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zoom RSS 戦慄の北京鬼畜サミット…独裁者の祭典が始まった

<<   作成日時 : 2006/11/04 03:22   >>

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驚愕の事態だ。中共はアフリカ諸国の首脳を北京に招き、大規模なサミットを挙行。それは近い将来、中共がアジアの覇者となる為の確かな布石だ。もうこれ以上、暗黒国家を野放しにしてはならない。
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北京の街は厳しい警備態勢が敷かれる一方、アフリカ諸国の旗が各所に翻っている。盛大な歓迎ぶりだ。

11月3日から北京で「中共・アフリカ協力フォーラム」がスタートした。初日は閣僚級会合、2日目から首脳級会合が開催される。

このフォーラムにはアフリカ48ヵ国から元首・首脳クラスが参加し、中共は“建国”以来、最大規模の国際会議と自画自賛している。VIPとお歴々は総勢3000人を超すと見られる。
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確かに、超巨大な政治イベントだ。我が国でもヨーロッパでもこのクラスの国際会合が開かれたことは寡聞にして知らない。

しかし、サミットの目的は邪悪だ。その詳細は後段に譲って、まず、北京にやって来た独裁者の顔ぶれを眺めよう。

【素晴らしき鬼畜系政治家が集結】

まず大物。スーダンのオマル・アル・バシル大統領。

バシル大統領は軍事クーデターで政権を奪取した人物だ。アフリカではそう珍しくはない。
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2年前に内戦にピリオドを打ったスーダンだが、ダルフール紛争で起きたジェノサイドをめぐって、スーダン政府も「人道に対する罪」が問われている。

非アラブ系住民とアラブ系住民による血で血を洗う虐殺の嵐…1万人以上が民族浄化の掛け声で犠牲になり、約100万人が難民化したと言われる。

AU(アフリカ連合)の監視団が入って沈静化したが、監視団派遣を決めた安保理決議では中共は反対に回っていた。

ジェノサイド根絶よりも石油利権が大切だったのだ。

続いてアンゴラのサントス首相。
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アンゴラも内戦→停戦→内戦の連続で、その間に大量の地雷敷設や兵士による市民虐殺などが相次いだ。現在はやや落ち着き各国のNGOが入って活動しているが、サントスと反政府ゲリラの決着はまだ完全に終わっていない。

この国も潜在的な石油大国と言われ、アフリカではナイジェリアに次ぐ埋蔵量があるとも見られている。

【ジェノサイドを煽動した男】

そして暗黒界のスターも北京に姿を現している。

コンゴ民主共和国(旧ザイール)のイエロディア副大統領(非公認)だ。
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曽慶紅が笑顔で握手する男はジェノサイドを指令した人物である。

ザイールと言えば、アフリカのヒトラーの異名を持つモブツ元大統領(亡命先で死亡)が有名だが、人民革命党のカビラ議長に首都を奪われ、30年以上の独裁に幕を閉じた。

そのカビラも暗殺され、現大統領のカビラは息子。

そして問題のイエロディアは父カビラの腹心だったことから、現政権でも絶大な権力を握っている。

イエロディアはベルギーの裁判所から「人道に対する罪」で逮捕状も出たお尋ね者だ。

ルワンダで起きたツチ族とフツ族の悲惨な抗争はよく知られているが、隣のコンゴ民主共和国の首都キンシャサにもツチ族が暮らしている。

98年にイエロディアは「ツチ族をやっつけろ」という趣旨の演説をしたのだ。それによって監禁、虐殺、略式処刑などが起こったとされる。

ただ、当時は現職外務大臣だった為に、コンゴ政府側が免責を主張。
国際司法裁判所は拘束できないとの結論を下したが、ジェノサイドを煽った事実は決して消えない。

【中共の資源争奪を許すな】

中共が独裁者を歓待することを非難するのはムダだ。何しろ、中共こそ人類史上最大規模の独裁組織である。

独裁者同士が仲良く手を結ぶのは当然だ。

しかし、良識ある者は中共の支援が独裁を強化すると批判している。

先頃、世界銀行のウルフォウィッツ総裁は、中共のアフリカ向け支援が人権状況を悪化させていると強く非難した。

その通りだ。

しかし、我が国としては、この鬼畜サミットが中共の資源外交の一環であることを強く認識しなければならない。

表沙汰になっているだけでも、中共がアフリカで建設したプロジェクトは49カ国計720件。

26カ国に低金利の優遇借款を行い、返済を免除した借款額は109億元(約1635億円)に上る。

これは、アフリカ諸国からの輸入原油が計3840万トンに達するなど、ここ数年で5倍に膨れ上がっていることの裏返しでもある。

更に、石油だけではなく鉱物資源も虎視眈々と狙っている。

アンゴラにはダイヤモンドが眠り、広大なスーダンにはクローム鉱など豊富な鉱物が眠っている。

コンゴ民主共和国は軍需産業に欠かせないレアメタルの数少ない産出国だ。

中共は明確にそれらの独占を意図している。

日本を含め、欧米の先進国は人権状況に問題のある独裁国家との取引をストップさせ、経済制裁に近い対応をとっている。

その隙をついて、中共が巧みに潜り込んでいるのだ。

米のヘリテージ財団などは「中国はアフリカの天然資源をかすめ取ろうとしている」「中国の発展はアフリカにとって脅威だ」と警告している。

資源パラノイアの中共が商売のために独裁者を支援し、アフリカの貧困を増長させ、経済植民地を着々と築いていている現状を、国際社会は絶対に許してはならない。

そして中共によるアフリカの囲い込みは、もうひとつの深刻な問題を招くだろう。

【国連票の獲得が日台を窮地に立たす】

アフリカ諸国を味方につけた中共は、わが国が再び常任理事国を目指す時、必ず各国が持つ1票を利用するだろう。この際、債務の減免は極めて有効に作用する。

小泉前首相が5月に、アフリカを歴訪したのは国連での日本支持を直接取り付ける為だった。
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そうした外交努力もムダになる可能性が高い。

今回の鬼畜サミットで中共は「南南協力」(=途上国同士の協力)を謳いながら、宗主国のような振る舞いを取っているようである。

柵封体制をアフリカにまで及ぼそうとする野心が透けて見える。

実に危険な兆候だ。

そして同時に、中共はアフリカ諸国に対して、台湾との外交関係、経済交流をストップさせようと働きかけている。
日台を同時に封じ込める作戦だろう。

欧州の旧宗主国が、人権状況などから援助再開に踏み切れないのを知りつつ、マネーパワーで独裁国に擦り寄り、確固たる地位を築こうとしているのだ。

何としても止める必要がある。

【中共を地球から追放せよ】

今回の北京鬼畜サミットの直前、10月30日には広西チワン族自治区でアセアン10ヵ国の首脳が集まり、中共ASEANアセアン首脳会議が開かれたばかりだった。
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この会議にはアセアンの全首脳が駆けつけ、FTAなど経済協力のみならず、軍事交流まで活発に話し合われた。

そのことに強い衝撃をうけた矢先、このアフリカ諸国との会議が大々的に開かれたのだ。

日本のメディアは殆ど報じていないが、わずか1週間という短い期間に世界60ヵ国の首脳が「中共詣で」をした事実に危機感を覚えている。

この世界はなんと絶望に満ちているのだろう…

悪が支配して行く過程を眺めているようだ。

人権蹂躙、環境汚染、非民主、軍事独裁。

最悪の国家が21世紀のリーダーになろうとしてる。

中共は我が国の敵国であるだけではなく、世界の敵であり、地球を破壊しかねない勢力だ。

この惑星の悪性腫瘍と言っていいだろう。

アジアの恥・中共を打倒することに絶対の正義がある。

その一翼を担うことが、今を生きる日本人の使命ではないか。

                                        〆
*******************

【side story】
また冗漫で厭世観漂う内容になってしまった。

拙ブログでアフリカをテーマにすることは殆どないと考え、一部の独裁者に関して過剰な説明を施した。

アフリカの中央部、南部には未だに悲惨な人権状況の国が多く残っているのが現実だ。
ハッキリ言えば、EUはアフリカを見捨てている。ごく少数のボランティアが活動しているに過ぎない。

前のエントリで『毎日新聞』を口汚く非難したが、かつて沼沢均という立派な記者がいた。
彼の著書のタイトルは『神よ、アフリカに祝福を』だった。
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いい言葉だ。

このフレーズは、有名な賛美歌の題名で南アなど3国の国歌になっている。

その事実を教えてくれた沼沢記者は、94年、ルワンダに向かう途中、小型飛行機が墜落して亡くなった。フジテレビの入江記者も一緒だった。

貧しいアフリカの途上国に対する中共の汚い政治手法を見て、つくづく感じた。

「神よ、アフリカに祝福を!」

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毎日新聞社宛 質問書2
中共は世界第3位の援助国 「心の痛みを知らない」処刑国家でもある 「北京サミット」が今日(11月4日)開幕したそうだ。アフリカ48ヶ国(全53ヶ国)が参加し、中共との関係強化を話し合う「中国アフリカ協力フォーラム」と題され ...続きを見る
博士の独り言
2006/11/04 18:38
「戦慄の北京鬼畜サミット…独裁者の祭典が始まった」について
「戦慄の北京鬼畜サミット…独裁者の祭典が始まった」について ここまでひどいとは、恐れ入りました。 我が国からのODAをアフリカに回し 資源獲得に動いているのですね。 ん...ここまでされて中国に媚びる我が国の 政治家は、国賊以外のなにものでも ありません。 外務省を増員し、日本の外交力を強める時だと 思います。 中共に世界を食い尽くされてはたまりません。 ...続きを見る
イプサム
2006/11/04 22:35
山崎拓さんの訪朝報告
山崎拓さんの、訪朝の報告がありましたので、全文掲載。また今回の訪朝にかんして、「米国ヘリテージ財団ってなあに?」ってエントリーも。 ...続きを見る
現役雑誌記者による、ブログ日記!
2007/01/19 19:38
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ブラック=アフリカの民生については、曾野綾子が『新潮45』に書いてゐますが、(中共拔きでも十分に)絶望的な印象を持つてゐます。
エイズもアフリカの風土病だつたと聞いてますが、今後30年間にエイズで人口の激減が豫想されるし、手の施し樣がないような…。
多馬
2006/11/04 12:17
>多馬さま
AU停戦監視団の組織化を手伝った後、EUは丸投げ態勢で放置している印象です。50年前まで植民地化して文化も何も破壊したのに無責任。それでも黙って耐えています。まあ、因縁を付け続ける中韓の方がおかしいのですが…
アネモネ
2006/11/04 16:21

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