ハイリゲンダムの熱い空論…不気味な北方領土胎動

予定調和的に終わるG8サミット…だがハイリゲンダムでは我が国がパイプ役となり議長国のメンツを保つことが出来た。その一方で北方領土問題では妙な動きが続く。
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今月5日に日本を発った安倍首相が9日夕方、政府専用機で帰国した。初めて臨んだサミットで、存在感を示せるかどうか注目されていたが、米・EUの間に立つ効果的な役回りを果たすことが出来た。

冷戦構造の終焉以降、西側首脳が一堂に会するサミットは「カネのかかる政治ショー」「無意味な懇親会」と揶揄されてきた。緊急のテーマが見当たらず、首脳クラスが頂上で合意を図る材料にも欠く。顔見せ興行に近いイベントだったことは確かだ。
▽6月7日の集合記念写真(AP)
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それでも今回ドイツのリゾート地を舞台にしたハイリゲンダム・サミットには、これまでに比べて幾分か緊張感が滲んでいた。難しい綱渡りに敢えて挑んだ独メルケル首相の強い意志が、大きな要因である。

最大のテーマは、米国が孤立感を深める地球温暖化対策だった。環境大臣として名を馳せたメルケル首相にとって、譲れない問題だ。どこで合意するのか、一致点はギリギリまで分からなかった…

EU+日・加vs米国の対立構図。「京都プロトコル」に反旗を翻した米国を、どう檻の中に追い込んで“調教”するか…議長であるメルケル首相の腕の見せ所だ。
▽G8サミットでの独メルケル首相(ロイター)
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現地時間6月8日夕方、閉幕での議長総括には、焦点となっていた温室効果ガスの削減目標について、こう盛り込まれた。

排出削減の地球規模での目標を定めるにあたり、主要排出国を巻き込むプロセスにおいて、2050年までに地球規模での排出を少なくとも半減させることを含む、EU、カナダ及び日本による決定を真剣に検討する。

この“合意”には、基準年の設定など具体的な数値目標がなく実効性を疑問視する声も多い。しかしサミット直前までのEUと米国の隔たりから見れば、大きな前進だ。
▽夕方散策する首脳たち7日(ロイター)
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少なくとも京都プロトコルのリミットを迎える2013年以降、米国を巻き込んで各国が問題に取り組む必要性を示し、基礎を築くことができた。

そこで我が国がイニシアチブを取った意味は大きい。

【ギリギリで形になった議長総括】

サミットが政治ショーと言われる所以は、開催前に議長総括や宣言のの内容が完成している点にあると言われる。スタート前に各国の事務官らが微に入り細に入り文面を調整し、サミット本番に放り投げる。

実際には「シェルパ」と呼ばれる裏方が、華やかな国際会議の舞台裏を支えているのだ。我が国のシェルパは外務省の経済担当審議官を中心に構成されている。外務省のトップ・エリートだ。

「首脳個人代表」とも訳されるシェルパは、道先案内人の意味である。元を辿ればヒマヤラ登山でポーターを務めるシェルパ族に由来。「サミット(頂上)まで案内する人物」としての粋なネーミングだ。
▽サミット記念写真撮影7日(AP)
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各国のシェルパはサミットを前にして数ヶ月から1年をかけて調整を続け、開催時に首脳に花を渡す。悪く言えば、サミットはヤラセの匂いがするのだが、今回はシェルパが開催中に駆けずり回る一幕があった…

7日午前の会議で安倍首相は温暖化問題に関して2度に渡って発言した。その会議では数値目標の設定に「NO」を叫ぶ米国と、EU側との溝が容易に埋まらなかったのだ。

「今回のG8では共通点を見出すことに集中すべきだ」
▽G8会合での安倍首相(ロイター)
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更に安倍首相は、我が国の温暖化対策基本戦略として先月発表した「美しい星50」について説明し、米支印など主要排出国を含めた枠組み構築の必要性を訴えた。

EUと米国の仲裁役となった我が国からの提言などを受け、緊急のシェルパ協議が開かれ、文面を作成。それが首脳のワーキング・ランチで話し合われ、結果的に合意に至った。

サミット閉幕後の8日午後の記者会見で安倍首相は、満足感を表明した。

「ブッシュ大統領に温暖化ガスの排出量削減の重要性を説明し、メルケル独首相にもコンセンサスを得ることについて突っ込んだ話し合いをした。私の提案を軸として議論が行われ、日本の提案が首脳文書に盛り込まれた充実感を感じている」
▽6月8日の記者会見(AP)
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サミット閉幕後の各種報道では「2050年までに半減」という文字が踊ったが、それは我が国から示されたものである。

【空論に終わらなかった温暖化対策】

G8で我が国が存在感を示せるのは、環境分野だ。安全保障問題ではいつまで経ってもカヤの外、お子様扱い…しかしサミットでは今後も欧米間で温度差のある温暖化問題が主要なテーマとなるだろう。

そこでの日本のポジショニングは実に良い。

先進国のみならず各国の共通の“敵”は「地球温暖化」であることは間違いない。人類が直面し始めた新たな“脅威”だ。各国の産業界の思惑が絡んだ問題を突破するには、首脳間の頂上対話が必要となる。
▽記念撮影に臨む首脳たち(AP)
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今後のサミットに実務的な意義を見出すとすれば、こうした環境面での配慮と言える。ただし、どうも環境問題では地球規模になると、予測の範囲が広大なグレーゾンに入り込む。

サミットなどで討議される際のデータは、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)のリポートだ。 IPCCは中立的な国連機関とされ、各国から専門家が参加している。

しかし温室効果ガスは温暖化の一説に過ぎないとする異論も根強い。また排出権ビジネスに利権が絡んだり、第三国のダム建設を排出量規制に盛り込むなど土建屋が喜ぶアイデアもあったり…どこか怪しさも漂う。

壮絶な100年後の温暖化モデルなどを聞くと震え上がってしまうがが、地球環境の予測値では「信じないこと」よりも「単純に信じること」に問題がありそうだ。
▽氷河流出が続くグリーンランド(AFP)
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それでも誰も目に分かる劇的な気象変化が到来する前に、首脳陣が“脅威”を認識し、共同で取り組む基盤を整えておくことは大切だろう。

何よりも今回は、米国が嫌がるテーマを果敢に取り上げたメルケル首相の姿勢と、日本がパイプ役を演じたことは注目に値する。

“空論”は空論に終わらなかった。

【厄介者=極左団体の右往左往】

ハイリゲンダム・サミットでは周辺での過激な抗議活動が大きく報じられてニュースに色を添えた。サミット前から連日2万人から3万人規模の反対デモが繰り広げられ、逮捕者は1,000人を突破した。
▽反対派と警官隊の衝突7日(ロイター)
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反グローバリズムを叫ぶグループだ。こうした運動方針は、99年のWTOシアトル会議で顕著になったことから「シアトルの人々」と呼ばれてきた。かつて筑紫哲也も賛同していたが…

彼らは先進国の利益だけが優先されると主張。反自由主義を唱えつつ、貧困国の救済を訴えてきたが、ハイリゲンダム周辺に出現したデモの中には極左暴力主義の団体も紛れ込んでいた。

開催前、ドイツ国内では極左活動家の家宅捜索が続けられ「まるでシュタージュ(東独秘密警察)のようだ」などと批判も起きていた。また会場周辺に張り巡らされたフェンスを「ベルリンの壁」と揶揄する声もあった。
▽反対派による道路封鎖(ロイター)
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しかし、実際に蓋を開けてみれば、衝突で死者が出た伊ジェノバ・サミット並みの騒ぎとなった。共産主義の恐怖を実体験しているメルケル首相には先見の明があったようだ。

一方で、反グローバリズムの声を気にして、サミットにはアフリカの首脳も招かれ、議長総括にはアフリカ問題も盛り込まれた。そこで使用されたのは「良い統治」という表現だった。反独裁である。

当然、渦中のダルフール問題も改めて提起された。サミット2軍としてハイリゲンダムには胡錦濤も姿を見せていたが、その「良い統治」という言葉に、どのような印象を持ったのか…
▽アフリカなどを含めての記念フォト(ロイター)
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議長総括には拉致問題も盛り込まれた。

安保理決議1695及び1718に従って、すべての核兵器及び既存の核計画並びに弾道ミサイル計画を放棄するよう求める。(略)我々は、北朝鮮に対し、拉致問題の早急な解決を含め、国際社会の他の安全保障及び人道上の懸念に対応するよう求める。

相変わらず6ヵ国協議の合意順守も謳われ、未だに日朝平壌宣言がネックになるが、サミットで対北非難を行なうことは重要だ。

ただ、拉致問題の取り扱いは、先のG8外相会合でも一致していた為、順当である。注目したいのは、日露首脳会談だ。

【不気味な北方領土問題の胎動】

6月7日夕方、安倍首相はプーチン大統領と個別会談を行った。
▽日露首脳会談(AP)
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サミットを前にして北方領土を巡って不気味な動きが連続していただけに要警戒の日露首脳会談だ…

5月末のロシアによる生きたカニの輸出禁止措置、さらに6月1日に起きた「第88豊進丸」拿捕事件。6月3日にはラブロフ露外相が突如、北方3島を初訪問した。

そして6月4日にはプーチン大統領の北方領土に関する会見内容が公表された。

「第2次大戦の結果であり、議論の余地はない」

実効支配を強調する異常な発言だ。カニ問題を含めて北方領土問題4連発の様相である。その中での日露首脳会談だったのだが、表面上、大きな衝突は見られなかった。

安倍首相が「領土問題は先送りや棚上げせず、解決しなければならない」と訴えたのに対し、プーチン大統領は、こう答えている。

「両国間の障害となるものをすべて取り除きたい。平和条約交渉のプロセスを促進させるよう、改めて指示を出したい」
▽サミットでのプーチン大統領7日(ロイター)
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直前までの恫喝的な動きとはアンバランスだ。あくまでも予感だが、水面下で北方領土をめぐる問題が動いているのではないか?

特にラブロフ外相の3島訪問の意図が読み切れない。“国内”とするエリアに敢えて外相が行く矛盾もさることながら、実効支配している側が、いたずらに騒ぎ立てる行動はおかしい。

5月末から6月初めの北方領土4連発は、何かのシグナルのようにも思える。安倍首相の信任が厚い谷内外務次官が対ロシア外交で激しく動いているのは確かだが、その先に何かあるかは不明だ。

来年のサミット開催地は洞爺湖。
▽洞爺湖を訪れた安倍&中川コンビ5月(イザ)
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殆ど指摘されていないが、北海道は対ロシア領土問題の最前線だ。プーチンの任期は来年5月で終わり、洞爺湖サミットにはロシアの新大統領がやって来る。

ロシアのリーダーが北海道に足を踏み入れるのは、それが初めてだ。敢えてサミット開催地に北海道を選んだ背景には、何か裏の意味があるのではないか…


      〆
最後まで読んで頂き有り難うございます♪
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参考記事:
読売新聞6月9日『独サミットで逮捕1千人超…過激デモ警備、洞爺湖でも課題』
イザ5月24日『独活動家の「におい」収集 「秘密警察復活」と批判も』

参照:
外務省HPハイリゲンダム・サミット議長総括(仮訳)
首相官邸HP5月24日『地球温暖化対策に関する内閣総理大臣演説』

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この記事へのコメント

アサピー嫌い
2007年06月10日 08:30
安倍首相の血筋のよさと品のある物腰しは、
欧米人には受けがいいそうです。
それに、自我が強い白人同士は、いがみ合う傾向が強いが、日本人独特の腰の低さは、先進諸国のよき調整役となれよう。
これは、白人と同じく自我の強い中韓の連中にもできないことです。
ここはひとつイタリアに在住し、欧米的な視点で語れる歴史小説家・塩野七生さんもおっしゃるように、是非とも安倍長期政権をお願いしたい。
小泉以前の時代のように、首脳がクルクルと変わっているようでは、国際社会からの信用も勝ち得ることができない。
平凡な一国民
2007年06月10日 09:59
>実効支配を強調する異常な発言だ。
>実効支配している側が、いたずらに騒ぎ立てる行動はおかしい。

領有権問題での「実効支配」とは、一般に「平和裏に領有していること」を意味し、日常会話的な意味合いでの「実効的に支配している」と異なるものと思います。北方4島は日本固有の領土であるから返還せよ!という主張する立場からみればロシアによる北方4島の支配は、「実行支配」ではなく、「不法占拠」だと思います。
malleus
2007年06月10日 10:12
竹島を占領したり対馬の領有権を主張している韓国人への対応や、尖閣諸島の領有権や東シナ海のガス田の開発で揉めている筈の中国への対応など、物凄い反日国家に対する日本の援助に次ぐ援助を見れば、北方領土を返す事には何のメリットも無いのは明白である。

名無しの経営者
2007年06月10日 11:17
日露漁業協定は、日本が資金・機材などを供与するかわりに、露側が4島周辺で日本漁船の一定の操業を認めるという内容だ。

プーチン大統領は4月の年次報告演説で、外国企業への漁業割り当てを廃止し露企業を優先すると表明。5月末の露による生きたカニの輸出禁止措置、さらに6月1日に起きた「第88豊進丸」拿捕。6月3日ラブロフ露外相の北方3島訪問。

これら一連の動きは、資源ビジネスで巨利を得、さらに、漁業資源が、世界的に注目されている最中、これをビジネスにしようとする、露の戦略があるものと考えられる。そう考えれば、露の一連の動きに辻褄が合う。

北方4島支配に対しては、プーチン大統領としては、「第2次大戦の結果であり、議論の余地はない」と言う以外ない。

日本がこのまま、日露漁業協定で露に便宜を与え続け、露から、水産物を購入し続ければ、4島は、露の宝となり、露は決して4島を手放すまい。

返還には、4島の、無価値化、お荷物化が、有効だろう。日露漁業協定を破棄し、当該地域で捕られた水産物について、日本の固有領土からの略奪であり、輸入できないと、拒絶することだ。
神谷晃良
2007年06月10日 15:22
>是非とも安倍長期政権をお願いしたい。
禿げ上がる程同意です。小泉政権だって最初の頃は、混迷を極めていた印象しか無いです。田中真紀子鈴木宗男論争とか、真紀子籠城事件とか良い印象無いです。国政なんて四年五年六年やって初めて、効果が出て来る気がします。G8に列席した唯一の黄色人国家日本国の宰相、安倍総理大臣は居並ぶ白人首脳の中にあって、小泉前総理大臣の様な派手さや華やかさは無いものの、その雅な佇まいは彼等に負けていなかったです。こんな時代が来るとは予想していなかったです。ロシアの首脳より背が高い!実績も教育、防衛、外交分野と安倍総理大臣の地味な性格似つかわしく、着実に変革させている様に思えてなら無いです。民主社民の「何とか水」バッシング、年金バッシングで支持率を落としていますが、此れ自体信じられないです。在日朝鮮人参政権、人権擁護法案。朝鮮人に不当な利益を啜らせ、国を荒させようとしている、民主社民が支持される訳が無いです。確かに、最初は不安でしたが現時点で、彼以外有り得ない気がします。提灯コメントではなく、良くも悪くも安倍さんに託すしか無い気がします。
よく判っていない神谷晃良
2007年06月10日 15:39
続きです。北方領土は遅きに失した感あります。早い段階で、日本国も核武装して武威を整えて措けば、ソ連崩壊時ロシア設立経済困窮時に、我が国が強い調子で出れば若しや、と言う気がしていましたが、最早プーチンロシアには無理でしょう?武力で奪われた物は、武力で取り戻すしかない。竹島はそれが可能でしょうが、北方4島はそう言う訳には行かない筈です。コメントの中にもしかしたら、明るい打開策もありやの方がおられますが、盲目的に私はそれに乗っからせて貰います。それにしても、G8サミット。ブッシュⅡの温暖化対策歩み寄りとか、北朝鮮拉致議長総括盛り込みとか、安倍政権、侮り難しと感じさせませんか?
J.J.
2007年06月10日 17:30
盗人猛々しいとはまさに特ア三馬か国家+ロシアのことです。戦後のどさくさに紛れ、北方領土を不法占拠した挙句、返すつもりは無いなどと寝言を言う。コレが国連常任理事国の言うことか。

ロシアが北方領土を日本に無条件で返還するまではいかなる経済協力もはじめるべきではない。スズキがこのたびサントぺテルグブルグ進出を決めたようだ。経済界には国益も考えと、政府と協議のうえ、進出の決断をして欲しい。
2007年06月10日 20:06
>アサピー嫌い様
外電の写真を見ると総理は生き生きとした表情。堅実な外交を続ける一方、国内の下らない問題で正念場を迎えるのは苦々しいです。
>平凡な一国民さま
ご指摘の通りと思います。中立条約無視の蛮行を前提すると、不法占拠・占有の表現が正しいですね。それにしても最近のきは妙です。
>malleusさま
返すメリットの無さは重要です。冷戦後に防衛面での大きな転換はありましたが、激動する材料に欠くのが現状でしょうか。
>名無しの経営者さま
水産物の価値が高まっているのは嫌な要因ですね。大手商社が樺太・4島に絡んでいますが、その辺りの利権構造もありそうです。
>神谷晃良さま
プーチンを見下ろす首相は写真は貴重ですね。外交面では着実に得点を挙げていますが、選挙には効果なしなのが残念な所です。
>J.J.さま
台湾以外の周辺国が全てダメなのが我が国の不幸です。日本経済界のロシア進出は遅過ぎで、しっぺ返しを喰らう予感がしています。
J.J.
2007年06月11日 08:01
アネモネさん

遅すぎではなく早すぎではありませんか?
民主主義が確立されておらず、資本主義体制ではありません。シナと同じ政府の意向次第です。技術を奪われ身包みはがされて放り出される可能性大と思います。環境がまだ整っていないと私は思います。
憂国士団
2007年06月11日 12:37
露助は中国、朝鮮に勝るとも劣らない、信用の置けない国である。
自国の利益のためなら裏切り、略奪を辞さない。
中国同様、このような国に限って国民は割合善良で、独裁者に搾取され続けて諦めに似た考え方を持っているのではないだろうか?

粛清という名目で自国民の大量虐殺を行ったスターリン(彼は実際にはグルジア人だったそうだが)と、それを見習った毛沢東。

或る意味彼等はそうやって地球上の人口の調節を図った、自然の調機構の実行因子なのかも知れない。

しかし、彼等の溜め込んだその陰性の圧力は海を越えて全世界に拡散しようとしている。
それを真剣に阻止しようと考えなければならない時代が、既にやって来ている。
ナポレオン・ソロ
2007年06月12日 17:19
 ロシアこそ日本が最も気を付けなければならない相手でしょう、真正の敵と云っても良い。

 彼の国が、親日で有った事など一度もないのです、彼等の流儀は、ヒタスラの腕力主義でしょう、反抗力が弱いと見做せば即座に発砲する、有無を云わさない強引さが特徴で、彼等に懸かれば弱小国の人権は「鴻毛より軽し」で有ることは、歴史が証明しています。

 ロシアも未だ健全な民主主義を経験していない国です、民主主義にとって力のない少数意見に耳を傾ける姿勢こそ大切である、と言う主張は「問題を複雑にするだけで、愚かなことである」と言うのが常識のようです。

 沖縄や奄美、そして小笠原は、占領していた相手が米国だったから還ってきた領土です。
ナポレオン・ソロ
2007年06月12日 17:20
 元々火事場泥棒の如き侵略で領土を手に入れたロシアに、紳士的な話は通じないのは当たり前です、北方四島どころか、日本守備軍が素直に武装解除に応じていれば、北海道はソ連の領土になっていたのですから、相手は強盗並の良心しか持ち合わせて居ないと考えるべきです、交渉するつもりならそれなりの実力を示さねば端から相手にされないでしょう、逆に、力を示せば、それなりに対応してくると言うことですが。


 金はナンの解決法にも成りません、唯毟られる隙を相手に示しただけです、この辺は、特アの連中と同じ穴の狢です、唯、俄成金だから、日本製の電化製品とか、電子機器とかは欲しがっているだろう、それに高級車も。

 ソウでなくとも、軍生技術を民生技術に移行させて、国内産業を先進国並にしたいのは正直な願いだと思う、ナンでも親切にしてやれば感謝されると思ったら大間違い、元を糺せば農奴とツアーリ(皇帝)の国、国家が敵であるとの認識はなかなか民衆の心から消えないだろう、為政者と国民の乖離の常在、そこがロシアの病の中枢だろう。
ナポレオン・ソロ
2007年06月12日 17:25
 民間ベースの友好を深める事は大事でしょうが、中央政府は未だ全体主義に近い、国家の長足るモノが「スパイを毒殺」したり、自分を攻撃する女性ジャーナリストを「殺害」したりしたと嫌疑を掛けられても平気の平左なのは、怖いことです。

 彼は元々KGBの出身ですから、スパイはいわば身内です、彼の国の暗部を知り尽くした彼だからこそ、ツキもあるでしょうが、此処まで国を切り盛りして来られたのでしょう、しかし、やり方を看ているとカナリ荒っぽい、人を危険に曝す事に躊躇いが薄い様に感じる、この国の政府と本気で交渉したり、付き合うには相当の覚悟が要ると思う。

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