菅直人が蠢く北の浸透工作…民主党“国家解体税”の使途
民主党が親北組織に注ぎ込んでいたのは、日本国民の血税だった。菅直人の拉致“加害者”家族支援は、北朝鮮による議会浸透工作の一端。この逆賊政党を裁き、一網打尽にする方法はあるのか。
「2つの日本名を使い分ける男」あるいは「菅直人と北朝鮮を結ぶパイプ役」…拉致加害者家族への支援事件で中心にいる「市民の党」代表・酒井剛に過去3度の逮捕歴があることが判明した。
昭和47年に学内闘争で逮捕されたのを皮切りに、その5年後には狭山闘争に関わり、公務執行妨害で逮捕。さらに昭和60年にも反靖国活動で逮捕されていた。
当人は2つの容疑では不起訴になっていると弁明するが、札付きの人物だ。特に、立件された昭和52年の逮捕直後に菅直人の国政選挙を支援していた事実は見逃せない。
7月13日に発売された週刊文春は、前科や選挙手法などキーマンの正体に肉迫。3頁のボリュームで素性を追っている。そこで公安関係者は酒井について、こう語っていた。
「ポル・ポト派支援運動や、成田空港反対闘争も展開してきた筋金入りの左翼活動家です」(『週刊文春』7月21日号31頁)
▼過激派による三里塚占拠S46年(毎日新聞)
公安サイドが酒井を極左としてマークしていることも判明した。だが問題なのは、老害サヨク的な活動暦ではなく、具体的な北朝鮮との関係だ。
「『市民の党』と北朝鮮の関わりは、代表が平成12年に北朝鮮に行って『よど号』事件の関係者と接触。これは確認されている事実です」
▼関テレ夕刊で解説する青山繁晴氏
7月13日OAのKTV「アンカー」で青山繁晴氏は、決定的なスクープ情報を伝えた。酒井剛の訪朝歴を公安当局が把握していたのだ。事件関係者とはハイジャック犯以外の森順子ら「よど号」妻も含む。
田宮高麿の長男・森大志擁立の背景として極めて重要な足跡だ。「市民の党」が直接、北朝鮮当局の指令を受けて動いていた可能性が浮上したのである。
【森順子の潜入テロ計画は潰えたのか】
「朝の体操と朝鮮国旗・赤旗掲揚、金日成を讃える歌の斉唱は今もつづけられている」
森大志らが育った平壌・日本革命村の風景だ。実際に革命村を訪問したジャーナリストの高沢晧司氏は、ノンフィクションの名著『宿命』で、そう描写している。
▼革命村で取材受ける「よど号」妻(前掲書より)
田宮が存命中の記録だが、革命村は現在も大きく変わっていないと考えられる。かつて金日成が「よど号」犯を礼賛したことから、徹底した保護・優遇が約束されているのだ。
この革命村は、“元帥様のちびっ子”たちが朝鮮語で戯れるものの、生活様式はあくまでも日本風。理由は、そこで暮らす連中が将来、我が国に違和感なく潜入する為である。
▼「よど号」ハイジャック事件S45年(産経)
「ほかならぬ金日成が信任したのは、彼らを中核として日本に『革命』を起こすことだった。『よど号』グループは『日本を金日成主義化する者』としてのみ、金日成によって直接、信任されたのである」(前掲書231頁)
対日工作の拠点なのだ。「よど号」犯や日本人連続拉致の主犯・森順子らは、朝鮮人民軍の精鋭によって機関銃射撃や格闘術など様々な軍事訓練・指導を施されてきた。
▼コペンハーゲンで作戦行動中の森順子(左)82年
「訓練で使用した武器は、自動小銃と短銃で、教室でその分解や手入れの仕方も学びました。(略)軍人の教官が分解、掃除、組み立ての仕方を教えてくれました」(八尾恵著『謝罪します』181頁)
こうした軍事訓練から従来、「よど号」メンバーは我が国に潜入し、ゲリラ活動を行うと捉えられていた。しかし、現実に進行していたのは、武装テロよりも巧妙で陰湿、長期的な対日工作だった。
【北の核はマンセー…地方議会浸透の実態】
北朝鮮と繋がる「市民の党」はHPもなく、綱領も不明。しかし、公の党として複数の所属議員を既に地方議会に送り込んでいる。それが北の狡猾な対日工作の一環だったのだ。
「北朝鮮の意向を反映する地方議員輩出のため、日本の地方議会に浸透させる」
周辺取材を始めているジャーナリストの大高未貴さんは、そう疑惑の核心を突く。テロではなく、地方議員を使った北の浸透工作なのだ。森大志の擁立で馬脚を現したが、工作は着々と進んでいた。
▼市民の党による日の丸事件H14年(神奈川新聞)
「市民の党」は平成14年に横浜市議会で起こした日の丸事件からも反日的な政党であることは明らかだが、北朝鮮支持を鮮明したケースも判明した。藤沢市議会の関係者は、こう明かしている。
「03年6月、北朝鮮の核保有問題の意見書についての議論の際、誰もが賛成かと思ったら、市民の党の市議が反対したのです」(『週刊文春』7月21日号31頁)
当時は未だ金正日の拉致自供の衝撃が冷めず、日朝間が緊迫していた。その時期に、北朝鮮の核について公然と擁護。北の細胞組織であることを物語る異様なエピソードだ。
▼朝鮮総連中央大会H19年5月(ロイター)
「いくつかの地方自治体選挙でわれわれの活動を理解し、同情する人材が当選した」
朝鮮総連も地方議会の動きに注目している。これは2年前に産経新聞がスクープした総連内部文書の記述だ。更に、その中には北朝鮮の指令を受けた地方議会への浸透工作も謳われていた。
「これに関連し、地域密着の対外活動(政治工作)を現実的な条件に合わせさらに強化、努力すること」
これまでも北朝鮮は社民党所属の地方議員を通じ、拉致事件を隠蔽してきた。地方議会への浸透は、新しい現象ではない。だが今、問題視されているのは、与党中枢が北の浸透工作に関与していた事実だ。
【北支援マネーに化けた国民の血税】
「党のカネを献金しているんだよ」「迂回献金じゃないのか、これは」
菅直人の巨額支援が追及された7月7日の参院予算委で、野党席から鋭い声が上がった。聞き覚えのある声質…西田昌司議員だ。さすがである。本質をズバリ言い当てている。
▼菅直人を追撃する西田昌司議員7月7日
参考動画:YouTube 超人大陸7月11日号【民主党は韓国・北朝鮮のスパイ政党だ】西田昌司
菅直人は3年間で6,250万円を「市民の会」に注ぎ込んだ。平成21年には「市民の会」から、親北細胞組織の本体とも言える「MPD」に1,000万円が流れ込んでいることも判明している。
これも迂回献金だが、問題は菅直人が提供した巨額資金の原資だ。それについて13日付の産経新聞は1面トップで、民主党から菅直人側への献金が「原資になっていた格好だ」と報じた。
▼草志会による巨額献金の原資(産経新聞)
平成19年、菅直人が5,000万円を一気に「市民の会」に流した。その年、民主党が菅の政治資金管理団体「草志会」に約1億2,400万円もの巨額資金を渡していたのだ。
「草志会」の収支報告書を調べると、 一例として民主党は平成19年2月に4,000万円を献金。そして菅側は4月から5月にかけて「市民の会」に約3,000万円を提供している。
▼民主党から「草志会」への1億円超横流し
こうしたカネの流れは、一部の“ネット探偵団”有志が発掘していたが、産経新聞は記事の中で重要な指摘をしている。それは政党交付金が迂回して「市民の会」に流れ込んでいた疑惑が高まったことだ。
政党交付金は日本国民の税金である。政治家の活動資金をクリーンにする為に設けられた制度だが、民主党はシステムを悪用して親北組織に注ぎ込んでいた…
▼草志会から「市民の会」への巨額献金
巨額の血税を迂回して獲得した「市民の会」は、使途として人件費を計上しただけで、実際のカネの行方は不明。日本国民の税金が闇に消えてしまった格好である。
北朝鮮に送金された疑いもあるが、これまでに判明している状況証拠だけでも北朝鮮の浸透工作に使われたことは確実。与党中枢が国費を使って自国を危機に陥れるという異常な事態だ。
【平成のゾルゲは高笑いを続ける】
現首相と前首相、さらに公安機密を扱う法務政務官らが続けた親北組織への支援。単なる資金援助に留まらない。国防・治安情報が北に筒抜けになっている懸念が一気に高まっているのだ。
諸外国であれば、統治形態を問わず、中央政界に激震を走らす一大スキャンダルである。しかし現在まで、この大問題を取り上げた既存メディアは、連続スクープの産経新聞以外、KTVなど僅かしかない。
▼吉祥寺の菅糾弾デモ7月10日(ロイター)
この事件を最初に提起したのは、昨年6月に店頭に並んだ週刊新潮だった。菅政権発足直後の疑惑追及である。そこで犯罪性に触れたのは、公職選挙法違反の可能性だった。
平成18年度に人件費0だった「市民の会」は、菅やルーピーが巨額献金をした翌年度、5,500万円の人経費を計上。これが「市民の会」を迂回した運動員買収、公選法違反の事前運動になる恐れを指摘した。
▼巨額献金で追及受ける菅直人7月7日
「民主党代表代行としての職務を果たす上で、ローカルパーティである市民の会との連携支援のために寄付した。政治的に色々な意味で、連携することによってプラスになると考えた」
7日の参院予算委で菅は「連携支援」と明言した。巨額献金は平成19年夏の参院選前に集中。「市民の会」を迂回した運動員買収の疑いも濃厚だが、殆どの既存メディアは無視を決め込んでいる。
▼吉祥寺デモで掲げられたプラカード7月10日
報道機関が沈黙する理由としては、現状で政治資金規正法に抵触していないことも挙げられる。迂回献金は紛れもない事実だが、規正法違反で罪に問うには、材料に欠く。
しかし、菅直人らの容疑は規正法違反を遥かに越えたレベルである。産経新聞が改めて疑惑をクローズアップした直接のきっかけは、「市民の党」が拉致加害者家族・森大志を擁立したことだった。
▼北献金絡みの質問を拒んだ菅13日(ロイター)
事件の核心は、酒井剛率いる3団体が北朝鮮の意向を受けて議会工作を進める機関であることだ。「民主党とカネ」の問題ではなく、安全保障上の大問題なのである。
ところが、我が国にはスパイ防止法もなければ、戦中のような国防保安法もない。たった1人のリヒャルト・ゾルゲを捕まえることすら不可能…国家を大きな危機に導く重罪が、何の罪にもならないのだ。
▼衆院本会議場でも眠る菅直人7月14日(産経新聞)
北朝鮮も菅直人も酒井剛も、そのことをよく知っている。かつてスパイ防止法制定をめぐる動きに反対し、批判キャンペーンを繰り広げた反日メディアも共犯関係にある。端から期待も出来ない。
今後も産経新聞や一部の識者有志を除き、追跡取材は限定的だろう。それでも諦めずに、全容を暴き出す必要がある。
この事件が淡く照らし出しているのは、我が国の地下深くに広がる北の工作網だけではない。歪みきった戦後の言論空間そのものだ。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
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参照:
ぼやきくっくり7月13日『原発問題で隠れる“巨額献金”菅首相だけでなく民主党ぐるみか?深い闇の真相を青山がズバリ!』
草志会:政治資金収支報告書H19年分(PDF)
参考動画:
西村幸祐さんが解説するメディア沈黙の背景
参考記事:
■産経新聞7月13日『拉致容疑者親族周辺団体への献金、菅首相側に1億2300万円 民主の献金が“原資”か』
■産経新聞7月13日『菅首相側献金団体「選挙は革命のために」 セクトに所属しない元活動家集団「ケンカしながら…」』
■ZAKZAK7月13日『【安倍晋三の突破する政治】北朝鮮と民主党の深い闇…徹底的に追及』
■産経社説7月14日『首相の不適切献金 政党交付金使途にメスを』
■産経新聞7月14日【櫻井よしこ 菅首相に申す】『献金問題の深い闇』
■産経新聞H21年9月10日『朝鮮総連が政界工作を指示 内部文書入手 制裁解除狙う』(魚拓)
「2つの日本名を使い分ける男」あるいは「菅直人と北朝鮮を結ぶパイプ役」…拉致加害者家族への支援事件で中心にいる「市民の党」代表・酒井剛に過去3度の逮捕歴があることが判明した。
昭和47年に学内闘争で逮捕されたのを皮切りに、その5年後には狭山闘争に関わり、公務執行妨害で逮捕。さらに昭和60年にも反靖国活動で逮捕されていた。
当人は2つの容疑では不起訴になっていると弁明するが、札付きの人物だ。特に、立件された昭和52年の逮捕直後に菅直人の国政選挙を支援していた事実は見逃せない。
7月13日に発売された週刊文春は、前科や選挙手法などキーマンの正体に肉迫。3頁のボリュームで素性を追っている。そこで公安関係者は酒井について、こう語っていた。
「ポル・ポト派支援運動や、成田空港反対闘争も展開してきた筋金入りの左翼活動家です」(『週刊文春』7月21日号31頁)
▼過激派による三里塚占拠S46年(毎日新聞)
公安サイドが酒井を極左としてマークしていることも判明した。だが問題なのは、老害サヨク的な活動暦ではなく、具体的な北朝鮮との関係だ。
「『市民の党』と北朝鮮の関わりは、代表が平成12年に北朝鮮に行って『よど号』事件の関係者と接触。これは確認されている事実です」
▼関テレ夕刊で解説する青山繁晴氏
7月13日OAのKTV「アンカー」で青山繁晴氏は、決定的なスクープ情報を伝えた。酒井剛の訪朝歴を公安当局が把握していたのだ。事件関係者とはハイジャック犯以外の森順子ら「よど号」妻も含む。
田宮高麿の長男・森大志擁立の背景として極めて重要な足跡だ。「市民の党」が直接、北朝鮮当局の指令を受けて動いていた可能性が浮上したのである。
【森順子の潜入テロ計画は潰えたのか】
「朝の体操と朝鮮国旗・赤旗掲揚、金日成を讃える歌の斉唱は今もつづけられている」
森大志らが育った平壌・日本革命村の風景だ。実際に革命村を訪問したジャーナリストの高沢晧司氏は、ノンフィクションの名著『宿命』で、そう描写している。
▼革命村で取材受ける「よど号」妻(前掲書より)
田宮が存命中の記録だが、革命村は現在も大きく変わっていないと考えられる。かつて金日成が「よど号」犯を礼賛したことから、徹底した保護・優遇が約束されているのだ。
この革命村は、“元帥様のちびっ子”たちが朝鮮語で戯れるものの、生活様式はあくまでも日本風。理由は、そこで暮らす連中が将来、我が国に違和感なく潜入する為である。
▼「よど号」ハイジャック事件S45年(産経)
「ほかならぬ金日成が信任したのは、彼らを中核として日本に『革命』を起こすことだった。『よど号』グループは『日本を金日成主義化する者』としてのみ、金日成によって直接、信任されたのである」(前掲書231頁)
対日工作の拠点なのだ。「よど号」犯や日本人連続拉致の主犯・森順子らは、朝鮮人民軍の精鋭によって機関銃射撃や格闘術など様々な軍事訓練・指導を施されてきた。
▼コペンハーゲンで作戦行動中の森順子(左)82年
「訓練で使用した武器は、自動小銃と短銃で、教室でその分解や手入れの仕方も学びました。(略)軍人の教官が分解、掃除、組み立ての仕方を教えてくれました」(八尾恵著『謝罪します』181頁)
こうした軍事訓練から従来、「よど号」メンバーは我が国に潜入し、ゲリラ活動を行うと捉えられていた。しかし、現実に進行していたのは、武装テロよりも巧妙で陰湿、長期的な対日工作だった。
【北の核はマンセー…地方議会浸透の実態】
北朝鮮と繋がる「市民の党」はHPもなく、綱領も不明。しかし、公の党として複数の所属議員を既に地方議会に送り込んでいる。それが北の狡猾な対日工作の一環だったのだ。
「北朝鮮の意向を反映する地方議員輩出のため、日本の地方議会に浸透させる」
周辺取材を始めているジャーナリストの大高未貴さんは、そう疑惑の核心を突く。テロではなく、地方議員を使った北の浸透工作なのだ。森大志の擁立で馬脚を現したが、工作は着々と進んでいた。
▼市民の党による日の丸事件H14年(神奈川新聞)
「市民の党」は平成14年に横浜市議会で起こした日の丸事件からも反日的な政党であることは明らかだが、北朝鮮支持を鮮明したケースも判明した。藤沢市議会の関係者は、こう明かしている。
「03年6月、北朝鮮の核保有問題の意見書についての議論の際、誰もが賛成かと思ったら、市民の党の市議が反対したのです」(『週刊文春』7月21日号31頁)
当時は未だ金正日の拉致自供の衝撃が冷めず、日朝間が緊迫していた。その時期に、北朝鮮の核について公然と擁護。北の細胞組織であることを物語る異様なエピソードだ。
▼朝鮮総連中央大会H19年5月(ロイター)
「いくつかの地方自治体選挙でわれわれの活動を理解し、同情する人材が当選した」
朝鮮総連も地方議会の動きに注目している。これは2年前に産経新聞がスクープした総連内部文書の記述だ。更に、その中には北朝鮮の指令を受けた地方議会への浸透工作も謳われていた。
「これに関連し、地域密着の対外活動(政治工作)を現実的な条件に合わせさらに強化、努力すること」
これまでも北朝鮮は社民党所属の地方議員を通じ、拉致事件を隠蔽してきた。地方議会への浸透は、新しい現象ではない。だが今、問題視されているのは、与党中枢が北の浸透工作に関与していた事実だ。
【北支援マネーに化けた国民の血税】
「党のカネを献金しているんだよ」「迂回献金じゃないのか、これは」
菅直人の巨額支援が追及された7月7日の参院予算委で、野党席から鋭い声が上がった。聞き覚えのある声質…西田昌司議員だ。さすがである。本質をズバリ言い当てている。
▼菅直人を追撃する西田昌司議員7月7日
参考動画:YouTube 超人大陸7月11日号【民主党は韓国・北朝鮮のスパイ政党だ】西田昌司
菅直人は3年間で6,250万円を「市民の会」に注ぎ込んだ。平成21年には「市民の会」から、親北細胞組織の本体とも言える「MPD」に1,000万円が流れ込んでいることも判明している。
これも迂回献金だが、問題は菅直人が提供した巨額資金の原資だ。それについて13日付の産経新聞は1面トップで、民主党から菅直人側への献金が「原資になっていた格好だ」と報じた。
▼草志会による巨額献金の原資(産経新聞)
平成19年、菅直人が5,000万円を一気に「市民の会」に流した。その年、民主党が菅の政治資金管理団体「草志会」に約1億2,400万円もの巨額資金を渡していたのだ。
「草志会」の収支報告書を調べると、 一例として民主党は平成19年2月に4,000万円を献金。そして菅側は4月から5月にかけて「市民の会」に約3,000万円を提供している。
▼民主党から「草志会」への1億円超横流し
こうしたカネの流れは、一部の“ネット探偵団”有志が発掘していたが、産経新聞は記事の中で重要な指摘をしている。それは政党交付金が迂回して「市民の会」に流れ込んでいた疑惑が高まったことだ。
政党交付金は日本国民の税金である。政治家の活動資金をクリーンにする為に設けられた制度だが、民主党はシステムを悪用して親北組織に注ぎ込んでいた…
▼草志会から「市民の会」への巨額献金
巨額の血税を迂回して獲得した「市民の会」は、使途として人件費を計上しただけで、実際のカネの行方は不明。日本国民の税金が闇に消えてしまった格好である。
北朝鮮に送金された疑いもあるが、これまでに判明している状況証拠だけでも北朝鮮の浸透工作に使われたことは確実。与党中枢が国費を使って自国を危機に陥れるという異常な事態だ。
【平成のゾルゲは高笑いを続ける】
現首相と前首相、さらに公安機密を扱う法務政務官らが続けた親北組織への支援。単なる資金援助に留まらない。国防・治安情報が北に筒抜けになっている懸念が一気に高まっているのだ。
諸外国であれば、統治形態を問わず、中央政界に激震を走らす一大スキャンダルである。しかし現在まで、この大問題を取り上げた既存メディアは、連続スクープの産経新聞以外、KTVなど僅かしかない。
▼吉祥寺の菅糾弾デモ7月10日(ロイター)
この事件を最初に提起したのは、昨年6月に店頭に並んだ週刊新潮だった。菅政権発足直後の疑惑追及である。そこで犯罪性に触れたのは、公職選挙法違反の可能性だった。
平成18年度に人件費0だった「市民の会」は、菅やルーピーが巨額献金をした翌年度、5,500万円の人経費を計上。これが「市民の会」を迂回した運動員買収、公選法違反の事前運動になる恐れを指摘した。
▼巨額献金で追及受ける菅直人7月7日
「民主党代表代行としての職務を果たす上で、ローカルパーティである市民の会との連携支援のために寄付した。政治的に色々な意味で、連携することによってプラスになると考えた」
7日の参院予算委で菅は「連携支援」と明言した。巨額献金は平成19年夏の参院選前に集中。「市民の会」を迂回した運動員買収の疑いも濃厚だが、殆どの既存メディアは無視を決め込んでいる。
▼吉祥寺デモで掲げられたプラカード7月10日
報道機関が沈黙する理由としては、現状で政治資金規正法に抵触していないことも挙げられる。迂回献金は紛れもない事実だが、規正法違反で罪に問うには、材料に欠く。
しかし、菅直人らの容疑は規正法違反を遥かに越えたレベルである。産経新聞が改めて疑惑をクローズアップした直接のきっかけは、「市民の党」が拉致加害者家族・森大志を擁立したことだった。
▼北献金絡みの質問を拒んだ菅13日(ロイター)
事件の核心は、酒井剛率いる3団体が北朝鮮の意向を受けて議会工作を進める機関であることだ。「民主党とカネ」の問題ではなく、安全保障上の大問題なのである。
ところが、我が国にはスパイ防止法もなければ、戦中のような国防保安法もない。たった1人のリヒャルト・ゾルゲを捕まえることすら不可能…国家を大きな危機に導く重罪が、何の罪にもならないのだ。
▼衆院本会議場でも眠る菅直人7月14日(産経新聞)
北朝鮮も菅直人も酒井剛も、そのことをよく知っている。かつてスパイ防止法制定をめぐる動きに反対し、批判キャンペーンを繰り広げた反日メディアも共犯関係にある。端から期待も出来ない。
今後も産経新聞や一部の識者有志を除き、追跡取材は限定的だろう。それでも諦めずに、全容を暴き出す必要がある。
この事件が淡く照らし出しているのは、我が国の地下深くに広がる北の工作網だけではない。歪みきった戦後の言論空間そのものだ。
〆
最後まで読んで頂き有り難うございます
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↓

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参照:
ぼやきくっくり7月13日『原発問題で隠れる“巨額献金”菅首相だけでなく民主党ぐるみか?深い闇の真相を青山がズバリ!』
草志会:政治資金収支報告書H19年分(PDF)
参考動画:
西村幸祐さんが解説するメディア沈黙の背景
参考記事:
■産経新聞7月13日『拉致容疑者親族周辺団体への献金、菅首相側に1億2300万円 民主の献金が“原資”か』
■産経新聞7月13日『菅首相側献金団体「選挙は革命のために」 セクトに所属しない元活動家集団「ケンカしながら…」』
■ZAKZAK7月13日『【安倍晋三の突破する政治】北朝鮮と民主党の深い闇…徹底的に追及』
■産経社説7月14日『首相の不適切献金 政党交付金使途にメスを』
■産経新聞7月14日【櫻井よしこ 菅首相に申す】『献金問題の深い闇』
■産経新聞H21年9月10日『朝鮮総連が政界工作を指示 内部文書入手 制裁解除狙う』(魚拓)
この記事へのコメント
●USJP ◆UKg23/rxDI
v76eGaUQ0
http://hissi.org/read.php/newsplus/20110715/djc2ZUdhVVEw.html
非日本人を擁護する腐った反日マスコミに怒りをおぼえる。
スパイ防止法は必要だと思う。
ハマス日本支部長、ナオトカンは、一番上の写真のまま逝ってくだされ!
★菅直人が蠢く北の浸透工作…民主党“国家解体税”の使途
http://dogma.at.webry.info/201107/article_5.html
★西田昌司 参議院議員 平成23年7月11日
【民主党は韓国・北朝鮮のスパイ政党だ】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14975561
★7/13 青山繁晴
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15009022
★“拉致支援”菅内閣の凶状…親北組織を支える民主党
http://dogma.at.webry.info/201107/article_3.html
★【櫻井よしこ 菅首相に申す】献金問題の深い闇
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1310592791/
★★★これは見る価値有り★★★拡散宜しく★★★
我々の血税が朝鮮工作団体に横流しされてたとは、開いた口が塞がりません。
さりげない名無しさんが凄い事実を書いている件について
VJ+VDh8V0
http://hissi.org/read.php/newsplus/20110716/VkorVkRoOFYw.html
後藤組長がUCLAで肝移植、FBIが渡航仲介
http://www.latimes.com/features/health/la-me-ucla30-2008may30,0,3035357.story
http://sankei.jp.msn.com/images/news/110716/crm11071608180002-n1.jpg
2011.7.16 18:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110716/stt11071618010004-n1.htm
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15036841
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110625/kor11062518050002-n1.htm
北朝鮮、核の小型化におそらく成功=韓国国防相
REUTERS
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21672520110613
★★★【NEW】 衆院予算委・古屋圭司 【必見】★★★
【与り知らない団体に巨額の献金】H23/07/19
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15059293