シドニーに響いた海ゆかば…特殊潜航艇62年後の慰霊

ただ1隻消息不明だった特殊潜航艇。奇跡的な発見から半年…シドニーで慰霊式典が催された。敵軍兵にも礼を尽くす豪州海軍。異国の海に舞った歌声に遺族は涙した。
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広島原爆投下から62年のその日、太平洋の遥か彼方に「海ゆかば」のメロディが響き渡った。

8月6日、シドニー湾に面したガーデンアイランド海軍基地で、65年前にこの海で散華された帝国海軍兵の慰霊式典が行われた。特殊潜航艇に搭乗し、奇襲攻撃を敢行した伴勝久少佐と芦辺守特務少尉を追悼するセレモニーだ。
▽伴少佐の遺影を抱える遺族ら(ロイター)
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この日にあわせて、日本から遺族11人が現地を訪れ、慰霊式典に出席し、慰霊碑に花輪を捧げた。また遺族に加えて駐豪州日本大使ら日豪の政府関係者も参列。戦後60年以上を経てシドニー湾に眠る英霊を弔った。
▽献花する駐豪日本大使(豪ABCテレビ)
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慰霊式典はオーストラリア海軍の主催で、特殊潜航艇の搭乗兵6人と、その攻撃を受けて沈没した豪州軍艦艇の戦没者を合同で追悼する形式をとった。

セレモニーの冒頭、こう呼びかけられた。

「国のために命を賭けた、すべての兵士達の勇気をたたえよう」
▽慰霊碑に敬礼する豪海軍士官(ABCテレビ)
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慰霊式典には沈没した豪州軍艦艇の唯一の生存者であるニール・ロバーツさん(83歳)も参列。亡くなった戦友と日本軍兵士の双方に哀悼の意を捧げ、日本人遺族と和解の握手を交わした。

「今はもう怒りや憎しみという気持ちはありません」
▽唯一の生存者ロバーツさん(JNN)
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式典は原爆投下の日でもあったことから、オーストラリア国内では大きく報じられ、国民の関心を集めたという。かつてシドニー湾で日豪の戦闘が行なわれた史実は、むしろ我が国よりも彼らの記憶に深く刻み込まれているのかも知れない。

伴少佐の実弟・伴和友さん(74歳)は、こう感慨深く述べている。

「兄は若くして戦死したが、オーストラリアの皆さんに覚えてもらっていて名誉に思う」
▽伴和友さん(読売新聞)
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65年の歳月を経て行なわれた慰霊式典。それは昨年11月の奇跡的な発見に遡る…

【奇跡的な発見…65年目の再会】

2006年11月。シドニー湾の浜辺から5~6キロ離れた海底で地元のアマチュアダイバーが一隻の沈没船を発見した。円筒形の奇妙な形状の船舶。錆び付き、半ば海底に埋没していた船こそ、我が軍の特殊潜航艇だった。

シドニー湾に突入した3隻の特殊潜航艇のうち、ただ一隻、行方不明となっていた伴・芦辺艇だ。
▽発見された特殊潜航艇(AFP)
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ダイバーによる発見の模様は、豪州の民間TV局「チャンネル9」がスクープ映像として11月26日に放映。そして海軍が調査を行った後、12月1日、オーストラリアのキャンベル環境・自然文化遺産相が特殊潜航艇であることを正式発表するに至った。

キャンベル大臣は、その時、こう述べていた。

「特殊潜航艇の発見は、豪日両国にとって重要な意義があり、遺構は最大限の敬意と名誉で扱われる」

発見したダイバーのグループは船内を荒らすことなく、秘密裡に豪州海軍に報せ、調査が行われたという。敵軍の艦艇であるにも関わらず、最初から万全の敬意が払われていたようだ。
▽確認するダイバー(チャンネル9)
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そして今年2月には、芦辺守特務少尉の実弟である五男さんが現地を訪問。少尉の好物だった地酒を洋上から捧げるなどして慰霊を行なっていた。その際、芦辺五男さんは、こう語っていた。

「ようやく念願のシドニーに来ることができました。60数年ぶりに兄に会うことができ感慨無量です」

それから半年…遺族らの希望が叶い、シドニー湾で日豪参加の大規模な追悼セレモニーが実現する運びとなった。遺族にとっては60年以上を経て遠い海の底から届いた奇跡的な報せだったに違いない。
▽伴勝久少佐の遺影(豪ABCテレビ)
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伴・芦辺艇の消息が半世紀を経ても明らかにならなかったのは。それは他の2隻とは異なる運命を辿った為だった。

【攻撃後に消息絶った伴・芦辺艇】

特殊潜航艇による第1次特別攻撃隊の真珠湾参加から半年、第2次特別攻撃隊がシドニー湾に出撃した。昭和17年5月31日の夜のことだった。

「港には米軍の戦艦1隻、大型巡洋艦2隻、駆逐艦3隻。灯火管制はなし…」5月中旬、トラック諸島より発進した特別攻撃隊は、空偵部隊からの報告を受け、攻撃目標をシドニー湾に集中させ、準備を整える。
▽特殊潜航艇内部(ロイター)
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31日午後6時過ぎより、伊22などの母艦から相次いで特殊潜航艇3隻が出撃した。特殊潜航艇は「回天」とは違い、母艦帰還を前提としている。しかし、真珠湾の第1次特別攻撃では1隻の帰還も果たされず、難しい攻撃であることは覚悟のうえであった。

伊27搭載艦の中馬・大森艇は敵の防潜網に動きを阻まれ、出撃1時間後に自爆。特殊潜航艇には防潜網を切る能力を備えていたが、無念にも脱出は不可能だった。

伊22搭載艦の松尾・都竹艇は防潜網を突破したものの、機械トラブルが発生。体当たりの自爆攻撃を試みるが航行不能となり、松尾敬宇大尉(当時)と都竹正雄2曹の両名は艦内で自決…
▽特殊潜航艇の引き揚げ(ジ・オーストラリアン)
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そして残る1隻、伴・芦辺艇は防潜網を突破し、湾内の奥深くに進行した。停泊中の敵艦船を確認。米軍の重巡洋艦「シカゴ」に向け、魚雷2発を発射する。1発が豪州海軍の宿泊用艦船「クッタバル」の下で爆発し、同艦は沈没する。

しかし攻撃の後、伴・芦辺艇は消息を絶ってしまう。母艦の伊24は近海で3日間も伴・芦辺艇の帰りを待っていたが、帰還は果たされなかった。攻撃後に何が起こったのか、どこに消えたのかも全くの謎…

そして伴・芦辺艇は65年もの間、誰にも知られず、海底でひっそりと眠り続けることになる。

【犠牲者21人…それでも敵兵士を称賛】

松尾敬宇大尉の壮絶な最期と母親・まつ枝さんのエピソードは今に語り継がれ、三池祟史監督の手でアニメ作品にまでなっていることは3月14日のエントリ『特殊潜航艇シドニー湾の奇蹟…日豪結んだ松尾敬宇と母』に記した。

ガーデンアイランド海軍基地の慰霊碑には松尾大尉の名前も刻まれ、6日の慰霊式にはご遺族の姿も見られた。参列した松尾和子さんは大尉の姪にあたる方だ。
▽慰霊碑に献花する松尾和子さん(AP)
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母親・まつ枝さんの訪問が大きな話題となったことから松尾敬宇大尉については、豪州でも知名度も高いのではないか。

戦時中にも関わらず、豪州海軍は引き揚げた松尾・都竹艇と中馬・大森艇の4名を手厚く弔い、海軍葬を執り行なうと共に「勇敢な兵士」と激賞した。敵軍兵士にも礼を尽くす紳士的な国家である。
▽昭和17年シドニーでの海軍葬
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その一方、昨年発見された伴・芦辺艇は戦史的に意味が異なる。我が国の側から見れば攻撃成功だが、豪海軍艦「クッタバル」は撃沈され、乗船していたオーストラリア兵21人が犠牲となっている。

豪海軍にとっては「勇敢な行為」と手放しに絶賛する訳にはいかない。しかし、それでも唯一の生存者であるニール・ロバーツさんは「今は憎しみも怒りもない」と言い切り、更に、伴少佐と芦辺少尉を讃えた。

「小型艇による攻撃を行った2人の想像を絶する勇敢さに敬意を払う」
▽遺族との記念撮影(共同通信)
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当時、ロバーツさんは10代後半だった。決死の攻撃を挑んできた日本軍兵の存在は、現場にいた若い兵士に生涯忘れ得ぬ強い衝撃を与えたのか。遺族と共に毅然として写真に収まったロバーツさんの姿は実に印象的だ。

【英霊の眠る海域に祈りの声】

海軍基地での慰霊式典に続き、遺族らは豪海軍の駆逐艦「メルボルン」に乗船し、伴・芦辺艇が発見された海域に赴いた。

指定のポイントに到着すると、伴少佐の実弟・和友さんや、芦辺少尉の姪・竹本ひろみさんは用意していた故郷の清酒など洋上に献じ、冥福を祈った。
▽慰霊する竹本さん(産経新聞)
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大きな花輪を海に捧げた際、和友さんは心の中で、こう念じたという。

「兄貴のおかげで学校に行かせてもらい、無事に世の中を渡っています」

兄の伴勝久少佐は23歳の若さで散華されている。その当時、弟の和友さんは10歳に満たない少年だった。洋上での弔いを済ませた後、和友さんは感慨深げに、こうも語っている。

「海底の兄に向かって、『とうとうやって来たよ』と語りかけると、兄は『よく来たなあ』と答えてくれました」
▽酒を献じる伴和友さん(AP)
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他の2隻の特殊潜航艇は発見から間もなく引き揚げられ、現在はオーストラリア戦争記念館に保存・展示されている。しかし、今回発見された伴・芦辺艇を引き揚げる予定はないという。

遺骨が回収されないのは残念だが、70メートルの海底からサルベージする作業がやや困難なのに加え、船内の火薬にはまだ爆発能力を持っている可能性があるとも指摘されている。
▽深さ70mの海底に眠る伴・芦辺艇(イザ)
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引き揚げの見込みはないが、豪州政府は船体の保存に万全の措置をとっている。伴・芦辺艇の周囲を保護水域に指定して許可なしの接近を禁じ、破損者には高額の罰金を科すと警告。

現状を保存し、海洋墓地とするのが適切との判断だ。

【海自隊員が捧げた「海ゆかば」】

遺骨や遺品が引き渡されることはなかったが、豪海軍は遺族の為に、海底に眠る伴・芦辺艇を撮影したビデオ映像を上映。さらに、参列した退役軍人相が、現場から採取した砂を木箱に包んで遺族に贈呈した。
▽贈呈するビルソン退役軍人相(ロイター)
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かつて大戦中に催された海軍葬にも肩を並べる慇懃なセレモニーであったが、それと大きく違ったのは、式典に海上自衛隊が参加していたことだ。

シドニーに寄港していた海自の練習艦隊の乗組員も会場に整列し、パレードが行われた。参加した海自隊員は約180人という規模だった。そして豪州海軍の水兵による演奏に続いて、海自隊員は「海ゆかば」を合唱し、英霊に捧げた。
▽慰霊式典に参列した海自隊員(AP)
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「海ゆかば」は、帝国海軍が式典で用いた伝統的な楽曲だ。180人の歌声が響くと、遺族の間には涙ぐむ姿も見られたという。

遠い異国の海で半世紀以上も弔いの時を待っていた二柱の英霊にとって、格別な贈り物となったのではないか…盛大にして厳格な慰霊式典を催し、その機会を与えてくれた豪州海軍に感謝。
▽式典を見守る遺族(ロイター)
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伴少佐の実弟・和友さんは、こう結んでいる。

「攻め入った側の遺族として、訪豪には本当はためらいがあった。かつての敵がここまでしてくれるとは。オーストラリアの人に、本当に感謝しています」

敵味方を超え、国を守るために命を捧げた者の名誉を重んじる豪州国民の善意にも感謝の意を捧げたい。

そして散華された6兵士、豪海軍側の戦没者の冥福を祈ると共に、改めて、このような英霊を持ち得たことを日本人として誇りに思う。


     〆
最後まで読んで頂き有り難うございます♪
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参考記事:
岐阜新聞8月6日『特殊潜航艇の日本兵を慰霊 豪基地で遺族ら』
イザ8月8日『65年経て日豪、和解の祈り 特殊潜航艇の2勇士慰霊祭』
読売新聞8月7日『シドニー湾攻撃 初の日豪合同慰霊式典』
AFPBB8月6日『シドニー沖に沈んだ旧日本海軍潜航艇、関係者が追悼式』

豪ABCニュース8月6日『Sydney memorial for Japanese submariners』
THE AUSTRALIAN紙8月7日『Ceremony ends missing sub saga』

この記事へのコメント

現役保険営業マン
2007年08月09日 01:29
こんばんは。
私もニュース番組で見ました。
遺骨回収や潜航艇の引き上げが行われなかったのは残念ですが、オーストラリア側の真摯な対応には頭が下がります。
J.J.
2007年08月09日 01:33
いいお話をありがとうございます。新聞が取り上げて無いのでこのような儀式があったことを始めて知りました。先人は偉大でした。この国を思う気持ちに感謝し、先人のお陰で今を生きていることを自覚して、先人に負けない生き方をしなければ申し訳ないです。今の日本人を見たら先人は落胆するでしょう。

オーストラリアの武士道精神にも深く感謝いたします。特アには求めることができない崇高な精神に敬服いたします。広く日本人に知らせたいエピソードの一つです。靖国神社におまいりせずにいられない気持ちです。
梅昆布茶
2007年08月09日 03:52
オーストラリアの慰霊祭には一日本人として敬服します。
ただ、どうもオーストラリアの二面性が嫌な感じなんですよね。21名の犠牲者の遺族は、慰霊祭に出席していたんでしょうか? というのも、オーストラリアも特定国同様、対日戦争被害者の賠償金要求運動を本格化させようとしているような動きが・・・ あちらの報道も肯定的なのかどうか気になるところです。
花うさぎ
2007年08月09日 06:37
良くぞ書いてくれました。こういう心温まる話題はどんどん広げてください。特アではほとんどないとおもいますが。

アメリカでも戦後に日本の撃墜王・坂井三郎を招いてその勇気を讃えたり、唯一の本土攻撃を果たしたパイロット・藤田飛曹長をオレゴン州ブルッキングス市が招待し、「唯一アメリカ本土を空襲した敵軍の英雄」として大歓迎、同市の名誉市民の称号を贈ったなどの事実がよく知られています。

もうすぐ靖国です。靖国参拝した世界のリーダーなんてエントリーしてくれると幸いです。安倍さんは紋付き羽織・袴姿の正装でどうどうと8月15日に参拝してほしいと思っています。
だめ狼
2007年08月09日 07:27
ちょっと頼む!
誰か!誰でも良い!
日本をオーストラリアの↑くらいに移動させてくれ!!
インドネシアとか近いし良いじゃん!
何でよりにもよって日本の隣が半島と支那なんだよ!誰の策略なんだ、馬鹿野郎!これも神の思し召しとか言ったら、神の野郎一発殴ってきてやるよ!

…すいません。感情的になってしましました。普段、特アのヒトモドキの記事ばっかり見てるんで、何かもう豪州の紳士な対応があまりにも羨まし過ぎて…
豪州政府及び豪州海軍の、礼を尽くした対応に心から感謝を…
ついでに爪の垢を採集させて頂けないもんですかね?煎じてチョウセンヒトモドキに飲ませてみたいんですけど…
sazanami
2007年08月09日 08:03
いい話をありがとうございます。奈良の60の男です。
隣国が靖国神社を有名にしてくれたおかげで関心が向き、きのう8月8日、昇段参拝してきました。おじが祭られているはずと信じて訪ねました。婚約者を残しての召集だったそうです。「御祭神調査」というのがあるんですね、すぐに紙にプリントして出てきました。ニューギニア島カボエビスカ方面で戦死とのことです。李登輝元台湾総統のニュースと同じです。泣けました。ずっと祭っていてくれたのです。おじを含め祖父たちは困難な時代に勇気を示し、今の時代のための犠牲になってくれたのです。
北京オリンピックをボイコットしよう!!
2007年08月09日 09:26
梅昆布茶殿。
二面性ではないと思いますよ。
この度の米国の決議のように、
移民特亜の連中が焚きつけていると
考えられます。
風来坊
2007年08月09日 10:07
>発見したダイバーは船内を荒らすことなく、秘密裡に豪州海軍に報せた。
>豪州政府は伴・芦辺艇の周囲を保護水域に指定し船体の保存に万全の措置をとっている。
>今はもう怒りや憎しみという気持ちはありません
>小型艇による攻撃を行った2人の想像を絶する勇敢さに敬意を払う
どれ一つとっても涙の出る話ばかり。己の非までをも日本兵の仕業に仕立て上げてしまう某国とは雲泥の差。日本が手を結ぶべき相手がどちらであるかは自明です。

伴少佐の弟・和友さんの「兄貴のおかげで学校に行かせてもらい、無事に世の中を渡っています」の言葉も素晴らしい。私自身、戦死した父を持つ者として、父にはいつも感謝し、父を誇りに思っています。
残念なのは思想・信条の違いを乗り越えて英霊に感謝する度量を持てない日本人が多すぎることです。
ねこ
2007年08月09日 10:20
素晴らしい記事を有難うございます。
「海ゆかば」を口ずさんでつい泣いてしまいました。
英霊の皆様もきっとどれほど喜んで聞いておられたかと思いをはせました

憂国士団
2007年08月09日 10:26
軍人は国家のために、命令によって戦うという使命を持つ。
武士であれば「お馬前のために」働くということだ。
したがって戦という殺し合いをしている間でも、敵に対する尊敬を失わないものである。

それに較べて武士道や騎士道という文化・歴史を持ち合わせないばかりか、実際に国を守る人間の地位を蔑み、更には搾取をするという中国・朝鮮には、このようなあっぱれ敵を称えるような行為はできない。

それどころか、実際に自分が戦った訳でもなく、顔も知らない祖先が酷い目に遭ったという証拠もない事柄を作り上げ、利益を得ようとする。

中国・朝鮮は建て前のみの国であり、実というものがない。
また、卑怯という概念もないようである。

あのアメリカでさえ、西部開拓時代は背中から人を撃つと卑怯といわれたようである。

4千年の歴史は一体なんだったのであろうか?
maple
2007年08月09日 12:11
アネモネさま、

このニュースはこちら(オーストラリア)でも大きく報じられていました。好意的な報道であったかどうかは、語学力不足でわかりませんが、少なくとも否定的なものではなかったように思います。「海ゆかば」も流れていました。

もうすでにご存知だとは思いますが、日豪の戦争研究のプロジェクトがあって、
http://ajrp.awm.gov.au/ajrp/ajrp2.nsf/Web-Pages/HomePage_J
にかなり多くの資料があります。
オーストラリア人の戦争観を知る参考になるかもしれません。

中には、例の人の
http://ajrp.awm.gov.au/ajrp/ajrp2.nsf/pages/NT000056C6
などというものもありますが...
匿名希望
2007年08月09日 13:59
>mapleさま

食の問題が問われるようになってからは日本産の食材を購入していますが、きょうは豪州産の肉を買います! このような精神の国民の食材は安心だと思います。

でも残念ながら「アンポンタンな日本のTVが報道しないため(多分)豪州に感謝の心を持つのは極少数のネット市民のみ」とそちらの皆様にお伝え下さい。

お料理作ってご近所に配ります! ルンルン♪
名無しの経営者
2007年08月09日 14:05
武士道精神は特亜には見られない。サムライは、公に仕える(さぶらふ)に由来する。その真髄は、公の精神にある。

日本軍は余りにも強かった。米軍が恐れること尋常ではなく、日本敗戦の知らせを伝えたワシントン・ポスト紙は、大きなナマズの化け物を描いた。

大口を開いたその化け物の口には、米軍警察MPが居て、大きなヤットコを持ち、その牙を抜いている。

そして、この化け物に対しては、世界のために徹底的に永遠に牙を抜き続ける必要があると、解説が加えられている。

以来、日本では、国家のために一命を捧げる行為が、嘲笑されるように宣伝されている。

しかし世界中どの国にとっても国家のために一命を捧げた人々は深く尊敬されている。日本には、古来より歌があり、歌い継がれてきた。

海行(ゆ)かば水漬(みづ)く屍(かばね)
山行かば草生(くさむ)す屍
大君(おおきみ)の辺(べ)にこそ死なめ
かへり見はせじ

ここで「辺(べ)にこそ死なめ」の「め」は、「こそ」の係結びで、古語、意志の助動詞「む」の已然形だ。

このような尊い人々の存在が、日本国を作った。何と誇らしいことか。
古田
2007年08月09日 17:13
豪州海軍の処置は日本の海軍・陸軍の日露戦争の歴史を知って居るからです。
捕虜に対する処置・乃木・ステッセルの降伏時の対応・東郷元帥の相手に対する病床の見舞い・日本の「武士道」を新興オーストラリヤは参考にしています。
知らぬは日本人ばかりの世に成りつつ有ります、これを引き継ぐ昭和の日本軍がやる訳の無い事をプロパガンダで一方的に思いこんでしまう日本人「第九条」製造達は愕いていると思います。
日露戦争は20世紀最大の有色人種に対する功績と東郷元帥・日本海軍は各新興海軍の目標なんです。
2007年08月09日 18:11
>現役保険営業マンさま
こんにちは。3月のエントリでは海軍葬を強く希望していたのですが、実現せず。それでも海自を含めた慰霊式には満足しました。
>J.J.さま
先人の行動には毎度のことながら頭が下がります。潜航艇の6軍神も祀られる靖国神社。参拝時には思いを馳せたいと思います。
>梅昆布茶さま
昭和17にも異論が出たようですが、それを押しのけるところに意味がありそう。一方、在豪州の華人組織は今後、要注意です。
>花うさぎ様
米到達パイロットの話は良いですね。詳しく知りたいです。参拝指導者については詳細なHPが完璧に網羅していて勉強になります。
>だめ狼さま
豪州の対応は実はスタンダードで、特亜3国と国内反日派が異常過ぎるのかと思ったりもしますが…それでも豪海軍には感謝です。
>sazanamiさま
こちらこそ良い話を有り難うございます。困難な時代に若くして散華された方々のお陰で戦後の繁栄があったのは確かです。感謝。
>風来坊さま
伴少佐の弟さんの言葉は実に良かった。兄を誇りに思う気持ちが伝わってきます。こうした思いにこそ豊かな人間性を感じます。
2007年08月09日 18:11
>ねこ様
海自隊員による「海ゆかば」は素晴しい贈り物だったと思います。あの楽曲が好きな者としては、グッと来てしまいました…
>憂国士団さま
白人の持つ騎士道スピリットと武士道精神はやはり合致する部分があるのでしょう。その点で中朝と我が国は違うと考えます。
>mapleさま
お久しぶりです。豪州からの情報、有り難うございます。豪州メディアの報道量について調査が中途半端だったので助かりました。
>名無しの経営者さま
なるほどキーワードは武士道だったようですね。とても重要です。海ゆかばの歌詞ありがとうございます。改めて感動しました。
>古田さま
そうか…豪州などにあっては日露の戦役から継続して考察すると理解が深まりますね。それこそ大東亜戦争肯定論に通じる見識です。
おれんじ
2007年08月09日 19:20
素晴らしいお話をありがとうございます。昭和17年の松尾敬宇大尉についてのお話は以前から知っていましたが、今回の慰霊式典にはご家族関係者の方のみならず海自の方も出席されたとのこと。亡くなられた方の魂も癒されたのではないでしょうか。
オーストラリアにはまだ戦時中の記憶から日本を良く思わない方もいらっしゃるようですが(日本人というよりアジア系の移民が増えていることへの不安感があるのかも)、オーストラリア側の対応には感謝の念を覚えます。
おれんじ
2007年08月09日 19:21
素晴らしいお話をありがとうございます。昭和17年の松尾敬宇大尉についてのお話は以前から知っていましたが、今回の慰霊式典にはご家族関係者の方のみならず海自の方も出席されたとのこと。亡くなられた方の魂も癒されたのではないでしょうか。
オーストラリアにはまだ戦時中の記憶から日本を良く思わない方もいらっしゃるようですが(日本人というよりアジア系の移民が増えていることへの不安感があるのかも)、オーストラリア側の対応には感謝の念を覚えます。
おれんじ
2007年08月09日 19:21
二重投稿になってしまいました。申し訳ございません。
おれんじ
2007年08月09日 19:27
連投、誠に申し訳ありません。だめ狼さんのコメント↓

日本をオーストラリアの↑くらいに移動させてくれ!!
インドネシアとか近いし良いじゃん!
何でよりにもよって日本の隣が半島と支那なんだよ!

に爆笑しました。大いに同感です。他でも書きましたが、西村幸佑氏は「ヨーロッパの連中からアジアはどうしてEUみたいに仲良くなれないのかと度々揶揄されるが、そういう時は「ヨーロッパには中国と朝鮮がないだろう。中国と朝鮮が近くにあることが一体どういう事かわかるか」と言い返すようにしている」とおっしゃっていました。
Milton
2007年08月09日 19:30
今回のエントリーを読んで、ふと口をついて出てきた歌。

ますらをの悲しきいのちつみかさねつみかさねまもる大和島根を (三井甲之)

ここに詠まれてゐる情感は、低く立ち昇る細い煙の如く、静かではあるが不動の決意を持つ者のそれでありませう。ある種の諦観さへ見られます。すなはち、彼らは国の為に命を擲つ事の悲しさも、その栄光から離れたところで承知してゐたのではないでせうか。かうして、「生命の哀しさ」とてもいふべき情感を60年の時を経て共有したとき、初めてかつての敵と味方は過去の古傷をほんたうの意味で癒すことができるのでせう。アネモネさん、改めて想つたのですが、かの大戦は未だに終つてゐないのですね。かうやつて正しく過去を思ひ出し、鎮魂をすませなければ、われわれは何処へも進むことなどできないのでせう。かういふ話を一冊に集めて本として出版しては如何?
zz
2007年08月09日 19:41
こう言うネタは弱いんですよ。
涙あふれて仕方ない。
完爾
2007年08月09日 21:04
8月15日に、可能な方は是非靖国神社に参拝致しましょう。英霊に感謝申し上げ、日本人としての誇りを持ち続ける為に。
花うさぎ
2007年08月09日 22:23
もうすぐ8月15日です。完爾さんも呼びかけていますが、皆さん、是非靖国に行きましょう。どうしても行けない方は靖国神社の方向に手を合わせるだけでも結構です。いまの日本があるのは英霊のおかげです。

いまさらですが、見ていない方のためにお勧めのフラッシュです。
・真実はどこに
http://www13.ocn.ne.jp/~autofilm/sinzitu.html
・japan
http://www.geocities.jp/baud_2005/japan.html
二つとも感動のフラッシュですよ。
神谷晃良
2007年08月10日 01:15
>日本が手を結ぶべき相手がどちらであるかは自明です。
本当にそうですよね。しかし、それを見越しているのでしょうか?安倍政権の日米豪印の安保協定は、将来日本が結ぶであろう相手を示唆しています。どなたか仰っていましたが、安倍総理大臣って、長期的展望に関しては素晴らしいですね。

戦った相手に対する敬意。精神的隔たりから言ったら、日本海と東シナ海は太平洋より広く感じられます。価値観・死生観・使命感。その様な観点から鑑みて朝鮮人や中国人が物凄く遠い存在に思えます。日本人は朝鮮人や中国人の正体を知るのに100年掛かったと言う事ですか?『脱亜論』。改めて福沢諭吉は、凄い人物であったろうと感心します。

死者に対する悲しみ悼む気持ち、戦死者に対する感謝の気持ち。靖国神社に国の代表者が赴き、礼拝黙祷するほんの数分間の間に為される静かな行為。一体何が問題なのか?理解が出来ないです。「安倍総理大臣が、8月15日靖国参拝見送る意向を固めた」、と言うネットニュースを見ました。ヤバイな。敵を作らない曖昧路線。同時に支持者も作らなくなってしまいます。中国に配慮?配慮させる生き方がしたいです。
コラ
2007年08月10日 09:33
今までオーストラリアからは左に曲がった記事ばかり届いて、そういう国かと思っていましたよ。
しかし、このような尊い対応を行える方々ならば必ず判りあう事が出来るに違いありません。
taipei t.i.
2007年08月10日 18:48
インドの首脳格の人物が、イギリスから独立できた感謝の意を、インパール作戦で散った兵士達に奉げたいと、阿部首相に靖国神社参拝の案内同行を頼む。インドでなくてインドネシア、ミヤンマー等でも良いですね。要は外国の要人が靖国参拝する事が、中韓に対し他国の内政を干渉するなって事になるし、阿部首相も堂々と参拝できるす。
中韓等の反省能力の無い国には美学や武士道等が通用するはずが有りません、力関係のみが物を言います。
序ながら、大東亜戦争時の海軍の美談を紹介します;
1942年スラバヤ沖で、駆逐艦イカズチ艦長工藤俊作が、撃沈された敵艦(イギリス)の海軍兵士400余名を救助した事が、救助されたイギリス海軍将校に依って最近公開されました。
ぜろ坊主
2007年08月10日 21:38
いまニュージーランドに来ています。短期滞在ですが、あるチャンネルの歴史番組は2次大戦の戦争記録が繰り返し放送されています。この国は英連邦の一部として1次大戦にも朝鮮戦争にも参加しています。博物館に行くとその犠牲者の名前が壁いっぱいに彫ってあります。
 平和を望むものは戦争を忘れてならず、国に命を捧げた者を称えなければなりません。
 オークランドの町を歩くとそこら中に韓国人であふれています。人口僅か400万あまりのこの世の楽園みたいなこの国はそのうち韓国人の異常さを思い知らせれることでしょう。
 それを経験すると、日本とよく分かり合える国になるかも・・
 
新月
2007年08月11日 01:09
日本人を銛で突き殺すビールのテレビCMがあるのもオーストラリアだったような・・・?
何か裏があるような気がするのは気のせいか?
加州在民
2007年08月11日 08:21
今日この記事を読ませていただきました。もう涙がとまりません。思わず3年前に他界した父(海軍谷田部航空隊)を思い出しました。本当に良い記事をありがとうございました。
より
2007年08月13日 13:32
素晴らしい記事を有難うございます。
オーストラリア国の最大限の心遣いに感謝したいです。オーストラリア海軍兵士と海上自衛隊員が供に海ゆかばを合唱して、ご遺族の方と亡くなられた兵士の方々はさぞ嬉しかったのではないでしょうか。

夏はいつも戦前の日本、ひいては帝國軍兵士の方々の顔に泥を塗るようなTV、新聞記事ばかりで心が痛いのですが、ここでそんな気分をすっきり流し、15日に御霊に手を合わせに近所の護国神社へ言ってこようかと思います。
終戦の日は国のために命を奉げられた御霊に感謝を奉げる日であって欲しいです。
鈴音
2007年08月19日 23:58
アネモネさん、180人の自衛隊員による「海行かば」の合唱!感動しました。靖国で探しましたが残念ながらイメージに合うのはありませんでした。25通りの「海行かば」のCDで我慢して15日以来聞いております。
 聴けばジンときて,忘れられない歌でした。
今此の国をこの様に思えるのかと、ふと虚しさに襲われます。
nullpo
2011年07月11日 04:20
日本にも反日コリアン系が暗躍してる様に、豪州や米国でも反日コリアンが暗躍しています。
しかし日本に保守派が居る様に豪州にも保守や善良な市民達も居ます。
sachi
2014年12月09日 00:08
大変良い話をまとめて下さりありがとうございます。このようなオーストラリア人の様子を知ってもらいたいと思いますので、是非ともブログで紹介させてください。http://ameblo.jp/happychild-peace/

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