“国会裁判”の穢れた法廷…朝日新聞の破り捨て方

売国奴が安倍首相を総攻撃した国会論戦の第1Rが閉幕した。さながら総理を被告とする人民裁判の様相だった。果たして国民の多くが菅直人や田中眞紀子に声援を送ったのだろうか?サヨクが奉じる「歴史認識」に埋め込まれた地雷を探る。
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9月8日のエントリで安倍首相は何度となく踏み絵を差し出されることになる…と書いた。第1Rが終わった時点で少々検証してみよう。

いもうとサイトである『憂国のシャングリラ』では代表質問直前に「菅直人vs安倍首相」を想定した答弁模範例も記してみた。振り返ると幼稚だが、責任を取ろう。
末尾にURLを記す。

今後も老害サヨク陣営との決戦が続くことを想定し、連中の戦法も軽く分析する。

【安倍首相の反撃はベタ記事扱い】

安倍首相が「村山妄言談話」や「河野媚中談話」を受け入れたと大喜びするのは、『朝日新聞』や社民党だけで結構だ。
6日になって安倍首相は『朝日新聞』のハシャギぶりに冷や水を浴びせている。

6日午前の閣議で決定した答弁書の内容はこうだ。

1)“戦争責任”の所在に関して

「政府として具体的に断定することは適当ではない」

2)先の戦争を“侵略戦争”と認めるか

「侵略の定義に確立されたものはなく、専門家等により議論されるべきものだ」

情報ソースはMSN毎日インタラクティブの6日付記事。文字は小さいがキャプ画像を貼付けておく。
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http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2006/10/06/20061006dde007010028000c.html
残念だが、この閣議決定された答弁書を軽視して売国派は「安倍首相変節」「持論曲げた」と大声をあげて、既成事実を強調していくだろう。これを足がかりに更なる追及にも励む。

一方、安倍首相が、極東人民裁判や“A級戦犯”を認めたに等しいと拡声する売国奴には、6日の予算委での安倍発言を差し上げよう。

3)極東人民裁判について

「受け入れなければ独立できなかった。独立するためにあえてのんだ」

4)甲種英霊(いわゆるA級戦犯)について

「(A級戦犯の遺族は)遺族援護法などの給付の対象になっているし、いわゆるA級戦犯の重光葵元外相は勲1等を受けている。国内法的に戦争犯罪人ではない」

5)河野媚中妄言について

「今に至っても(強引に連行するなど)狭義の強制性については事実を裏付けるものは出てきていない」

狭義の強制性とは難しい言葉だが、重要だ。後述する。

【踏み絵がゾロゾロ出てきました】

筆者は村山妄言談話の核心は「侵略戦争」であり更には「侵略」の二文字にある、と力説した。

ところが、もうひとつ重要なキーワードが隠されていたことを『朝日新聞』と代々木(日本共産党)が教えてくれた。

「国策を誤り」

この五文字が重要だとは気が付かなかった。

4日付「しんぶん赤旗」で志位和夫が
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「村山談話についても「『国策の誤り』という一番の重要な核心部分を認めると言わなかったことは、非常に重大だ」

と激怒しているのを知り、なるほど…と感心した。
さらに翌日、5日付『朝日新聞』も「国策を誤り」について安倍答弁が明確ではないと非難していた。

意味不明の言いがかり…いや、そうではない。

「国策を誤り」は“戦争指導者”と“戦犯”に関連する特殊サヨク用語のようだ。

「国策」=とはつまり大日本帝国の政治指導者の下した方針。

「誤り」=とは“間違った戦争”を引き起こしたとの認定。

この二つを繋げると戦争責任=戦犯を認める文脈が完成するのだろう。
単純なようだが、仕掛けにはまだ先がある。

恐らく…
「国策の誤り」を認めたのならなぜ“戦犯”を認めないのか?矛盾があるではないか!国策を誤ったのなら、その責任も生じるハズだ!
…と来るのではないか。

寝ぼけたサヨクの頭の中を覗くのは筆者には少し無理だ。違うかも知れないが、今後のため反論を考えておこう。

さて、もうひとつの歴史的な妄言である「河野媚中談話」だが、さすがに安倍首相も河野衆院議長を背(2m至近!)にして談話発表にまつわる謎を盾に突っ張る訳にはいかなかった。
(その時の河野の顔が見たかった)

続く予算委で「広義」と「狭義」の“強制性”について指摘した意味は大きい。

慰安婦捏造神話の大きな問題性は、こども達の教科書に「とつぜん兵隊が来て泣く娘を無理やり連れて行った」というフィクションを歴史的な真実として取り上げた部分にある。

これは全くの捏造ストーリーなのだが、重要だ。これが狭義の強制性である。

辻元を始め北朝鮮から裏献金を受けている連中が拉致被害者について暴言を語っていたことは皆さんご承知だと思う。「フェアじゃない」発言だ。

連中の理屈では「横田めぐみさん拉致」が上記の「連れて行かれた娘さん」とセットになっていたのだ。
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「暴力的な略奪」という点で共通させ、例えめぐみさんが下校途中に北の工作員に拉致されても、それが相殺されるものと信じているのだ。

カルト以上に狂った論理が社民党の中では成立している。しかも本気らしい。

【政府談話はサヨクの大収穫】

閣議決定された政府談話を翻すには時間がかかる。
特に「村山妄言」は観念的な表現が多いので反証材料を挙げて反転させるのは至難の技だ。実に無念である。

サヨク陣営は実に50年の歳月をかけて村山妄言を手に入れたのだ。宝物である。連中の悲願が結実したものだろう。

実に50年!
半世紀に及ぶ闘争で獲得したのだ。

ここに連中の異常さと思想信条の揺るぎなさを発見する。50年前にこの戦いを始めた者の大半は他界していることだろう。
それでも耐えに耐えて50年…売国総理の登場を待って宝物を手中に納めだのだ。

その宝物が表も中も腐食してようと関係ない。
そうやって連中が入手したものを粉砕するまでには尚、時間が必要だろう。
新政権が一夜で覆すのは困難だ。

「真の日本」を目指す者は、今後も続く長い長い戦いを覚悟しなければならない。

余談だが、妄言談話にある「アジアの国々」という部分も決定的な誤りだ。国としては中華民国一国が関係してるに過ぎない。開戦50年の節目の年にマレーシア北部コタバルのマレー系住民が「日本兵さん有り難う」の記念祝賀行事を計画して華僑と揉めた事実を、ドサクサに挙げておこう。
この手の材料はまだまだ秘蔵してるぞ。

さて、以前にも述べたが、村山妄言談話は文責者の富市が何故かあっさり引退し、関係した政党のうち2党が消滅している異常事態で、談話だけがご神体のように祭り上げられているのだ。

これは自民党が解党するか、完全に下野するまで引き継がれる可能性もある。悲劇的な刺だ。

「河野妄言」もアリバイを明かすのが困難だ。なにしろ、存在しない資料に基づく捏造ストーリーだ。「なかった事を証明する資料」の獲得は裁判でも一番難しいとされるものだ。

ただ、大逆転の秘策がある。

河野洋平と中共幹部との黒い主従関係が暴かれれば、談話は即アウトになる。ついでに村山富市も吹き飛ぶ。

妄言が妄言になる日だ。

筆者は92年前後に中共&金親子と日本の中枢部のあいだに、ただならぬ陰謀めいた関係が生じたと考えている。今上陛下が北京を訪問され、江沢民と対面させられたのも、そうした策謀の一環だ。後のオウムや創価学会、朝鮮総連にも関連するものだろう。

「日本の闇」に直結した何かだ…

【反日新聞の嫌な常套手段】

前に「筑紫妄論」の視聴者が年間で述べ12億人以上と書いたが、新聞の影響力も絶大だ。

朝日新聞が公称800万部、讀賣新聞は同1,000万部。
新聞を隅まで熟読する人は少ないが、新聞社もそれを承知だ。
作戦は創刊から100年の間に、練りに練り込んである。

1面に「シロ抜き見出し」が派手に踊っていたら、大抵の読者は目にするだろう。それと似た戦法で、新聞社は記事の「見出し」に巧妙なワナを仕掛けてくる。

例えば、あの不快極まりない日経の不敬“スクープ”である富田メモの場合…「昭和天皇 合祀に不快感」とあった。しかし、記事を読むと昭和天皇が直接、不快感を表されたとはどこにも書いていない。

多くの識者も同様に指摘しているが、そこに日経の作為があったのだ。売国派は「昭和天皇も不快感」などと口走り、記事タイトルが独り歩きしてしまった。
まこと不敬である。

新聞には「見出し読者」という記事内容を余り読まない読者が多い。そこを新聞言論人は巧みに突いて来るのだ。
同様に売国派は今回も「安倍 談話 踏襲」の六文字をことさら強調・活用し、既成事実の積み上げと、イメージ作りに躍起になっている。

細かい答弁のニュアンスは実際に答弁の模様を見たり、全文を活字で読まなければ、分からない部分もある。
特に菅直人との予算委での論戦などは、実際に映像を見た人と見出しだけで判断した人とでは、だいぶ印象が違ってくるだろう。
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本当に菅は卑劣で、安倍首相は、なんだか1時間にわたって延々と陵辱される女性みたいに痛々しかった。しかし、見出しだけを眺める読者は、そうは思わないだろう。「安倍 談話 踏襲」の六文字を頭にインプットさせて終わりだ。

産経の阿比留記者は翌日(6日)に安倍首相vs菅直人の論戦(歴史問題パート)を全文テキスト化してブログに記載した。恐らく「表層だけでは分かりませんから」という意味が込められていたのだろう。

【熾烈なラウンドまだ続く】

売国派言論人や『朝日新聞』の若宮啓文らが、これで黙っているハズがない。連中は決してバカではないのだ。
特にずる賢さでは天下一品。
しかも戦後の世論を自分たちが支えてきたと勝手に自負している輩だ。一丸となって総攻撃を仕掛けて来るに違いない。

特に要注意なのは一昔前のナベツネのような超エリート論説委員だ。彼らは「総理大臣は自分たちで決める」と本気で考えている。

最近では森元首相のケースがある。小渕首相の急逝後にマスコミ幹部たちが「次は森さんしかいないなあ」と連呼し、野中らの談合で森総理が誕生した。
発足後、暫くして支持率が低いと見るや「密室で生まれた総理」と批判していたのだから、性根が腐っているとしか言いようがない。

しかし、それほど実力があり、政府の動きにも影響力を与える地位を保っているのだ。
現在、安倍政権は大新聞社の幹部連中を敵に回している。これに勝った政治家は唯の一人も居ないのではないか?

ダラダラ悪口を言ってしまった…

安倍政権は久々の本格保守政権だ。

思想的に汚染されたわが国では本来、誕生するはずがなかった政権だ。それゆえ、政権を支える基盤はもろく、余りにも敵が多いが、一方で先の国会論戦で見られたように今後、売国系メディアや反日政治家の暗黒性を炙り出していくだろう。

今は小さな変革かも知れないが、その微細な変化を将来につなげ、何十年とかかっても良いから「真の日本」が列島に甦ることを期待する。

三島由紀夫は「政治家は誰しも権力を持ったら、中道を歩む」と断言している。極左を斬ると同時に極右も切り捨てられるのだ。何しろ全国民を相手にしているのだから…

「ただし」と三島は言う。
「恋闕(れんけつ)の情が大切なのだ」…と。

「恋闕」は三島文学と氏の人生を繋ぐ最大のキーワードで、簡単に言うと「片思い」だ。2・26将校と自分を重ね合わせて表現している。

2・26の青年将校は天皇のために蹶起し、そして逆臣の汚名を着せられて処刑台の露と消えた。それでも銃口を前にして宮城遥拝をし、天皇陛下万歳を三唱したのだ。正に永遠の片思いである。

「国家を根本から変える」という強い意志は、それ程の決意がなければ果たせない…と三島は言いたかったのだろう。

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復活を果たした「博士の独り言」に再び攻撃の気配があるようです。非常に心配です。
皆さんご承知だと思いますが、ただ今、2つのブログが開店しています。iza版には身辺雑記が登場するなど新展開もあります。

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【前述したURL】
『憂国のシャングリラ』9/30
【戦ふ安倍首相】歴史認識にはこう答えよ~論戦模範回答例~
http://indora.iza.ne.jp/blog/entry/48277/

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この記事へのコメント

萩市民
2006年10月08日 05:20
何度もうんうんと頷いてしまう様な、極めて優れた名文でした。マスコミもこれぐらいの社説を書いてくれればいいのですが・・・まぁ無理でしょう。
安倍さんには本当に期待しています。必ずや日本の暗雲を取り除いてくれるだろうと同じ長州人として、国を愛する一人の日本人として応援しています。
アネモネ
2006年10月08日 20:03
>荻市民さま
コメント有り難うございます。拙い雑文ですが、まことに励みとなります。維新の思想的なバックボーンを築いたのは長州人でした。
安倍政権はまだ茨の道を歩かせられますが、様々なところに変革への種を蒔いてくれると予感しています。

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