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zoom RSS 南鮮が拝跪する“生野血統”…究極コウモリ外交の袋小路

<<   作成日時 : 2018/02/12 20:54  

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講談から生まれた「白頭山血統」の民族捏造史。正恩・与正は実母が鶴橋の小学校で学んだ“生野血統”だ。在日末裔に跪く哀れな文在寅…北のお株を奪う南の瀬戸際外交が始まった。
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奇しくも同じ2月中旬。南鮮に亡命した男が、北朝鮮工作員に頭を撃ち抜かれた。ただの脱北者ではない。暗殺された男の名は李韓永(イ・ハニョン)。北の赤いロイヤルファミリーの1員だった。

李韓永は、金正日の前妻・成尢ヤの実姉の息子で、1982年に留学先のスイスから南鮮に亡命。顔と名前を変え、秘密裏に暮らしていたが、暴露本の出版に金正日が激昂、見せしめで殺された。
▽’97年に暗殺された李韓永(聯合)
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この事件から丸20年となる昨年2月、今度は成尢ヤの息子が殺される。マレーシア国際空港で起きた金正男毒殺だ。北朝鮮工作員による海外での暗殺実行である。

金日成の血を継ぐ直系ロイヤルファミリーの粛清。世界のメディアは「兄弟殺し」に驚愕したが、重要なのは、金正恩が凶暴で無慈悲なテロ国家として堂々と名乗りを上げたことだ。
▽空港内診療所で倒れる金正男'17年2月13日(地元紙)
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この暗殺劇が東アジアに動乱の兆しを呼び込んだ。米国は金正恩政権との対決姿勢を鮮明にする一方、我が国では親北議員と朝鮮労働党系メディアが森友騒動を捻り出して“北の暴走隠し”に躍起となった。

「南朝鮮当局が今回の事件を予見しており、その台本まで書き上げていたことを明白に示す」

朝鮮労働党の宣伝機関は、北公民(金正男)の殺害は謀略と主張し、南鮮スパイ要員による犯行説を唱えた。KAL機爆破未遂やラングーン事件と全く同じ初期対応で、芸がない。



「真の暗殺実行犯」と指名された南鮮政府だが、事件から丸1年を迎え、すっかり忘れ去っているかのようだ。延坪島砲擊も哨戒鑑「天安」撃沈も、忘却の彼方にある。

恐るべき未来志向の外交。捏造慰安婦に徴用工、果ては関東大震災にまで遡る我が国への粘着姿勢とは違い過ぎる。何をどこまで忘れたら、北朝鮮からの訪問団を笑顔で熱烈歓迎できるのか…

【開会式の媚態に世界も凍り付く】

「寒い中、お疲れさまでした」

冬季五輪開会式の翌日、文在寅は青瓦台に招いた金与正に対し、そう労いの言葉を掛けた。平身低頭、卑屈にして粗野。南北朝鮮の関係を象徴するひとコマだった。

金正恩の実妹・与正と文在寅のランデブーは3日間続いた。南鮮滞在の最終日となる2月11日は、北管弦楽団のソウル特別公演を一緒に観覧。別れを惜しんだ。
▽公演会場の金与正と文在寅ら2月11日(共同)
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「文大統領が統一の新たな幕を開く主役になり、後世に残る足跡を刻まれるよう願っています」

金与正は対面するたびにヨイショを連発し、受ける文在寅も満更ではない様子…朝鮮労働党伝統の恫喝・微笑みカットバック外交術だが、南鮮側は見事に取り込まれている感じである。

訪問団の筆頭は、形式的にせよ国家元首格の金永南だが、誰が見てもお嬢に付き従う執事セバスチャン状態。開会式場でフリーズする姿は涙を誘う。
▽握手シーン眺める金永南:左2月9日(ロイター)
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「私は特使です。私の言葉が金正恩委員長の意思です」

青瓦台の歓迎会で金与正は自らが特使あると表明。金正恩からの親書を手渡し、早期の訪朝を呼びかけた。文在寅の目の前に南北首脳会談という犬用エサがばら撒かれたのだ。
▽親書手渡しに感激する文在寅2月10日(AFP)
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平壌政権からの逆サージカル・ストライクが決まった瞬間。前のめりの南鮮犬がエサの誘惑に抗える道理はない。文在寅のスタンドプレー開始は不可逆で、後戻りは有り得ない。

【非道人権蹂躙の主犯・金与正】

金正日の4女・与正は長らく謎の人物とされてきたが、父親の葬儀の際、党宣伝機関が一般公開に踏み切る。金正恩の背後で涙ぐむ親族の1人。それが7年前の金与正だった。
▽金正日葬儀の正恩・与正兄妹’11年(朝鮮中央TV)
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それ以前にもロイヤルファミリー関連の写真に映り込むことはあったが、あくまでも例外的だ。また最近は、式典の中継映像で見切れるシーンも確認されているが、偶然の産物で放送事故に近い。
▽観閲式で見切れる金与正’17年4月(ロイター)
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だが一転、各国のメディアを掻き集めた昨年4月の平壌プロパガンダ・ショーで表舞台に躍り出る。そして同年10月、党中央政治局員候補に抜擢され、金正恩政権の中枢に入った。

金正日も実妹を党機関の名誉部長に据えて金庫番にしたが、与正は更に強い権力を持ち、粛清人事にも関与していると見られる。恐らく“兄妹政権”という形容は的確だ。
▽式典ステージに登壇した金与正’17年4月(時事)
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米国は早くから金与正の政権中枢入りを見通していた。制裁対象に与正を加えたのは昨年1月。オバマ政権の最後の仕事だ。米財務省外国資産管理室は声明で、こう非難した。

「北朝鮮は深刻な人権侵害を働いているだけなく、厳しい弾圧政策を実施し、非人道的で抑圧的な行為を隠している」

参照:ロイター’17年1月11日『米、金正恩氏の妹らを制裁対象に 人権侵害で』

重大な人権侵害の主犯格。そんな人物を元人権派弁護士の文在寅が、VIPとして待遇した。南北首脳会談というエサの前では、北の人権蹂躙も食糧難もクソ食らえと言わんばかりだ。
▽在寅と与正の青瓦台デート2月10日(ロイター)
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南鮮メディアには一部を除き、米制裁に絡んだ批判を慎み、金与正を平和の使者であるかのように歪曲する。そして、北のプロガンダに見事に溺れた報道も続出する。

【“生野血統”に跪く南の首領】

「故金日成主席の直系を意味する『白頭血統』の一員が韓国を訪れるのは初めて」(聯合ニュース)

1年前の金正男暗殺では殆どNG扱いだった「白頭山の血統」という北製プロパガンダ用語。それを金与正訪南に際して、メディアが一斉に使い始めた。
▽SP軍団引き連れて訪南した金与正2月9日(AP)
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この用語は、金日成が白頭山を根城にする抗日パルチザンの指導者だったとする設定に由来する。金正恩が後継の正統性を宣伝する中で好んで用いたが、朝鮮民族による歴史捏造の中でも取り分け恥ずかしい。

新月の夜、狼の遠吠えと共に現れる義賊…金日成伝説は満州一帯で広まった鞍馬天狗に近い講談だが、戦後に出現した金日成は全くの別人。白頭山ではなく、ソ連軍の特務機関で培養された朝鮮人の1人だ。
▽息子のユーラ抱く金成柱(撮影日不詳)
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金日成こと本名・金成柱は、ゲリラ戦の訓練を受けたとされるが、普通に妻を持ち、息子ユーラを授かった。これが後の金正日で、ハバロフスク生まれともウラジオ近郊生まれとも指摘される。

まだ現在の北朝鮮に近いだけましだ。正恩&与正の実母である高英姫(コ・ヨンヒ)は、大阪市生野区の生まれだ。帰国事業で新潟を発つまで通っていたのは、市立北鶴橋小学校と判明している。
▽生野区にある正恩・与正の実母の学び舎(Wiki)
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「白頭山の血統」など聞いて呆れる。正恩・与正は、紛れもない“生野血統”だ。朝鮮学校ではなく、日本人の児童と一緒に学んだ実母は、不自由なく日本語を話せた。

ちなみに元大統領・李昭博は、生野区の隣の平野区出身である。輩出した総理が過去2人の大阪だが、一時期、南北朝鮮の首領を大阪所縁の人物が独占していたのだ。誇って良いのやら…
▽晩餐会に現れた平野区生まれの男2月9日(中央日報)
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金正男の実母・成尢ヤは両班の家柄で共産国家では敵性階級にカテゴライズされる。それでもソウル出身の生粋の朝鮮人。旧ソ連の極東地域でも、生野区でもない。

「白頭血統」を殊更に強調する3代目。正恩・与正兄妹は、実母の出自を知り、偽りの歴史で染め上げようと躍起なのだ。ただし独裁兄妹の出身成分は、北の対日政策や半島情勢とは1ミリも関係がない。
▽生野血統の正恩・与正兄妹’15年(KCNA)
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大胆不敵な今回の五輪政治利用で、南を取り込むという金正恩の計略は明白になった。そこで今後の焦点は、南鮮の動きに移ったのだ。

【瀬戸際外交も「南北合同」】

「副大統領は北朝鮮との接触を回避したのではなく、無視した」

トランプ政権の高官は、そう説明する。米のペンス副大統領は2月9日の晩餐会に10分以上も遅れて到着。テーブルには着かず、わずか5分で会場を去った。

北関係者との鉢合わせすることがないよう求めていたにも拘らず、会場には主賓テーブルには金永南が座ってた。トランプ大統領歓迎会の時の洋公主乱入と同じ騙し討ちだ。
▽開会式に出席したペンス副大統領2月9日(AP)
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米の一部メディアは、副大統領は席次を把握していたと伝える。乾杯のタイミングを外し、わざと遅刻したようにも見える。なお真相は藪の中だが、メーン行事の遅刻・早退には強い抗議の意味があった。

安倍首相も乾杯を回避した。文在寅との3者会談後、日米は緊急のバイ会談を実施。ペンス副大統領は自分の車に安倍首相を招き入れ、2人揃って晩餐会場に向かった。
▽金永南と接触する安倍首相2月9日(中央日報)
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副大統領が立ち去った後、安倍首相は金永南と挨拶を交わした。2002年の小泉訪朝団を空港で出迎えたのが金永南で、旧知の間柄とも言える。平壌中枢でタフな交渉をリードした経験が安倍首相の強みだ。

昨年末まで文在寅政権は開会式に首脳級を掻き集めるべく、怒涛の外交攻勢を続けた。だが晩餐会前に撮られた記念撮影の面子は寂しく、安倍首相とペンス副大統領の姿もなかった。
▽日米不在のレセプション記念撮影(青瓦台HP)
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記念撮影会の一部参加拒絶など、国際会合では起こり得ない。それでも青瓦台は異常に気付かず、この写真を恥ずかし気もなく公開。既に文在寅の目には北朝鮮しか映っていないのだ。

「北朝鮮が非核化に向けた真摯な意志と具体的な行動を示さない限り、意味のある対話は期待できない」

2月7日に開かれたペンス副大統領との会談後、安倍首相はそう明言した。この言葉は金正恩ではなく、文在
寅に向けらたものだ。日米は南鮮の動きを警戒し、陰に陽に牽制を続けている。
▽共同会見に臨む首相と副大統領2月7日(産経)
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文在寅は金与正訪南の返礼として親書を携えた特使を平壌に派遣する。南北首脳会談の露払い役。それが五輪開催中か閉幕後になるか、タイミングは不明だ。

だが、パラリンピック閉幕後にはキー・リゾルブが開幕し、金正恩はオートマティックに発狂する。特使の平壌入りと合同軍事演習は決して両立しない。
▽平壌で開かれた“五輪前日祭”2月8日(朝鮮中央TV)
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米国か北朝鮮かの二択ではなく、南鮮が自由国家群と組むか独裁政権と組むかの選択。文在寅が抱き付きたいのは金正恩だ。そこでは、UN対北制裁決議とどう折り合いをつけるのか…

究極にして無能な文在寅の瀬戸際外交が始まる。



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参考記事:
□産経新聞2月11日『文在寅大統領“米朝同席”演出が裏目 ペンス氏拒絶、亀裂あらわ』
□産経新聞2月11日『ペンス米副大統領は「北と接触回避ではなく、無視」 トランプ政権、南北対話静観も制裁圧力緩めず』
□CNN2月10日『米副大統領、五輪歓迎行事に遅刻 北朝鮮避ける意図を否定』
□産経新聞2月7日『安倍晋三首相とペンス米副大統領 共同記者発表要旨』
□産経新聞2月10日『文在寅政権利用し包囲網突破狙う 北が首脳級会談で金正恩氏の親書』
□産経新聞H29年10月27日『金与正氏は正恩氏のアクセルかブレーキか 北の“兄妹政権”が始まった』
□ロイター’17年10月10日『北朝鮮の「プリンセス」、与正氏が党中枢入りの意味』
□ロイター’17年12月5日『焦点:北朝鮮の金正恩氏、「狂気」の裏に潜むしたたかな計算』
□中央日報2月8日『平昌に来る金与正氏は誰?…平壌権力の実力者中実力者』
□産経新聞2月11日『文在寅氏を「統一の主役に」とリップサービス 金正恩氏の妹の振る舞いは…』
□聯合ニュース2月10日『文大統領「寒い中お疲れさま」 正恩氏妹「お気遣いのおかげで大丈夫」』

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安倍首相は昨日の衆議院予算委員会で、先日の訪韓で「(南北の朝鮮責任者に)日本側の考えを伝えた」と述べ、成果があったとした。またそれを評価する人もいるようである。しかしどう考えても、南のムンや北のキム・ヨンナム如きに対して日本側の要求を伝えるのならば、二階幹事長クラスでよかった筈である。日本の首相自らが訪韓し説明すること自体、「格落ち」もいいところではなかったろうか?もしかしたら「我が国としては最善を尽くした」云々という一種のアリバイ作りも兼ねていたのかも知れないが、そんな考えは自己満足のご都合主... ...続きを見る
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永遠に昨日
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