主犯説とウイルス漏洩説は表裏一体の関係だ。

中共が猛烈に拡散するプロパガンダの背後には、隠したい真実が存在する。また武漢の実験室が怪しまれる背景には、支那人を洗脳してデッチ上げた捏造史がある。
▽公開された実験室内部(提供:武漢病毒研究所)
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武漢BSL-4実験室が生物兵器の開発ではなく、バイオテロ等の防護を主目的にしていることは本当だろう。主要国の軍隊は、同様の役割を担った施設を持つ。

著名なのが、関東軍の防疫給水部本部だ。ノモンハン事件でロジスティック面を支えた石井四郎中将らは満州に残り、高機能濾水機の開発に加え、現地の伝染病抑制で大きな成果を上げた。
▽伝染病蔓延を防いだ石井四郎中将閣下(file)
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だが代々木と中共は、多くの満洲人を救った軍医チームを“悪魔の部隊”と捏造し、反日プロパガンダの材料に使った。支那人は「軍の防疫部隊=極悪組織」と刷り込まれ、その洗脳は容易に解けない。

恐らく、新型コロナウイルスの発生源が特定されても、武漢実験室に関する黒い噂は消えない。史実を歪める嘘吐きに科せられた罪と罰。中共指導部にとっては身から出た錆、自業自得だ。


最後まで読んで頂き有り難うございます
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【side story】

トップ画像は新型肺炎とは関係ありません。台湾メディアによると2〜3年前の撮影だそうです。誤解なきよう。

参照:聯合新聞網1月6日『怕爆!「傳染性疾病治療室」驚見鬼手拍玻璃 網嚇壞:末日前兆?』

また武漢病毒研究所のロゴが『バイオハザード』で悪名高いアンブレラ社のロゴとそっくりという情報も誤りで、丸パクリは「上海端藍生物科技有限公司」。ラクーン・シティの「ラクーン」と「コロナ」がアナグラムになっている説もあるけれど、ゲーム内では「RACCOON」の模様。
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参考記事:
□大紀元2月4日『中国、軍の生物兵器専門家が武漢入り、P4実験室が注目の的に』
□JB Press1月29日『新型肺炎、米メディアが報じた「研究所が発生源」説(古森義久さん)』
□JB Press1月30日『「新型ウイルスはバイオ兵器?」の噂が囁かれる背景(福島香織さん)』
□ZAKZAK1月30日『習政権「新型肺炎」感染者10万人超“隠蔽”か!? 外部の支援拒絶“保身政策”でパンデミック寸前 専門家は不吉警告「18カ月以内に世界で6500万人死亡も」』
□文春オンライン1月31日『新型ウイルス「中国が秘密開発した生物兵器」トンデモ説が駆けめぐった一部始終』
□現代ビジネス2月4日『武漢肺炎「元凶は中国がカナダから盗んだコロナウイルス」説を追う』
□BBC1月29日『【解説】 インターネットで広がる偽情報 新型コロナウイルス』
□FLASH1月29日『中国の新型肺炎、イスラエルで「生物兵器の可能性」指摘される』
□JB Press2月1日『燻る「新型ウイルス=生物兵器」説、専門家が解説』
□ニューズウィーク1月24日『新型コロナウイルス肺炎、習近平の指示はなぜ遅れたのか?』
□新京報1月22日『失控的野味』
□Washington Times1月24日『Virus-hit Wuhan has two laboratories linked to Chinese bio-warfare program』
□ネイチャー2017年2月22日『Inside the Chinese lab poised to study world's most dangerous pathogens』

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この記事へのコメント

2020年02月17日 19:09
どうやら、自然発生の伝染病というより、チェルノブイリ級の産業事故を見ているようですね。感染源が未だに特定されないし、外国からの医療専門家チームも現地入りできない状態が続いているのは、何か見られたら困る事情があるのでしょう。

それはともかく、シナ経済は、これで壊滅的打撃を受けます。河川水をあんなに汚したら、大量の工業用水を必要とする精密産業は無理と、何年も前から言ってきましたが、もう、そんなレベルの問題ではなくなった。伝染病を抑えられない国を製造業の拠点にできませんよ。

海洋進出も無理。いくら空母を作ろうとも、人員の衛生管理ができなければ戦えない。話題の空母「遼寧」の乗員数は、2千人だそうな。2千人の大半がコロナウィルスに感染したら、極端な話し、幽霊船になってしまう。しょせん、海軍の運用など、できる土台がある国ではない無様な姿を晒しましたね。

一帯一路もダメでしょう。あれはファーウェイの「スマートシティ」構想と結びついていて、構想を採用したら中国企業の投資がありますよという謳い文句でドイツその他の国に近づいているのだけれども、中国企業の投資にはバイキン・マンが漏れなく付いてくるとなれば、カネより健康あってのモノダネということになる。