ノーベル平和賞は“ウイグルの母”を護れるか?

米国内で中共のテロリストに暗殺されかけた“ウイグルの母”ことラビア・カディール女史が、昨年に続き、今年度もノーベル平和賞の最有力候補にあがっている。
画像

********************
(宮崎正弘さんのメルマガ9/12より)
VOA(ボイスオブアメリカ)は、スエーデン・アカデミーの有力議員アンネリー
・エノクソンが次期平和賞候補に新彊ウィグル自治区の女性指導者の名を挙げたとして、
大きく報じた。
********************
宮崎氏の一報は、アメリカの『多維新聞網』経由の情報だ。

また、ネット上で東トルキスタン情報を発信し続けている「真Silkroad?」では、北京発ロイター電をもとに、ノミネートに関する記事の抄訳が紹介されている。
http://kok2.no-blog.jp/tengri/2006/09/2006_0beb.html

このまま、順調にラビア女史の受賞が決まれば、中共は悲鳴を上げることになる。そして、ラビア女史はやっと中共の汚れた手から逃れことが出来る。

【新聞郵送で拘束…米で暗殺未遂】

ラビア女史は、中共の人権弾圧と連続核実験で苦しむ東トルキスタン(植民地支配継続中)で、小商いから流通事業に乗り出して大成功。女性の起業支援など社会奉仕活動が認められて、政治協商会議の委員になるが、中共政府は女史のカリスマ性を危険視し、夫は米国への亡命を余儀なくされる。

99年、政治犯の名前が記載された新聞の切り抜きを夫に郵送しようとしただけで、「国家安全危害罪」に問われ、なんと8年の懲役刑が下される。
未遂で8年である。
その後、世界各国の人権組織が釈放を要求。ノルウェーのラフト人権賞が獄中のラビア女史に贈られると、中共は非難に耐えられなくなり、釈放を決定。
家族を残したまま米国に身を寄せるが、今年、1月、謎の暴走トラックに襲われ、重傷を負う。

トラックは盗難車で、犯人の素性は分かっていない。

しかし、交通事故を偽装した暗殺方法は、中共テロリストの常套手段でもある。

7月末、支那国内で非合法化された宗教団体「中功」の創始者が亡命先の米・アリゾナ州の高速道路で交通事故を起こし、死亡した。
画像

事故には不審点が多く、関係者は暗殺と見ている。

ラビア女史のケースでは、大型トラックが何度も衝突を繰り返したのだから、その犯行動機は明らかだ。

【ノーベル財団が禍の種を蒔いた…】

昨年、ノーベル平和賞の有力候補としてラビア女史が浮上したことが、今年1月の暗殺未遂につながった節もある。

ノーベル財団は中共の残虐性を甘く見ていた。

去年の中途半端な態度が、女史の身に危険を招いてしまったとも言えないだろうか。

中共は政権誕生のその時から、一貫して自らの既得権益を危うくする者を抹殺してきた。
そして、自らの敵が国際的な評価を得ることを最も恐れている。

かつて民主化闘争のシンボルだった魏京生氏がノーベル平和賞候補と噂された時も、あらゆる手を使って、魏氏の受賞を阻止した経緯がある。

東トルキスタン同様、悲惨な植民地支配が続くチベットの指導者ダライ・ラマ法王猊下のノーベル賞受賞でも中共はなりふり構わぬ妨害工作を実行した。

順当にラビア女史の受賞が決まれば、中共が受ける打撃は計り知れない。

そして、巨大な人権弾圧組織がオリンピックを主催することに疑問を抱く者が幾人かでも増えるだろう。

今年度のノーベル平和賞の発表は日本時間の10月14日だ。
これまで、一度としてラビア女史の活動を報じて来なかった日本のマスコミはどんな反応を示すのだろうか?


【受賞を受けて媚中派マスコミは猛省せよ】

今回のエントリを書くにあたって、ラビア女史のカタカナ表記を調べたのだが、ニュース検索にひとつもヒットしない…本当に1本の記事すらないのか…と絶句した。
全面的に参考にしたのは、「真Silkroad」様及び
「東トルキスタン情報センター」様である。

ネット世界の言論と新聞情報の差がここに歴然とある。
この温度差にこそ、東アジア地域の未来を切り拓く利刃が隠されているように思えるのだが、どうだろうか?

▼チベットには一家言持つものの、その北に広がる東トルキスタンに関しては門外漢である。ただ、宮崎正弘さんの出版物『本当は中国で何がおきているか』(2002年刊行)などには、詳しくウイグルの独立運動が書かれていたこともあって、多少の予備知識は得ていた。

911後、ブッシュが「対テロ戦争」を宣言すると北京のお歴々は色めき立ち、国内テロ分子の掃討に乗り出そうとするのだが、ホワイトハウスはウイグル&チベットの独立派をテロリストとは見なさなかったという。

当たり前である。

この米国の方針に対し、中共はいったん協調した「対テロ戦争」への反発を強め、今に至っている。

巨大マスコミが、ブッシュの暴走に釘を刺すのはもっともだが、東トルキスタンを巡って今起きている壮大な悲劇を一行も報じないで、世界情勢を論じるなど噴飯ものだ。

これ↓が支那大陸の実相である
画像

(画像拝借致しました!)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 5

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

あのう・・
2006年09月13日 14:42
ラビアに関しては、相当前に雑誌「諸君」が報道してますけど
アネモネ
2006年09月13日 17:59
『諸君』5月号ですね。さすがです。
外国人の名前は報道各社とも共同通信の表記を基本にしています。ラビア女史の表記の混乱は、まだ共同配信が1本もないからでしょう。
オサマとウサマの表記不統一もNHKの先行報道が原因だったようです。
kok(真Silkroad?)
2006年09月13日 22:04
管理人様。はじめまして。 リンク,TBありがとうございます。大変参考になり、またデザインも秀逸でブログで早速ブックマークさせていただきます。オーストラリアのブックメーカーによればラビヤさんの受賞オッズは10倍で3位で、ユドヨノインドネシア大統領らに続いているということです。注目されるのは中国が去年と違いマジで反応してきたことです。12日に外交部報道官の秦剛は彼女を「テロリスト」と誹謗してきました。おっしゃるようにあらゆる工作を仕掛けてくるかもしれません。
尚、共同通信はウイグル語を無視したピンイン表記のローマ字読みたる「レビヤ・カディール」と表していました。(一度報道しただけマシですが。)
私も御説のとおり、日本マスコミは猛省するべきだと思っております。
ありがとうございました。
アネモネ
2006年09月14日 01:48
>kokさま
ラビア女史に関する貴重な情報、大へん参考になりました。
誠に有り難うございます。
ノーベル財団には北京の圧力をはねつけて、英断を下してもらいたいと思います。
「真Silkroad」はレアな一次情報ばかりで、驚いています。
北京が「民族自決の原則」を受け入れて現中国が適正規模に戻ることを願ってやみません。

この記事へのトラックバック

  • louis vuitton outlet

    Excerpt: ノーベル平和賞は“ウイグルの母”を護れるか? 東アジア黙示録  /ウェブリブログ,???? ????? ??????????? ????????????? ??????? ???????? ?????.. Weblog: louis vuitton outlet racked: 2013-11-09 22:24