“多弱野党”の国会動物園…背乗り政党が泥舟で漂う

小池新党崩壊で誕生した背乗り政党。民進残党が引き連れてきたのは盤石の「低支持率」だった。反日陣営が喧伝する“安倍1強”の裏には、弱過ぎるゴミ野党の群れがある。
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惨敗の夜から3日後の10月25日、希望の党両院議員懇談会に現れた小池百合子代表の服にトレードマークの緑色はなかった。やや燻んだオレンジ色のストライプが目立つ。
▽敗戦の弁述べる小池代表10月25日(時事)
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鮮やかなグリーンは瞬く間に落ち葉カラーに変わった、と口さがない人々は笑う。小池代表が常時、緑色の服を纏っている訳ではない。だが、「季節」が移り変わったことは確かだ。

「国政については国政の皆様に任せたい。創業者の責任で代表としてスタートしたが、代表の座を降りさせて頂きたいと思う」
▽小池代表の辞任会見11月14日(産経)
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11月14日の党両院議員総会で、小池代表の辞任は満場一致で了承された。電撃辞任である。5日前までは党の共同代表選が行われていたのだが、その際、共同代表制の撤廃案は影も形もなかった。

僅か50日での退場…7月には都民ファーストの会の代表職から降りている。半年の満たない間に、小池都知事は2つの政党の代表を辞任したことになる。割と珍しい記録だ。
▽都ファ代表辞任を表明7月3日(産経)
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政治家稼業の恐ろしさと言うより、劇場型政治の危うさと脆さを痛感する。総選挙前に週刊誌が行った「総理に相応しい人」アンケート調査で小池都知事は、安倍首相を抜き1位に輝いていた。

「リーダーシップや行動力や発言力や即断力など総理の資質がある。初の女性総理大臣の筆頭候補だと思う」(57歳・女性)

調査の実施は10月初旬だ。現在、同様のアンケートを行ったら、小池都知事は候補にも入って来ないのではないか。次の総理どころか、知事の座さえも揺らいでいる。
▽辞任会見を終えた小池代表11月14日(時事)
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希望の党内では、小池前代表に政策顧問など適当なポストを与える意向もある模様だが、未だ何の動きも表面化していない。辞任の時点で党とは一切無関係。ひどく惨めな追放劇だった。

選挙期間中、民進党敗残兵による希望の党乗っ取りを予測したが、ここまで一瞬で完成するとは正直、思っていなかった。紛う事なき、背乗り政党の誕生である。

【低支持率もセットで“入党”】

当選者は、たった1人…11月12日に行われた東京・葛飾区議選の結果は“小池政治”の凋落を決定付けた。都民ファーストの会から出馬した候補者5人のうち4人が落選に終わる。

元職1人が復帰を果たしたが、新人候補は全滅。7月の都議選で都民ファーストは50人の候補者を立て、49人が当選した。勝率は驚異の95%にも達したのだ。
▽圧勝に満面笑みの小池都知事7月2日(時事)
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「当選者約1名」は、衆院選でも見られた。希望の党の新人で小選挙区を制したのは、長崎1区の西岡秀子議員1人。西岡武夫元参院議長の長女で、自民・新進党時代の父親の地盤を継承した格好である。

ついでに自民党を離党した小池百合子の舎弟筋2人が落選。一方で、看板を架け替えた民進党系31人が当選を果たす。この党内の歪んだ派閥構成からも、小池代表の追い落としは時間の問題だった。
▽民進残党に背乗りされた新党11月10日(時事)
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「自身の『排除』発言が原因で衆院選で大敗し、国政を国会議員に丸投げした末の辞任劇」(11月14日付け捏造紙)

相変わらず既存メディアは、希望の党の凋落を「排除発言」に原因付け、小池前代表に全責任を負わせる。正しい分析も解析もない。単なる「小池叩き」の印象操作に近い。
▽乗っ取った玉木と追われた小池11月14日(産経)
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連戦連勝の小池百合子が犯した致命的なミスは「排除発言」ではなく、有象無象の民進党ゴミ議員を党内に招き入れたことだ。清流に汚染物質が流れ込んだ瞬間、多くの有権者は鼻を抓み、そっぽを向いた。

全ての反日メディアが無視しているデータがある。衆院解散前の民進党の支持率だ。9月上旬に前原体制が誕生した当時、共同通信の調査では7.5%、時事は4.3%に過ぎなかった。
▽時事の調査は毎回全体的に低い数値
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飛ぶ鳥を落とす勢いの小池新党に、ガチ低支持率のゴミ集団が大挙乱入してきた。その時点でフレッシュな印象は消え失せ、希望の党はゴミの掃き溜め政党と認知される。

そして「民進党の支持率低迷」という表現も甘い。民進党は政党として多くの国民から明確に嫌われていたのだ。政権与党時代の大失政で、ネット民に留まらず、幅広い層から嫌悪の対象となっていた。
▽民進党代表選は2カ月前…(毎日)
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廃品を回収したうえ、色を塗り替えて売り出した小池側にも過失がある。しかし、朝鮮労働党系のTBSや朝日などは、民主・民進党が日本人から疎まれ憎まれていた事実そのものを隠す。

仮に反日メディアが放言する通り、希望の党失速が小池都知事にあるのなら、今後、支持率はV字回復するはずだ。微増ではなく、倍増しても不思議ではない。答えは、来月の各社世論調査で明らかになる。

【政界けものフレンズの野性と惰性】

代表選告示前日の11月7日、希望の党は“加計問題”調査チームの発足させた。座長の今井雅人は、民進党時代の追及PTからの横滑り。これだけでも背乗り政党であることが判る。

更に、共同代表から代表に横滑りした玉木雄一郎も国会論戦の軸に“加計問題”を据える構えだ。相変わらずの「モリカケ連呼」だが、「モリ」の部分はフェードアウトさせている。
▽森友追及時代の希望の党代表2月(民進HP)
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民進党時代の玉木は、幹事長代理という年功序列的な役職だったが、今は新党の1人代表で、統治能力や責任も問われる。不透明なカネの出入りが再燃するのも当然の成り行きだ。

「希望の党の玉木雄一郎代表。これ献金も貰ってるんですよ、獣医師会から。仮に請託を受け、斡旋をし、国会質問すれば普通に考えて斡旋利得罪あるいは斡旋収賄罪。犯罪者の疑いがありますよ」

日本維新の会・足立康史議員は11月15日に開かれた衆院文科委で、実名を挙げて追及した。発言の一部について翌日、撤回したが、希望の党トップに犯罪容疑があることは誤りではない。
▽質問する維新・足立康史議員11月15日(産経)
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玉木雄一郎は平成24年に「日本獣医師政治連盟」から100万円の政治献金を受けていることが発覚。2年前には獣医師会の総会に来賓として招かれ、獣医学部新設プランの粉砕を宣言していた。

「特区として地域の例外を作り、進めるべき話ではない。おかしな方向に向かいそうになった際はしっかり止める」
▽獣医学部新設の粉砕誓う玉木5月(産経)
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献金の事実と学部新設潰し宣言。2つのファクトが存在することで疑惑は生まれる。事件として立件されるか、裁判で有罪となるか…それは検察・司法の判断だが、斡旋利得疑惑の構成要素は満たしている。

足立議員が実名を挙げたMr.陳こと福山哲郎に加え、立憲民主党の逢坂誠二も獣医師政治連盟から献金を受けていた事実が発覚。逢坂は、立憲モリカケ連呼PTの座長で学部潰しの急先鋒を務める。
▽森友追及時代の逢坂誠二ら2月(共同)
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日本獣医師会の意を汲んで、お友達の野党議員が新学部の創設を阻んでいるのだ。蓋を開ければ、実にシンプルな構図。みんな揃って獣医師会のフレンズだったというオチである。

【多弱野党が柵の中で鳴き喚く】

捏造紙の最新世論調査で、立憲民主党の支持率が5ポイントも激減した。同時期の産経・FNN調査では3ポイント以上アップして15%に到達。実質的な機関紙と逆のデータが出る珍現象の発生だ。

希望の党は両紙ともに支持率3%台、民進党は1%台で無難なラインをキープ。興味を引くのは、旧民主党3形態以外の野党だ。維新も代々木も衆院選で議席を大きく減らした。
▽小選挙区2勝で居直る代々木幹部10月22日(日経)
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そこに弱体化した野党ばかりの政界地図が浮かび上がる。朝日新聞が政権批判キャンペーンで編み出した「安倍1強」なる捏造キーワードは「野党多弱」の実態を覆い隠す為のものだった。

「昨日、藏内会長とともに石破茂地方創生大臣と2時間にわたり意見交換をする機会を得た」
▽会見で恫喝する北村直人6月(NNN)
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日本獣医師会のドン・北村直人は獣医学部の新設阻止で、新進党時代の盟友である石破茂が功績を上げたと称えた。この“功績”と献金100万円の関係性がハッキリすれば、漏れなく斡旋収賄罪に問われる。

与党内にも居た獣医師会のフレンズ。逃げ隠れする北村との謀議浮上で、石破茂の立場も危ういものとなった。背景には日歯連事件と同じ闇マネーの流れがあるかも知れない。
▽小池新党との連携訴える石破茂10月1日(産経)
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ポスト安倍の最有力者として反日陣営が持ち上げる石破茂。朝日新聞発のモリカケ問題ザル報道は、自民党内のライバルにも汚点を付けた。惚れ惚れするような逆神ぶりである。

希望の党トップら政界けものフレンズへの追及が拡大するのか、中折れで終わるのか…現時点では不透明だ。その中、前述の産経・FNN調査では、国民の関心の低さが浮き彫りになった。
▽モリカケは6位…改憲も低調(FNN)
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「安倍内閣が優先して取り組むべき課題」という設問で“モリカケ問題”は下位の6.4%。「課題」としては若干無理があるが、この数値は衆院選の争点に関するランキングと一致する。

国民の間では“モリカケ疲れ”がピークに達している模様だ。それでも売国野党は、政局に発展させようと無駄な弾を放つ。対案もオリジナル政策もない。自らの欲求を満たす為だけの攻撃である。
▽安倍首相の所信表明演説11月17日(産経)
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けもの達が群れをなして騒ぐ異様な国会。多弱野党の喚き声と呻き声は、年が明けても尚、響き続けるだろう。そして安倍首相の政権基盤は磐石となる。本当の1強時代の始まりだ。




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参照:
□日本獣医師会HP『会議報告 平成27年度第4回理事会の開催』( PDF)

参考記事:
□産経新聞11月16日『新生・希望の党、ただの「第2民進」 加計審議で質問時間確保主張も…相も変わらぬ印象操作」』
□週刊文春10月12日号『安倍VS小池 「総理にふさわしいのは?」1600人アンケート』
□産経新聞11月13日『内閣支持率47・7% 2カ月ぶり不支持を上回る 改憲議論促進すべきだ61・0%』
□朝日新聞11月14日『世論調査―質問と回答〈11日、12日〉』
□産経新聞11月13日『“モリカケ追及”に世論は冷ややか!? 社会保障>子育て・教育>財政再建>森友・加計問題』
□BuzzNews11月11日『献金問題再燃の希望の党・玉木雄一郎共同代表「加計学園問題追及は他の議員に任せていきたい」』
□産経新聞5月22日『「しっかり止める」 獣医師連盟から献金の民進・玉木雄一郎幹事長代理、獣医師会総会で獣医学部新設阻止を“約束”』
□産経新聞7月18日『新設認めぬ「石破4条件」は獣医師会の政界工作の「成果」だった! 民主党政権でも献金攻勢…』

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