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北朝鮮の捕囚となった2人の女性記者。平壌が目論むのはゴア元副大統領の訪朝だ。しかし同時に「生き地獄で12年」という非情判決に米国で反北世論が沸騰する可能性もある。 判決は12年の労働教化刑だった… 北朝鮮が拘束している米国のアジア系記者2人に対し、北朝鮮の中央裁判所が有罪判決を下した、と朝鮮メディアが報じた。罪状は「不法国境出入罪」と「朝鮮民族敵対罪」だという。 朝鮮民族敵対罪? 北朝鮮と言う国家の異常性を再認識させる罪状だ。共同通信の調べによると、それは北朝鮮の刑法第2節「反民族犯罪」の69条で既定され、以下に該当するケースで適用されるという。 「他国人が、朝鮮民族を敵対視する目的で海外に在留する朝鮮人の人身や財産を侵害したり、民族的不和を生じさせた」 参照:ウェブ東奥(共同)『朝鮮民族敵対罪』 法律の専門家どころか、法学部の1年生が聞いても笑い飛ばすレベル…。しかし、我が国では多くの弁護士がこんな無法国家を支持している。 特に、こうした法律を持つ北朝鮮を絶賛する土屋公献などは、日弁連の会長にまで登り詰めた。法曹界の面妖ぶりを示す好例である。わが国で“日本民族敵対罪”を立法化したら、発狂するのは確実だ。 ▼元日弁連会長・土屋公献(平成19年5月) もっとも北朝鮮は法治国家ではなく、非合法マフィア国家なのだから、初めから司法の問題ではない。裁判も罪状も、すべて建て前。基本は罪の有無に関わらず、国家保衛部(秘密警察)による処刑である。 労働教化刑が決まれば、2人の記者は炭鉱などに送り込まれる。しかし実際の待遇は、解放後の批判を恐れ、これまで同様に“快適”なものだろう。 2人の拘束劇は、初めから奇妙なストーリーに彩られている。 【なぜ河岸に降りる必要があったのか?】 北朝鮮に拘束されている韓国系のユナ・リー記者とシナ系のローラ・リン記者は、3月17日の未明から、中朝国境の豆満江附近で取材を進めていた模様だ。 ▼ユナ・リー記者とローラ・リン記者(AFP) 豆満江のシナ側は吉林省延辺朝鮮族自治州で、2人は図們(トモン)市をベースに、韓国の脱北者支援組織(トゥリハナ宣教会)の協力を受けながら、取材活動を行なっていたという。 日本メディアの取材クルーも多く入っているエリアで、危険性は非常に高いが、取材スタンスに問題はないと考えられる。豆満江エリアでの取材は、むしろ脱北者や支援NGO者狩りを行なっている中共当局の方が危険だ。 ▼図們市から近い豆満江 2人の記者は、凍結した川の上を移動しながら周囲を撮影していたという。2記者の他、現地朝鮮族ガイドと米国人男性プロデューサーの計4人態勢だったが、米国人男性は逃げ延びて北警備兵による拘束を免れた。 いくら薄暗い早朝の時間帯でも、4人の集団行動は目立ち過ぎる。中朝両サイドの国境警備兵からストレスを受ける状況だ。そうしたリスクの中、なぜ河岸から凍結した川に降り立つ必要性があったのか… ▼豆満江の河岸から北朝鮮を撮影する人々 一点突破の果敢な取材であれば、取材陣全員がビデオカメラをオンの状態にしていたはずである。しかし、逃げ延びた取材クルーの男性は映像の公開はもとより、拘束劇の一部始終の状況を知りながら、その後、沈黙している。 何か「不都合な真実」でもあったのか? 【整い過ぎた拘束・解放のストーリー】 拘束されたアジア系の記者2人は、脱北者の子供の暮らしや、売春を余儀なくされる脱北女性の悲劇を取材していたという。大きなリスクを伴う取材活動を続けていたことに敬意を表したい。 そうした危険な取材活動を行っているのは殆どが一匹狼的なビデオ・ジャーナリストなのだが、2人の記者は米国の「カレントTV」に所属していた。簡単に切り捨てられる嘱託記者ではなかったのだ。 後に大きく報道されたように「カレントTV」はアル・ゴア元副大統領が共同創始者として名を連ねている。ゴア元副大統領は、2007年度のノーベル平和賞受賞者だ。 ▼アル・ゴア元副大統領3月(AFP) 計画的との指摘や陰謀論には与しないが、「物語」としては、あまりにも完璧。現在のアル・ゴアの国際的なポジションは抜群である。しかも平壌での裁判のタイミングまで“絶妙”である。 「記者の拘束は、ほかの問題とリンクさせるものではない。北朝鮮側もそうしないことを望む」 ホワイトハウスのギブス報道官は6月8日、そう発言したが、元CSIS上席研究員で現アジア財団の朝鮮問題専門家スコット・スナイダー氏は、こう指摘している。 「おそらく北朝鮮が考えているのは、国連安保理の制裁を軽減する手段として、2人の記者とその釈放を利用することだろう」 ▼9日ソウルで開かれた集会(ロイター) 再核実験をめぐる安保理の最終調整がつづく中、ロイター通信によれば、実際にオバマ政権は、水面下での作業を継続。ゴア元副大統領か、ニューメキシコ州のビル・リチャードソン知事の派遣を検討している。 早くも2人の大物政治家の名前が取り沙汰されていることに注目だ。 【北朝鮮が望むのはゴア元大統領の訪朝】 リチャードソン知事は、平壌と太いパイプを持つ元下院議員である。90年代に2回、人質解放交渉で訪朝し、成果をあげた。 1回目は、いわゆるボビー・ホール事件。1994年12月17日、DMZを越えた米軍偵察ヘリ=OH58Cが撃墜され、1人が死亡、パイロットのボビー・ホール准尉が拘束される事態になった。 ▼北メディアが撮影したホール准尉 この時、特使として北朝鮮に派遣されたリチャードソン(当時は下院議員)は、事件から約2週間後にホール准尉を解放した。 2回目は、96年8月26日。韓国系米国青年が鴨緑江に飛び込んで北朝鮮に不法入国。酒に酔ったうえで泳いで渡ったとされるが、この時もリチャードソンが北朝鮮に乗り込み、発生から3ヵ月後、解放に漕ぎ付けた。ちなみにこの青年は短銃自殺したという… そんなビル・リチャードソン知事は、早くも盛り上がっている様子で、8日の米NBCの番組では、2記者にスパイ罪が適用されなかったことを評価し、交渉をスタートする準備が整ったと強調している。 ▼リチャードソン知事(昨年3月) 参照:産経MSN6月9日『米人記者労働刑判決、米ニューメキシコ州知事「釈放交渉の環境整う」』 久しぶりに自分の出番が来た…と喜んでいるようにも見える。しかし、ビル・リチャードソンとアル・ゴアでは、国際的な知名度という点で、格が違い過ぎる。 そして北朝鮮が米特使として招き入れたいのは、ゴア元副大統領だ。 北朝鮮は、2人の女性記者の裁判日程や判決公表まで4日もかけたことから、明らかに安保理の動向を睨んで牽制している。核実験あるいは次のミサイル恫喝にリンケージさせているのだ。 判決を下した後は、2記者の“恩赦”をちらつかせて、米国を揺さぶり続けるだろう。北朝鮮は「ゴア特使」に、かつて第1次核クライシスの最終章に登場したジミー・カーター特使の役割を担わせる算段だろう。 ▼94年に訪朝したカーター元大統領 実に狡猾で暗黒な手口だが、北朝鮮は2人の実刑判決で大きな誤りを犯した。 【生き地獄の炭鉱労働に米世論は…】 「ならずもの国家」とされるイランと北朝鮮… 今冬、その2ヵ国でアジア系女性記者の拘束事件が発生した。イランでは2月中旬に日系米国人記者ロクサナ・サベリさんがスパイ容疑で拘束された。北朝鮮による2人の女性記者拘束の前の月の出来事だった。 サベリさんは2003年にイランに入国し、3年間は正式に認可を受けた報道機関で業務していた。そしてスパイ容疑での拘束後、革命裁判所で禁固8年の刑を宣告された。 ▼釈放されたサベリさん5月12日(ロイター) しかし、控訴審では実刑が覆り、執行猶予が付けられて釈放されるに至った。政治的な駆け引きであったにせよ。テロ支援国家=イランには上告が可能な裁判システムが存在したのだ。 一方、非テロ支援国家=北朝鮮で囚われた2人の記者は、平壌中央裁判所という北式の最高裁で裁かれた。判決は一発で有罪確定。そして共産主義特有の労働教化刑である。 おそらく米メディアは、サベリさんのケースと比較して北朝鮮の女性記者拘束の推移を見守りながら、極東の無法国家を直視せざるを得ないだろう。 ▼ワシントンを訪問したサベリさん(ロイター) 金正日による拉致事件自白で日本国内に大きな衝撃が走った頃、日米メディアには温度差があった。米メディアは核問題を大きく取り上げる一方で、拉致事件を含む北朝鮮の非人道ぶりには関心が薄かった… もちろん米国の研究者や心あるジャーナリストは、飢餓問題や脱北者問題について鋭い追及を行なっている。だが、映画『アブダクション』のクリス・シェリダン監督はインタビューに、こう答えていた。 「多くの国会議員、それからのホワイトハウスも知っていますが、それほど多く報道されないため、アメリカ人のほとんどがこの話を知りません」 拉致事件と今回の記者拘束は全く異質で、比較して論じることはあり得ない。問題は、これまで米国において北朝鮮=超無法国家という一般的な認識が低かったことだ。 ▼救出を訴えるローラ・リン記者の姉(AP通信) 核とミサイルは、あくまでも物理的なもので、北朝鮮の危険性とは、前近代的な国家システムが、それらを制御していることにある。 問答無用の一発判決、労働教化刑、炭鉱で重労働を強いられる女性… こうした要素は、多くの米国民の関心を惹き、世論が一気に北朝鮮猛批判に傾く可能性が高い。北朝鮮にとっては取り返しのつかない事態だ。 ▼サンフランシスコでの集会(AP通信) 言論統制国家の為政者は知らないだろうが、世論とは暴走するものである。アル・ゴアを平壌に招き入れる前に、今後の対応次第では米国内で初めて「北朝鮮討つべし」の声が沸騰することにもなりかねない。 〆 最後まで読んで頂き有り難うございます クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発 となります ↓ ***************** 【Side Story】 今回は表題と中身がかなり違います。推論を前提に記述を重ねることを自粛した為です。 ▽2人の女性記者の拘束劇は豆満江ではなく、シナ領内だったとの説があります。そうれあれば、2人が拘束されて1人が逃れたという状況を合理的に説明できます。 ▽昨年摘発された北朝鮮女工作員の元正花は、北朝鮮の保衛部員が脱北者狩り目的で延辺朝鮮族自治州に入り込み、豆満江ホテルをアジトにしていたと自白しています。ただし、これは信憑性に欠ける証言です。 ▼豆満江附近の中共側国境警備兵 ▽仮に、保衛部要員と中共公安がタッグを組んで、記者を拘束したとなれば、カレントTV側や米国は、中共を責める決定的な証拠を手にしたことになり、事実の公表を控えるでしょう。これが「不都合な真実」です。 参考記事: ■ロイター6月9日『焦点:米記者拘束、安保理決議控えた北朝鮮の切り札か』 ■毎日新聞5月11日『北朝鮮:米国人記者拘束は計画的か 秘密警察が国境待機』 ■イザ5月16日『ゴア氏、訪朝も否定せず 米国人記者釈放に全力』 ■朝鮮日報6月9日『米女性記者拘束:過去に抑留された外国人のケース』 |
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民主主義を実践しよう! 主権は国民にあり、代議士に代弁させるのは権利!
政治系のブログを書いている人で、国会議員や候補者に直接要求を伝えてる人たちがどれ位いるだろうか? 政治に興味がない人で、国会議員や候補者に直接要求を伝えている人たちがどれ位いるだろうか? 国会議員や候補者に要求を伝えている人たちはどんな人たちだろうか? 政治を変えるのは「政権交代」などではない! 「国民が政治家を変える」それしか方法はない! 民主党政権になれば、自治労、日教組、朝鮮団体の利権を代弁する政権になる。当たり前のことだ。自治労、日教組、朝鮮団体は国会議員に直接要求を伝え、自分達の意見を... ...続きを見る |
日本に迫る危機・イザ 2009/06/10 08:53 |
2回目のNHKへの「Japan デビュー」質問状とBPO
驚き、怒り、無力感、そして悲しみ 昨夜、戸井田とおるさんの「丸坊主日記」にあるNHKスペシャル「Japan デビュー」2回目質問状送付を見たときの私の気持ちです。 質問状記載の中でNHKのやり方で一番酷い箇所は、 【日本放送協会番組基準】には、「通常知覚できない技法で、潜在意識に働きかける表現はしない」とあるが、「JAPANデビュー」のオープニングタイトル映像(1分30秒)の中に、通常識別・知覚できない映像が隠されています。 まず問題なのは、ヒトラーから白馬に騎乗した軍装の昭和天皇陛下に、... ...続きを見る |
無党派日本人の本音 2009/06/10 15:19 |
維新政党・新風 滋賀県本部からのお知らせ
この度、維新政党・新風 滋賀県本部が7月23日、24日に街宣活動を行うことが決まった。 今回の街宣活動は「流し街宣」といって街宣車が走りながら演説を行うという形式である。 ...続きを見る |
愛国学園 2009/06/10 19:35 |
【マカオ】金正男へのテレ朝インタビュー
昨日 (6/9) のテレ朝「報道ステーション」で北朝鮮の 金正男 氏への単独インタビューが流れていたが、大手メディアによる「側近粛清」や「亡命の可能性」記事に対して筆者が6/5エントリーで書いた“ガセネタ”説に近い感じである。 (※) 天安門、北朝鮮 … 大忙しのマカオ特別行政区 ( http://tafu.iza.ne.jp/blog/entry/1070876 ) 正男氏が語った要旨は、 「政治には興味が無い。後継者は父(金正日)の決める事で、自分はそれに従う。友人は皆、海外にいる。側近が... ...続きを見る |
賭人の独り言 2009/06/10 23:02 |
帰化韓国人がスパイ活動!!
帰化韓国人がスパイ活動を行っていたようです。 産経新聞より転電です。 ...続きを見る |
ネトウヨのブログ 2009/06/11 02:44 |
消えた?「外国人参政権」
民主党や民団の皆さん、外国人参政権を一 言も言わなくなったけど、諦めた? (村田春樹調でいきます) 民主党代表の鳩山さん。貴方はニコニコ動画ではすっかり有名人ですね。4月17日の生番組に出演中、外国人参政権の問題を聞かれて、 「日本列島は日本人だけのものではない」 といったそうじゃあないですか。お陰で大反響、もの凄いアクセスとコメントだったと聞いてますよ。で、鳩山さん、私頭が悪いから教えて欲しいの。じゃあね、 日本列島は一体... ...続きを見る |
花うさぎの「世界は腹黒い」 2009/06/11 07:06 |
イランのグリーン革命「緑の津波」で空前の投票率
||| イランのグリーン革命 第1章 ||| オバマのカイロ演説以降、2週間で急激に盛り上がった民主化のグリーン革命 現役アフマディネジャド大統領と対立候補のムサビ元首相の両陣営が勝利宣言 ...続きを見る |
米流時評 2009/06/13 13:35 |
ワキ黒ずみ,ワキ,黒ずみ,女性,悩み,生理,デリケートゾーン,臭い,おりもの
ワキ黒ずみは女性の悩みです。生理やおりものでワキやデリケートゾーンが臭いや黒ずみでお悩みの貴女に。 ...続きを見る |
ワキ 黒ずみ 2009/08/30 10:50 |
抜毛癖,ワキ,黒ずみ,女性,悩み,生理,デリケートゾーン,臭い,おりもの
抜毛癖は女性の悩みです。生理やおりものでワキやデリケートゾーンが臭いや黒ずみでお悩みの貴女に。 ...続きを見る |
抜毛癖 2009/09/02 09:16 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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アネモネさん おはようございます。 |
花うさぎ 2009/06/10 08:41 |
今回、北朝鮮が拘束するのはアメリカ人でなければならなかったとは思っていましたが、「なぜ河岸に降りる必要があったのか」とか、「拘束された二人はゴアのカレントTVに所属していた」という事実から考えると、私は「陰謀論」に与したくなります。アネモネさんが「計画的との指摘や陰謀論には与しないが」とおっしゃる一方で、「物語としては、あまりにも完璧」と言っておられることでもあるし…。 |
風来坊 2009/06/10 10:07 |
北朝鮮は世界中あちこちで人さらいをしています。 |
009 2009/06/10 15:51 |
【Side Story】でご指摘になったシナ領内での拘束だったと考えるのが正解でしょう。アネモネさんが状況証拠だけでは断定できないとするのは実に良心的です。 |
丸山光三 2009/06/10 19:00 |
>花うさぎ様 |
アネモネ 2009/06/10 21:45 |
核拡散の意向明言=訪朝の日本人研究者に−北高官 |
urara225 2009/06/10 22:52 |
イラクでおきた日本人拉致は韓国人牧師が目撃者、被害者は折り紙付きの左翼活動家で、初めから仕込みだったといわれています。先日こちらに書き込んだ境港の漁船拿捕も仕込みだったと思います。最も仕込みがあからさまだったのは、自ら川を泳いで北朝鮮に渡ったオウム信者です。このオウム信者はいつのまにか勝手に帰ってきて、女優になりたいなんて寝言をほざいてました。 |
urara225 2009/06/10 22:53 |
こんばんは。 |
現役保険営業マン 2009/06/10 22:56 |
アネモネ殿、皆様こんばんは。 |
sdi 2009/06/10 23:39 |
>urara225さま |
アネモネ 2009/06/11 00:25 |
こんばんわ。アネモネさん、流石です。色々考えさせられるエントリです。 |
神谷晃良 2009/06/11 01:54 |
>世論とは暴走するものである。(アネモネ) |
神谷晃良 2009/06/11 02:08 |
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